前場コメント No.3 東海カーボン、キヤノン、日本リビング保証、山田コンサル、ソフトバンクなど
★9:02 東海カーボン-売り気配 今期営業利益予想を下方修正 黒鉛電極の需給緩む
東海カーボン<5301.T>が売り気配。同社は9日、19.12期通期の営業利益予想を従来の987億円から754億円(前期比31.4%増)に引き下げると発表した。
ひっ迫していた黒鉛電極の需給が当初予想より早期に落ち着きを取り戻し、販売数量が減少する見込み。
また、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が212億円(前年同期比68.3%増)だったと発表した。
東海カーボン<5301.T>が売り気配。同社は9日、19.12期通期の営業利益予想を従来の987億円から754億円(前期比31.4%増)に引き下げると発表した。
ひっ迫していた黒鉛電極の需給が当初予想より早期に落ち着きを取り戻し、販売数量が減少する見込み。
また、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が212億円(前年同期比68.3%増)だったと発表した。
★9:03 キヤノン-4日ぶり反発 上限1750万株・500億円の自己株取得へ 割合は1.6%
キヤノン<7751.T>が4日ぶり反発。同社は9日に、上限1750万株・500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えるため。取得期間は5月10日~7月31日。なお、上限1750万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.6%となる。
キヤノン<7751.T>が4日ぶり反発。同社は9日に、上限1750万株・500億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えるため。取得期間は5月10日~7月31日。なお、上限1750万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.6%となる。
★9:03 日本リビング保証-買い気配 TIWが新規「1」 キャッシュフローに注目すれば極めて割安
日本リビング保証<7320.T>が買い気配。投資情報会社のTIWでは、株価はキャッシュフローに注目すれば極めて割安と判断。投資評価「1(Buy)」、目標株価1800円として、カバレッジを開始した。
住宅設備の延長・長期保証サービスを提供。事業の安定性・持続性が確認されてゆく過程では、割引率(資本コスト)の低下から、さらに上の水準が見込める。
同社の「保証サービス」は契約銀額が売上高が期間案分されるため、売上高・利益の計上が先送りされる構造にあり、獲得契約および契約残高が損益計算書に反映されていない。新規獲得契約金額は順調に拡大しており、実態的な業績は順調と指摘した。
日本リビング保証<7320.T>が買い気配。投資情報会社のTIWでは、株価はキャッシュフローに注目すれば極めて割安と判断。投資評価「1(Buy)」、目標株価1800円として、カバレッジを開始した。
住宅設備の延長・長期保証サービスを提供。事業の安定性・持続性が確認されてゆく過程では、割引率(資本コスト)の低下から、さらに上の水準が見込める。
同社の「保証サービス」は契約銀額が売上高が期間案分されるため、売上高・利益の計上が先送りされる構造にあり、獲得契約および契約残高が損益計算書に反映されていない。新規獲得契約金額は順調に拡大しており、実態的な業績は順調と指摘した。
★9:03 山田コンサルティングG-大和が「3」へ引き下げ 大型M&Aに注力も案件は長期化気味
山田コンサルティンググループ<4792.T>が4日ぶり反落。大和証券では、大型M&A(合併・買収)に注力も案件は長期化気味とみて、投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」と引き下げた。目標株価は2400円を継続。
前19.3期営業利益は23億円(前の期比▲20.8%)と大幅な減益で、3月末に下方修正した会社計画とほぼ同水準。今20.3期会社計画の営業利益は30億円(前期比+29.7%)と主力の経営コンサルティングで大型M&A案件によるけん引を織り込んだものとなっている。ブレイクした案件はほぼなく、継続案件が積み上がっていることに加えて、自社の営業網を活用した新規案件の獲得を目指しているもよう。会社側は引き合いや受注は順調としている。ただし、クロージングまでが長期化しており、前19.3期と同様に収益化のタイミングは引き続き不透明な状況との印象とした。
山田コンサルティンググループ<4792.T>が4日ぶり反落。大和証券では、大型M&A(合併・買収)に注力も案件は長期化気味とみて、投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」と引き下げた。目標株価は2400円を継続。
前19.3期営業利益は23億円(前の期比▲20.8%)と大幅な減益で、3月末に下方修正した会社計画とほぼ同水準。今20.3期会社計画の営業利益は30億円(前期比+29.7%)と主力の経営コンサルティングで大型M&A案件によるけん引を織り込んだものとなっている。ブレイクした案件はほぼなく、継続案件が積み上がっていることに加えて、自社の営業網を活用した新規案件の獲得を目指しているもよう。会社側は引き合いや受注は順調としている。ただし、クロージングまでが長期化しており、前19.3期と同様に収益化のタイミングは引き続き不透明な状況との印象とした。
★9:04 ソフトバンク-JPモルガンが「OW」へ引き上げ ヤフー連結化を織り込む
ソフトバンク<9434.T>が小高い。JPモルガン証券では、ヤフー連結化に伴う通信におけるディフェンシブ性強化やシナジー期待を織り込むとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を1350円→1850円と引き上げた。
同社は前19.3期決算およびヤフー(4689)の連結子会社化を発表。業績予想は取材を経て見直しを検討するとしたが、現行のJPM予想で同社とヤフーの単純合算EPS 101.8円に業績予想アップサイドなどバリュエーションプレミアムを付与し、目標株価を1850円に引き上げ。株価アップサイドが40%超となることから、投資判断も「Overweight」に格上げ。
これまでもヤフーとは強い協力関係にあったが、今後、部材共同購買やデータ共有・活用も促進されることで、より目立った成果につながる見通し。また、両社のみならず、強化する他のデジタルプラットフォームにも恩恵が波及する見込み。中期的にはMonet、WeWork、OYOなどにも、ビックデータ活用やAI浸透の効果に伴って相乗効果が増すとの見方を示した。
ソフトバンク<9434.T>が小高い。JPモルガン証券では、ヤフー連結化に伴う通信におけるディフェンシブ性強化やシナジー期待を織り込むとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を1350円→1850円と引き上げた。
同社は前19.3期決算およびヤフー(4689)の連結子会社化を発表。業績予想は取材を経て見直しを検討するとしたが、現行のJPM予想で同社とヤフーの単純合算EPS 101.8円に業績予想アップサイドなどバリュエーションプレミアムを付与し、目標株価を1850円に引き上げ。株価アップサイドが40%超となることから、投資判断も「Overweight」に格上げ。
これまでもヤフーとは強い協力関係にあったが、今後、部材共同購買やデータ共有・活用も促進されることで、より目立った成果につながる見通し。また、両社のみならず、強化する他のデジタルプラットフォームにも恩恵が波及する見込み。中期的にはMonet、WeWork、OYOなどにも、ビックデータ活用やAI浸透の効果に伴って相乗効果が増すとの見方を示した。
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