前場コメント No.21 ＴＯＷＡ、大紀アルミニウム、丸一鋼管、ニチハ、ユニチカなど
★11:09 エムティジェネックス－もみ合い 総合ビル管理サンビルと提携 15％の株式を取得へ
エムティジェネックス<9820.T>がもみ合い。同社は5月13日大引け後に、総合ビル管理サンビル（東京都品川区）と資本・業務提携を行うと発表した。
5月31日～8月31日にサンビルの既存株主から、発行済み株式総数の15％に相当する株式を取得する。両社が取り扱うオフィスビルの省エネ、省コスト化を図るさまざまな製品（例．節水器、LED照明）を共同販売し、これに付随する内装工事、リニューアル工事を請け負うことにより、製品販売から設置、メンテナンスまで両社が連携し、トータルにサービスを展開していくとした。
エムティジェネックス<9820.T>がもみ合い。同社は5月13日大引け後に、総合ビル管理サンビル（東京都品川区）と資本・業務提携を行うと発表した。
5月31日～8月31日にサンビルの既存株主から、発行済み株式総数の15％に相当する株式を取得する。両社が取り扱うオフィスビルの省エネ、省コスト化を図るさまざまな製品（例．節水器、LED照明）を共同販売し、これに付随する内装工事、リニューアル工事を請け負うことにより、製品販売から設置、メンテナンスまで両社が連携し、トータルにサービスを展開していくとした。
★11:09 ＴＯＷＡ－急騰 今期71％営業増益 在庫評価損なくなり収益回復へ
ＴＯＷＡ<6315.T>が急騰。同社は13日、20.3期通期の連結営業利益予想を16.0億円（前期比70.8％増）とすると発表した。市場コンセンサスは4.5億円。
半導体需要の回復を予想するほか、前期計上した在庫評価損がなくなる反動から増益を見込んでいる。
19.3期通期の営業利益は9.4億円（前の期比74.6％減）だった。下期以降メモリ価格の下落やスマートフォン需要の減速により、市場が低迷したことから、半導体製造装置事業で2けた減収となったほか、先行生産していた部品が滞留在庫となったことによる在庫評価損を計上したことが大幅減益の要因となった。
ＴＯＷＡ<6315.T>が急騰。同社は13日、20.3期通期の連結営業利益予想を16.0億円（前期比70.8％増）とすると発表した。市場コンセンサスは4.5億円。
半導体需要の回復を予想するほか、前期計上した在庫評価損がなくなる反動から増益を見込んでいる。
19.3期通期の営業利益は9.4億円（前の期比74.6％減）だった。下期以降メモリ価格の下落やスマートフォン需要の減速により、市場が低迷したことから、半導体製造装置事業で2けた減収となったほか、先行生産していた部品が滞留在庫となったことによる在庫評価損を計上したことが大幅減益の要因となった。
★11:13 大紀アルミニウム－急騰 前期営業益は計画上振れ着地 今期は前期並み見込む
大紀アルミニウム工業所<5702.T>が急騰。同社は14日11時に、20.3期の連結営業益予想を81.1億円（前期並み）と発表した。需要の拡大しているアセアン地域への展開を図るなど、時代の変化に敏速に対応できるよう社内体質の強化に努めるとしている。
併せて発表した、19.3期の連結営業利益は81.1億円（前の期比18.2％増）だった。製品と原料の価格差（スプレッド）が安定していたことと、輸入商品塊の販売数量が増加したことが寄与した。なお、通期の会社計画は71.5億円だったので着地は上振れた。
大紀アルミニウム工業所<5702.T>が急騰。同社は14日11時に、20.3期の連結営業益予想を81.1億円（前期並み）と発表した。需要の拡大しているアセアン地域への展開を図るなど、時代の変化に敏速に対応できるよう社内体質の強化に努めるとしている。
併せて発表した、19.3期の連結営業利益は81.1億円（前の期比18.2％増）だった。製品と原料の価格差（スプレッド）が安定していたことと、輸入商品塊の販売数量が増加したことが寄与した。なお、通期の会社計画は71.5億円だったので着地は上振れた。
★11:13 丸一鋼管－野村が目標株価引き下げ 下方修正だが安定収益確保
丸一鋼管<5463.T>が反発。野村証券では、業績下方修正だが安定収益確保とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3130円→2980円と引き下げた。
前19.3期営業利益は193億円となり、5月10日時点のQUICKコンセンサス200億円、野村予想の205億円を下回った。今20.3期の営業利益予想も会社計画と同水準の前期比4％増益の200億円に下方修正し、目標株価も小幅に引き下げ。株価は足元で低調であったこともあり、割高感はないと判断。高炉の主原料コストが上昇しているため、主原料である熱延コイル（HRC）価格が下落していく局面ではないが、国内では安定した鋼管スプレッド（鋼管価格－HRC価格）を確保でき、小幅な増益が続くと予想。
丸一鋼管<5463.T>が反発。野村証券では、業績下方修正だが安定収益確保とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3130円→2980円と引き下げた。
前19.3期営業利益は193億円となり、5月10日時点のQUICKコンセンサス200億円、野村予想の205億円を下回った。今20.3期の営業利益予想も会社計画と同水準の前期比4％増益の200億円に下方修正し、目標株価も小幅に引き下げ。株価は足元で低調であったこともあり、割高感はないと判断。高炉の主原料コストが上昇しているため、主原料である熱延コイル（HRC）価格が下落していく局面ではないが、国内では安定した鋼管スプレッド（鋼管価格－HRC価格）を確保でき、小幅な増益が続くと予想。
★11:16 ニチハ－野村が目標株価引き上げ 業績予想を下方修正も会社計画達成を予想
ニチハ<7943.T>が反発。野村証券では、業績予想を下方修正も会社計画達成を予想。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3200円→3450円と引き上げた。
前19.3期は国内で物流費、米国事業では先行投資的な固定費が野村想定以上に増加し、営業利益は127億円と、野村予想132億円を若干下振れた。説明会では会社計画前提などを確認、野村では今20.3期の営業利益予想を下方修正したが、会社計画145億円の達成は可能と判断。従来通り、来21.3期から国内で窯業系外装材の需要が減少すると考えているとし、今後の株価上昇には米国を中心とした海外事業の一層の利益成長、国内での想定以上のシェア上昇あるいは非住宅向けなど新市場開拓を確認することが必要との見方を示した。
ニチハ<7943.T>が反発。野村証券では、業績予想を下方修正も会社計画達成を予想。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3200円→3450円と引き上げた。
前19.3期は国内で物流費、米国事業では先行投資的な固定費が野村想定以上に増加し、営業利益は127億円と、野村予想132億円を若干下振れた。説明会では会社計画前提などを確認、野村では今20.3期の営業利益予想を下方修正したが、会社計画145億円の達成は可能と判断。従来通り、来21.3期から国内で窯業系外装材の需要が減少すると考えているとし、今後の株価上昇には米国を中心とした海外事業の一層の利益成長、国内での想定以上のシェア上昇あるいは非住宅向けなど新市場開拓を確認することが必要との見方を示した。
★11:18 ユニチカ－急落 今期20％営業減益見込む 宇治事業所火災の影響残る
ユニチカ<3103.T>が急落。同社は14日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比20.2％減）と発表した。市場コンセンサスは91.0億円。前期に発生した宇治事業所における火災影響の精査になお時間を要するとしている。
19.3期通期の連結営業利益は81.4億円（前期比30.1％減）だった。宇治事業所の火災の影響を受けたほか、原燃料価格の変動が利益を押し下げた。
ユニチカ<3103.T>が急落。同社は14日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比20.2％減）と発表した。市場コンセンサスは91.0億円。前期に発生した宇治事業所における火災影響の精査になお時間を要するとしている。
19.3期通期の連結営業利益は81.4億円（前期比30.1％減）だった。宇治事業所の火災の影響を受けたほか、原燃料価格の変動が利益を押し下げた。
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