前場コメント No.19 イチネン、丸和運輸機関、ＳＢＩ、コーエーテクモ、山陽特殊製鋼など
★10:58 ＣＥＨＤ－急騰 上期営業益38％増 医療システムの販売が順調
ＣＥホールディングス<4320.T>が急騰。同社は8日に、19.9期上期（10-3月）の連結営業利益は4.7億円（前年同期比37.8％増）だったと発表した。通期の会社計画5.8億円に対する進ちょくは80.5％となっている。
主力製品である電子カルテシステム「MI･RA･Is/AZ（ミライズ・エーズィー）」を含む医療システムの販売が順調に推移し、大型案件もあったことから、前年同期比で売上高が増加したことが寄与した。
ＣＥホールディングス<4320.T>が急騰。同社は8日に、19.9期上期（10-3月）の連結営業利益は4.7億円（前年同期比37.8％増）だったと発表した。通期の会社計画5.8億円に対する進ちょくは80.5％となっている。
主力製品である電子カルテシステム「MI･RA･Is/AZ（ミライズ・エーズィー）」を含む医療システムの販売が順調に推移し、大型案件もあったことから、前年同期比で売上高が増加したことが寄与した。
★10:59 イチネン－野村が目標株価引き下げ 成長の見方は変わらず
イチネンホールディングス<9619.T>が小安い。野村証券では、成長の見方は変わらずとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2100円→1930円と引き下げた。
前19.3期は堅調な着地。売上高は野村予想をやや上回ったが、営業利益は63億円（前の期比6％増）と野村予想の64億円と同水準となった。今20.3期会社計画は営業利益で前期比1.2％増と鈍化するが、新基幹システム稼働開始による償却費計上が影響すると見られる。一方で、売上高は同7.1％増と、連結子会社追加で高成長となった前19.3期に近い水準であると指摘。
イチネンホールディングス<9619.T>が小安い。野村証券では、成長の見方は変わらずとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2100円→1930円と引き下げた。
前19.3期は堅調な着地。売上高は野村予想をやや上回ったが、営業利益は63億円（前の期比6％増）と野村予想の64億円と同水準となった。今20.3期会社計画は営業利益で前期比1.2％増と鈍化するが、新基幹システム稼働開始による償却費計上が影響すると見られる。一方で、売上高は同7.1％増と、連結子会社追加で高成長となった前19.3期に近い水準であると指摘。
★11:02 丸和運輸－急反発 今期23％営業増益を計画 市場コンセンサス上回る
丸和運輸機関<9090.T>が急反発。同社は8日、20.3期通期の連結営業利益予が71.7億円（前期比23.3％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは65.8億円。
人件費を含む輸送コストの上昇および稼働車両不足への対応については、輸送パートナー企業との連携強化に努める。
19.3期通期の営業利益は58.1億円（前の期比29.0％増）だった。新規物流センターの稼働のほか、既存取引先の深耕による取引拡大が寄与した。人件費の高騰などのコスト上昇要因を増収効果で吸収し、増益となった。
丸和運輸機関<9090.T>が急反発。同社は8日、20.3期通期の連結営業利益予が71.7億円（前期比23.3％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは65.8億円。
人件費を含む輸送コストの上昇および稼働車両不足への対応については、輸送パートナー企業との連携強化に努める。
19.3期通期の営業利益は58.1億円（前の期比29.0％増）だった。新規物流センターの稼働のほか、既存取引先の深耕による取引拡大が寄与した。人件費の高騰などのコスト上昇要因を増収効果で吸収し、増益となった。
★11:03 ＳＢＩ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 不確定要因が減りつつあることが明らかに
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、決算では将来の不確定要因が減りつつあることが明らかになったとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3300円→3500円と引き上げた。
バイオ関連事業において、4Qの3カ月で72億円の減損を計上したが、クォークと窪田製薬（4596）に関する不確定要因は低下。クォークについては、主要パイプラインの実用化の方向性や、パイプラインの売却の可能性が見えてきている。窪田製薬は3月末株価水準まで減損した上で、4月に大半を売却。売却では損は計上したが、他の事業で相殺できる規模であるほか、今後の売却損も限定的と推察。
仮想通貨関連事業の赤字縮小のメドが立ってきた。中核のＳＢＩ証券は相対的に利益は好調で住信ＳＢＩネット銀行とＳＢＩ貯蓄銀行も安定的に成長していると指摘。
ＳＢＩホールディングス<8473.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、決算では将来の不確定要因が減りつつあることが明らかになったとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3300円→3500円と引き上げた。
バイオ関連事業において、4Qの3カ月で72億円の減損を計上したが、クォークと窪田製薬（4596）に関する不確定要因は低下。クォークについては、主要パイプラインの実用化の方向性や、パイプラインの売却の可能性が見えてきている。窪田製薬は3月末株価水準まで減損した上で、4月に大半を売却。売却では損は計上したが、他の事業で相殺できる規模であるほか、今後の売却損も限定的と推察。
仮想通貨関連事業の赤字縮小のメドが立ってきた。中核のＳＢＩ証券は相対的に利益は好調で住信ＳＢＩネット銀行とＳＢＩ貯蓄銀行も安定的に成長していると指摘。
★11:03 コーエーテクモ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 安定営業利益成長シナリオを想定
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、安定営業利益成長シナリオを想定。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1800円→1820円と引き上げた。
今後1ケタの営業利益平均成長率予想（20.3期～24.3期、5.5％）と、安定営業利益成長シナリオを想定。現状ほぼ妥当な株価水準と考え「Neutral」を継続。なお「懸念材料の運用収益依存度が低下、先行き不透明な金融市況の影響を受けやすい従来の収益構造から脱却できる傾向」という見方は変わらないとした。
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、安定営業利益成長シナリオを想定。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1800円→1820円と引き上げた。
今後1ケタの営業利益平均成長率予想（20.3期～24.3期、5.5％）と、安定営業利益成長シナリオを想定。現状ほぼ妥当な株価水準と考え「Neutral」を継続。なお「懸念材料の運用収益依存度が低下、先行き不透明な金融市況の影響を受けやすい従来の収益構造から脱却できる傾向」という見方は変わらないとした。
★11:06 山陽特殊製鋼－野村が目標株価引き下げ 日本・欧州とも需要減少局面に入り
山陽特殊製鋼<5481.T>が大幅に8日続落。野村証券では、日本、欧州とも需要減少局面に入りで、当面は厳しい業況と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2060円と引き下げた。
前19.3期決算では、野村の予想以上に厳しい会社の今20.3期見通しが示されたとした。野村では今20.3期ののれん償却前ベースの修正EPS予想を228.5円から170.7円に約25％下方修正し、目標株価も引き下げ。日本、欧州とも需要が減速する局面であり、コスト増もあるため、今20.3期の修正EPSは前期比で31％減益と目先は厳しい状況が予想され、株価の上昇も難しいと考えるとした。
山陽特殊製鋼<5481.T>が大幅に8日続落。野村証券では、日本、欧州とも需要減少局面に入りで、当面は厳しい業況と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2060円と引き下げた。
前19.3期決算では、野村の予想以上に厳しい会社の今20.3期見通しが示されたとした。野村では今20.3期ののれん償却前ベースの修正EPS予想を228.5円から170.7円に約25％下方修正し、目標株価も引き下げ。日本、欧州とも需要が減速する局面であり、コスト増もあるため、今20.3期の修正EPSは前期比で31％減益と目先は厳しい状況が予想され、株価の上昇も難しいと考えるとした。
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