前場コメント No.14 ミライアル、スズキ、栗田工業、UTグループ、ブリヂストンなど

2019/05/14(火) 11:31
★9:50  ミライアル-続落 上海に全額出資子会社を設立 事業開始は7月1日を予定
 ミライアル<4238.T>が続落。同社は5月13日大引け後に、半導体関連製品などの営業活動を行うため、中国・上海に全額出資子会社を設立したと発表した。事業開始は7月1日を予定。

★9:54  弁護士ドットコム-急騰 今期2%営業増益見込み 前期は1%増で着地
 弁護士ドットコム<6027.T>が急騰。同社は13日、20.3期通期の連結営業利益予想を5.2億円(前期比1.9%増)とすると発表した。市場予想は6.2億円。
 事業拡大に伴い人件費の増加を想定するも増収効果で吸収し、増益基調が続くもよう。
 19.3期通期の営業利益は5.1億円(前の期比1.4%増)だった。「弁護士ドットコムニュース」の記事配信による認知度向上に努めたことで、サイト訪問者数が前の期比32.6%増と大きく伸びた。

★9:55  ワットマン-反落 タイに子会社設立 自社商品販売や商品買取販売で
 ワットマン<9927.T>が4日ぶり反落。同社は5月13日大引け後に、タイに子会社「WATT MANN(THAILAND) 」を設立すると発表した。自社商品のタイでの販売、タイでの商品買取販売が目的とした。

★9:58  スズキ-TIWが「2」継続 20.3期の微増益計画は妥当との見方
 スズキ<7269.T>が小高い。投資情報会社のTIWでは、今20.3期は微増益の計画で、諸費用増もアジア販売を伸ばすと注目。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 今20.3期は前19.3期比1.7%の営業増益を計画。完成車検査問題の影響から日本の四輪車販売は伸び悩む想定。インドを中心としたアジアで四輪車販売を伸ばし、円高を見込む中で売上高増加を見込むが、円高影響、成長費用増などから微増益にとどまる見通し。純利益は前期のリコール関連費用はく落から2ケタ増益を予想。TIWでは妥当な計画との見方を示した。

★10:00  栗田工業-水処理薬品製造・販売のAvista Technologiesを買収
 栗田工業<6370.T>が大幅続落。同社は5月13日大引け後に、水処理薬品の製造・販売会社であるAvista Technologies(米国カリフォルニア州)およびAvista Technologies(UK)(英国)の発行済み全株式を取得すると発表した。米国ならびにドイツの子会社を通じて取得する。RO膜(逆浸透膜)に関連するサービス強化を図る狙い。

★10:03  UTグループ-岩井コスモが目標株価引き上げ 20.3期は前期2割超の営業増益を予想
 UTグループ<2146.T>が大幅続落。岩井コスモ証券では、今20.3期は前期2割超の営業増益を予想。投資判断「A」を継続、目標株価を3500円→3800円と引き上げた。
 今20.3期の会社予想は売上高が前期比19%増の1200億円、営業利益は同24%増の100億円。米中貿易摩擦の影響により半導体・電子部品関連分野での派遣需要は踊り場が続きそうだが、半導体・電子部品関連分野を除く製造業では人手不足を背景に派遣への需要は強い状況が続いている。改正労働契約法の施行に関連して期間工から派遣人材へ切り替える需要が強い自動車関連分野では、高単価・大規模案件の獲得が期待される。自動車関連分野をけん引役として今期業績の拡大が期待できるとした。

★10:07  ブリヂストン-野村が目標株価引き下げ 利益は今後回復に向かおう
 ブリヂストン<5108.T>が6日続落。野村証券では、海外での数量増と値上げ効果で利益は今後回復に向かうとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は5100円→5000円と引き下げた。
 1Q営業利益は原材料高や新興国通貨を含めた為替影響で、前年同期比減益となった。ただし、値上げ効果や若干ではあるが数量効果も貢献するなど、実体面での改善も垣間見える内容と考えられる。決算内容に力強さはなかったが、値上げ効果の貢献は今後も進むほか、北米など海外を中心とした数量増もあり、今後業績が改善に向かうとの野村の見方は不変とした。資本効率を意識した経営、ソリューションビジネスに力を入れるなど中期成長を見すえた取り組みも評価が可能としている。


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