日本アンテナ-売り気配 今期営業益44%減見込む 前期営業益は7.9倍で着地
日本アンテナ<6930.T>が売り気配。同社は14日に、20.3期通期の連結営業利益予想は6.4億円(前期比43.6%減)と発表した。市場コンセンサスは11.0億円。
放送関連機器について、「新4K8K衛星放送」の開始により、テレビの出荷台数も回復基調にあり、4Kテレビやハイブリッドキャスト対応テレビは前期に引き続き堅調であるが、企業間競争は熾烈なものとなっており、なお予断を許さない状況が続いている。「5G」に関しては、販売する製品カテゴリや収益に貢献する時期は未定としている
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は11.4億円(前の期比7.9倍)だった。通期の会社計画は7.5億円だったので着地は上振れた。工事事業において収益性の高い案件の売り上げ計上があったことや、継続的なコストダウンを重ねたことが寄与した。
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