太陽誘電-買い気配 今期営業益8%増見込む 前期は74%増益着地
太陽誘電<6976.T>が買い気配。同社は13日に、20.3期通期の連結営業利益予想は380億円(前期比7.8%増)と発表した。市場コンセンサスは371億円。
注力すべき市場と位置付けている自動車、基地局通信装置・データセンタなどの情報インフラにおいて電子化・電装化や高性能化が進展し、大型・高信頼の電子部品の需要が拡大していくと見込んでいる。また、スマホなど通信機器の高機能・高性能化が続き、高い技術力を必要とする最先端商品が増加するとしている。
19.3期通期の連結営業利益は352億円(前の期比74.3%増)だった。自動車向けや情報インフラ向けでは、大型・高耐圧・高信頼の部品需要が増加した。また、スマホなどの通信機器向けでは、機器の高機能・高性能化が続き最先端商品の需要が増加した。その結果、コンデンサの売り上げが大幅に拡大し、大幅な増益となった。
併せて、上限250万株・40億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月27日~2020年3月31日。なお、上限を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.0%となる。
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