前場コメント No.21 SUBARU、雪印メグミルク、ALSOK、丸全昭和運輸、日本新薬など
★11:06 デンカ-プラス転換 今期営業益11%増見込む 自社株買いも発表
デンカ<4061.T>がプラス転換。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は380億円(前期比11.0%増)と発表した。市場コンセンサスは396億円。
研究費などの先行投資や固定費負担が増加するが、スチレンモノマーの非定修年であることや、引き続き車両電動化用途を中心とした電子・先端プロダクツ製品の販売数量の伸長が期待できることにより、増益を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は342億円(前の期比1.7%増)だった。スチレンモノマーの定期修繕や、ヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資による費用負担が増加したが、販売数量の増加や交易条件の改善が寄与した。
併せて、上限80万株・21億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月14日~2020年5月13日。なお、上限を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.92%となる。
デンカ<4061.T>がプラス転換。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は380億円(前期比11.0%増)と発表した。市場コンセンサスは396億円。
研究費などの先行投資や固定費負担が増加するが、スチレンモノマーの非定修年であることや、引き続き車両電動化用途を中心とした電子・先端プロダクツ製品の販売数量の伸長が期待できることにより、増益を見込んでいる。
19.3期通期の連結営業利益は342億円(前の期比1.7%増)だった。スチレンモノマーの定期修繕や、ヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資による費用負担が増加したが、販売数量の増加や交易条件の改善が寄与した。
併せて、上限80万株・21億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月14日~2020年5月13日。なお、上限を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.92%となる。
★11:08 SUBARU-野村が目標株価引き下げ 国内で減産が緩和する下期からV字回復へ
SUBARU<7270.T>が6日ぶり反発。野村証券では、国内で減産が緩和する下期からV字回復とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3100円→3000円と引き下げた。
完成検査問題やバルブスプリングなどの大規模リコール、電動パワステ不具合による国内生産停止といった逆風が相次ぎ、前19.3期は業績が大きく悪化したが、北米でのブランド力や消費者の好みを的確に反映した高い商品力といった強みに変化はなし。国内生産が正常化する来21.3期には、業界トップの9%超の営業利益率への回復を見込むとした。目標株価は完成車株の低バリュエーションを考慮し、来21.3期予想EPS 333.6円にRN Large Capの平均13倍を下回る9倍を適用して算出。
SUBARU<7270.T>が6日ぶり反発。野村証券では、国内で減産が緩和する下期からV字回復とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3100円→3000円と引き下げた。
完成検査問題やバルブスプリングなどの大規模リコール、電動パワステ不具合による国内生産停止といった逆風が相次ぎ、前19.3期は業績が大きく悪化したが、北米でのブランド力や消費者の好みを的確に反映した高い商品力といった強みに変化はなし。国内生産が正常化する来21.3期には、業界トップの9%超の営業利益率への回復を見込むとした。目標株価は完成車株の低バリュエーションを考慮し、来21.3期予想EPS 333.6円にRN Large Capの平均13倍を下回る9倍を適用して算出。
★11:11 雪印メグミルク-下げ幅拡大 今期5%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
雪印メグミルク<2270.T>が下げ幅拡大。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想が180億円(前期比4.5%増)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは195億円となっている。
原料乳価格の引き上げを含む原材料コスト、オペレーションコスト、固定経費等の増加に対応するため、家庭用市乳商品の価格改定を実施するとしており、乳製品セグメントで4%の増収を見込む。
19.3期通期の連結営業利益は172億円(前の期比11.0%減)だった。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震が影響した。
雪印メグミルク<2270.T>が下げ幅拡大。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想が180億円(前期比4.5%増)になりそうだと発表した。市場コンセンサスは195億円となっている。
原料乳価格の引き上げを含む原材料コスト、オペレーションコスト、固定経費等の増加に対応するため、家庭用市乳商品の価格改定を実施するとしており、乳製品セグメントで4%の増収を見込む。
19.3期通期の連結営業利益は172億円(前の期比11.0%減)だった。2018年9月に発生した北海道胆振東部地震が影響した。
★11:13 ALSOK-野村が目標株価引き下げ イベント特需獲得や新警備モデル浸透に期待
ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>が大幅続伸。野村証券では、イベント特需獲得、新警備モデル浸透に期待。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5700円→5600円と引き下げた。
前19.3期営業利益は会社予想に未達だが、機械警備の契約収入の安定成長は好印象。野村予想を下方修正するものの、今20.3期からはラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックへ向けた特需発現、継続収入獲得が見込まれるため、中期的な業容拡大を見込むとした。なお、実証実験が進む5Gやロボットを活用した生産性の高い新警備モデルの開発は、今後の業績アップサイドポテンシャルとして、野村では動向に注目しているとした。
ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>が大幅続伸。野村証券では、イベント特需獲得、新警備モデル浸透に期待。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5700円→5600円と引き下げた。
前19.3期営業利益は会社予想に未達だが、機械警備の契約収入の安定成長は好印象。野村予想を下方修正するものの、今20.3期からはラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックへ向けた特需発現、継続収入獲得が見込まれるため、中期的な業容拡大を見込むとした。なお、実証実験が進む5Gやロボットを活用した生産性の高い新警備モデルの開発は、今後の業績アップサイドポテンシャルとして、野村では動向に注目しているとした。
★11:16 丸全昭和運輸-急騰 今期営業益12%増見込む 前期は23%増益着地
丸全昭和運輸<9068.T>が急騰。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は84.0億円(前期比12.0%増)と発表した。市場コンセンサスは79.0億円。
同社は2019年度を初年度とする3カ年にわたる第7次中期経営計画を策定。この計画では、多様な人材のニーズに応える人事制度、組織づくりを進めることや作業現場の機械化、事務作業のシステム化、輸送の自社化を進めること、3PL事業を発展させ「課題解決型ビジネス」を強化することなどに取り組むとしている。
また、19.3期通期の連結営業利益は75.0億円(前の期比23.2%増)だった。鉄鋼や化学品など既存荷主の業績好調に加え、モーター関連製品や住宅資材の3PL業務の拡大、建設機械や日用雑貨、車両部品などの取り扱いの増加により、増収となったことが寄与した。
併せて、19.3期の期末配当予想を30円→35円にすることも発表した。
丸全昭和運輸<9068.T>が急騰。同社は13日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は84.0億円(前期比12.0%増)と発表した。市場コンセンサスは79.0億円。
同社は2019年度を初年度とする3カ年にわたる第7次中期経営計画を策定。この計画では、多様な人材のニーズに応える人事制度、組織づくりを進めることや作業現場の機械化、事務作業のシステム化、輸送の自社化を進めること、3PL事業を発展させ「課題解決型ビジネス」を強化することなどに取り組むとしている。
また、19.3期通期の連結営業利益は75.0億円(前の期比23.2%増)だった。鉄鋼や化学品など既存荷主の業績好調に加え、モーター関連製品や住宅資材の3PL業務の拡大、建設機械や日用雑貨、車両部品などの取り扱いの増加により、増収となったことが寄与した。
併せて、19.3期の期末配当予想を30円→35円にすることも発表した。
★11:17 日本新薬-3日続伸 日本イーライリリーと製造販売承認の承継に関する契約を締結
日本新薬<4516.T>が3日続伸。同社は5月10日大引け後に、日本イーライリリー(神戸市)およびイーライリリー・アンド・カンパニー(米国インディアナ州)と、日本におけるタダラフィル製剤の製造販売承認の承継に関する契約を締結したと発表した。契約に基づき、2020年の第1四半期をメドに、日新薬が日本におけるタダラフィル製剤の製造販売元になるとした。
日本新薬<4516.T>が3日続伸。同社は5月10日大引け後に、日本イーライリリー(神戸市)およびイーライリリー・アンド・カンパニー(米国インディアナ州)と、日本におけるタダラフィル製剤の製造販売承認の承継に関する契約を締結したと発表した。契約に基づき、2020年の第1四半期をメドに、日新薬が日本におけるタダラフィル製剤の製造販売元になるとした。
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