デンカ-プラス転換 今期営業益11%増見込む 自社株買いも発表
デンカ<4061.T>がプラス転換。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は380億円(前期比11.0%増)と発表した。市場コンセンサスは396億円。
研究費などの先行投資や固定費負担が増加するが、スチレンモノマーの非定修年であることや、引き続き車両電動化用途を中心とした電子・先端プロダクツ製品の販売数量の伸長が期待できることにより、増益を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は342億円(前の期比1.7%増)だった。スチレンモノマーの定期修繕や、ヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資による費用負担が増加したが、販売数量の増加や交易条件の改善が寄与した。
併せて、上限80万株・21億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月14日~2020年5月13日。なお、上限を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.92%となる。
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