前場コメント No.2 スズキ、三菱自動車、ＮＴＴ、ＳＲＳ、住友電気工業など
★9:01 スズキ－買い気配 今期営業益2％増見込む 前期は13％減益着地
スズキ<7269.T>が買い気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業利益予想は3300億円（前期比1.7％増）と発表した。市場コンセンサスは3606億円。
インドを中心に四輪車の販売増加を見込むが、一方で為替円高、研究開発費の増加などを見込むことから、営業利益は前年並みを見込んでいる。前提為替レートは、1米ドル110円、1ユーロ125円、1インドルピー1.58円などとなっている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は3244億円（前の期比13.3％減）だった。インドルピーをはじめとする新興国通貨安や諸経費などの増加が響いた。
スズキ<7269.T>が買い気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業利益予想は3300億円（前期比1.7％増）と発表した。市場コンセンサスは3606億円。
インドを中心に四輪車の販売増加を見込むが、一方で為替円高、研究開発費の増加などを見込むことから、営業利益は前年並みを見込んでいる。前提為替レートは、1米ドル110円、1ユーロ125円、1インドルピー1.58円などとなっている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は3244億円（前の期比13.3％減）だった。インドルピーをはじめとする新興国通貨安や諸経費などの増加が響いた。
★9:02 三菱自動車－大和が「3」へ引き下げ 収益環境は想定以上に厳しい
三菱自動車<7211.T>が6日続落。大和証券では、収益環境は想定以上に厳しいと判断。投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を790円→580円と引き下げた。
前19.3期営業利益は1118億円（前の期比+14％）。会社計画（1100億円）は確保したが、4Qでは前年同期比-20％と失速。
税率想定を含めて会社計画は保守的と考えるとしたが、減益計画はネガティブ。大和想定比では構造的なコスト要因が差異のため、中期的な利益期待値も低下してしまったとコメント。当面は、次期中計（21.3期～）の発表待ちと想定。事業領域の選択と集中を一段と進めることで、利益体質強化を図っていく方針となりそうとした。
三菱自動車<7211.T>が6日続落。大和証券では、収益環境は想定以上に厳しいと判断。投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」、目標株価を790円→580円と引き下げた。
前19.3期営業利益は1118億円（前の期比+14％）。会社計画（1100億円）は確保したが、4Qでは前年同期比-20％と失速。
税率想定を含めて会社計画は保守的と考えるとしたが、減益計画はネガティブ。大和想定比では構造的なコスト要因が差異のため、中期的な利益期待値も低下してしまったとコメント。当面は、次期中計（21.3期～）の発表待ちと想定。事業領域の選択と集中を一段と進めることで、利益体質強化を図っていく方針となりそうとした。
★9:02 ＮＴＴ－3日ぶり反落 今期最終益横ばい見込む 前期は5％減で着地
ＮＴＴ<9432.T>が3日ぶり反落。同社は10日、20.3期通期の連結純利益予想（IFRS）が8550億円（前期比0.1％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは8454億円。
移動通信事業の大幅減収を見込んでいることが主な減益要因となるものの、その他事業の増収でカバーし、前期比並みを維持する見通し。
19.3期通期の連結純利益は8546億円（前の期比4.8％減）だった。固定電話の収入減少を光回線やシステム構築関連の収益増加でカバーし、営業利益では増益となったが、前期に計上した仲裁裁定金収入1476億円が剥落したことなどが影響した。
期末配当予想は95円（前の期は75円）。年間配当は180円（前の期は150円）となる。
ＮＴＴ<9432.T>が3日ぶり反落。同社は10日、20.3期通期の連結純利益予想（IFRS）が8550億円（前期比0.1％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは8454億円。
移動通信事業の大幅減収を見込んでいることが主な減益要因となるものの、その他事業の増収でカバーし、前期比並みを維持する見通し。
19.3期通期の連結純利益は8546億円（前の期比4.8％減）だった。固定電話の収入減少を光回線やシステム構築関連の収益増加でカバーし、営業利益では増益となったが、前期に計上した仲裁裁定金収入1476億円が剥落したことなどが影響した。
期末配当予想は95円（前の期は75円）。年間配当は180円（前の期は150円）となる。
★9:02 ＮＴＴ－3日ぶり反落 5300万株・2500億円の自己株取得枠設定 割合は2.76％
ＮＴＴ<9432.T>が3日ぶり反落。同社は10日、5300万株・2500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月13日～7月31日。なお、上限5300万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.76％となる。
ＮＴＴ<9432.T>が3日ぶり反落。同社は10日、5300万株・2500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月13日～7月31日。なお、上限5300万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.76％となる。
★9:02 ＳＲＳ－小動き Ｈ２Ｏリテイリングが3％の株式を取得へ 資本・業務提携に基本合意
ＳＲＳホールディングス<8163.T>が小動き。同社は5月10日大引け後に、エイチ・ツー・オーリテイリング<8242.T>と資本・業務提携に関する基本合意書を締結すると発表した。
西日本でのプレゼンスを高めることを目的に、アライアンスの組めるビジネスパートナーとの協働を模索していたが、関西エリアで圧倒的なマーケットシェア拡大を目指すＨ２Ｏグループと資本関係を含めた「戦略的なビジネスパートナー」としての関係を構築することで企業価値の最大化につなげられると判断したとしている。Ｈ２ＯリテイルがＳＲＳの発行済み株式総数の約3％を保有することで、今後協議していくとした。
ＳＲＳホールディングス<8163.T>が小動き。同社は5月10日大引け後に、エイチ・ツー・オーリテイリング<8242.T>と資本・業務提携に関する基本合意書を締結すると発表した。
西日本でのプレゼンスを高めることを目的に、アライアンスの組めるビジネスパートナーとの協働を模索していたが、関西エリアで圧倒的なマーケットシェア拡大を目指すＨ２Ｏグループと資本関係を含めた「戦略的なビジネスパートナー」としての関係を構築することで企業価値の最大化につなげられると判断したとしている。Ｈ２ＯリテイルがＳＲＳの発行済み株式総数の約3％を保有することで、今後協議していくとした。
★9:02 住友電気工業－売り気配 今期営業益は前期並み見込むも市場コンセンサス下回る
住友電気工業<5802.T>が売り気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業利益予想は1670億円（前期比0.4％増）と発表した。自動車関連事業や情報通信関連事業、産業素材関連事業他は増収を見込んでいる。一方で、エレクトロニクス関連事業や環境エネルギー関連事業については減収見込みとしている。なお、市場コンセンサスは1746億円。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は1663億円（前の期比4.0％減）だった。グローバルでのコスト低減を推進したものの、将来に向けた研究開発費の増加に加えて、自動車事業における価格低下や米中間追加関税などのコスト上昇が響いた。
住友電気工業<5802.T>が売り気配。同社は10日に、20.3期通期の連結営業利益予想は1670億円（前期比0.4％増）と発表した。自動車関連事業や情報通信関連事業、産業素材関連事業他は増収を見込んでいる。一方で、エレクトロニクス関連事業や環境エネルギー関連事業については減収見込みとしている。なお、市場コンセンサスは1746億円。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は1663億円（前の期比4.0％減）だった。グローバルでのコスト低減を推進したものの、将来に向けた研究開発費の増加に加えて、自動車事業における価格低下や米中間追加関税などのコスト上昇が響いた。
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