前場コメント No.2 日産自動車、アイリック、三菱地所、ラウンドワン、そーせいなど
★9:00 日産自動車－売り気配 今期営業益28％減見込み 前期は45％減で着地
日産自動車<7201.T>が売り気配。同社は14日に、20.3期通期の連結営業利益予想が2300億円（前期比27.7％減）になりそうだと発表した。なお、市場コンセンサスは4211億円となっている。昨日の場中には、日経電子版が同社の今期営業利益が2000億円台前半になりそうだとの観測を報じており、ほぼそれに近い内容となった。
今期業績はグローバル販売台数が前年比0.4％増の554万台を見込むものの、売上高は2％減。営業利益は原材料価格に高騰や商品性向上にかかるコストが減益要因になるとしている。
19.3期の連結営業利益は3182億円（前年同期比44.6％減）だった。欧州を中心とした環境規制厳格化への対応コストが増加したほか、原材料価格の高騰が影響した。一部商品の保証期間延長といった一過性費用計上も減益につながった。
日産自動車<7201.T>が売り気配。同社は14日に、20.3期通期の連結営業利益予想が2300億円（前期比27.7％減）になりそうだと発表した。なお、市場コンセンサスは4211億円となっている。昨日の場中には、日経電子版が同社の今期営業利益が2000億円台前半になりそうだとの観測を報じており、ほぼそれに近い内容となった。
今期業績はグローバル販売台数が前年比0.4％増の554万台を見込むものの、売上高は2％減。営業利益は原材料価格に高騰や商品性向上にかかるコストが減益要因になるとしている。
19.3期の連結営業利益は3182億円（前年同期比44.6％減）だった。欧州を中心とした環境規制厳格化への対応コストが増加したほか、原材料価格の高騰が影響した。一部商品の保証期間延長といった一過性費用計上も減益につながった。
★9:01 アイリック－買い気配 株主優待制度を新設 食品などと交換可能なポイントを贈呈
アイリックコーポレーション<7325.T>が買い気配。同社は5月14日大引け後に、株主優待制度を新設すると発表した。「アイリックコーポレーション・プレミアム優待倶楽部」を新設し、保有する株式数や保有期間に応じて、株主優待ポイントを進呈する。ポイントは食品、電化製品、ギフト、旅行・体験などに交換できるとした。
アイリックコーポレーション<7325.T>が買い気配。同社は5月14日大引け後に、株主優待制度を新設すると発表した。「アイリックコーポレーション・プレミアム優待倶楽部」を新設し、保有する株式数や保有期間に応じて、株主優待ポイントを進呈する。ポイントは食品、電化製品、ギフト、旅行・体験などに交換できるとした。
★9:01 三菱地所－買い気配 今期営業益横ばい見込む 増配を実施
三菱地所<8802.T>が買い気配。同社は14日に、20.3期通期の連結営業利益予想を2300億円（前期比0.4％増）と発表した。市場コンセンサスは2323億円となっている。
セグメント別では前期業績をけん引した住宅事業、投資マネジメント事業が減益となるが、主力のビル事業が増収増益となり、全体では横ばい圏を維持する。
19.3期通期の連結営業利益は2291億円（前の期比7.6％増）だった。住宅事業、投資マネジメント事業が大幅増益となった。
併せて、19.3期の期末配当予想を13円から17円（前の期は14円）に修正すると発表した。なお年間配当は30円（前の期は26円）となる。
三菱地所<8802.T>が買い気配。同社は14日に、20.3期通期の連結営業利益予想を2300億円（前期比0.4％増）と発表した。市場コンセンサスは2323億円となっている。
セグメント別では前期業績をけん引した住宅事業、投資マネジメント事業が減益となるが、主力のビル事業が増収増益となり、全体では横ばい圏を維持する。
19.3期通期の連結営業利益は2291億円（前の期比7.6％増）だった。住宅事業、投資マネジメント事業が大幅増益となった。
併せて、19.3期の期末配当予想を13円から17円（前の期は14円）に修正すると発表した。なお年間配当は30円（前の期は26円）となる。
★9:01 三菱地所－買い気配 6500万株・1000億円の自己株取得枠を設定 割合は4.68％
三菱地所<8802.T>が買い気配。同社は14日に、6500万株・1000億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日～2020年3月31日。なお、上限6500万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.68％となる。
三菱地所<8802.T>が買い気配。同社は14日に、6500万株・1000億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月15日～2020年3月31日。なお、上限6500万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.68％となる。
★9:02 ラウンドワン－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 海外事業環境悪化で利益予想減額
ラウンドワン<4680.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2100円→2260円と引き上げた。
強気シナリオを維持。ただし、利益予想の減額および収益予想期間の変更により、従来の「20.3期～28.3期まで9期連続で2ケタの営業利益成長」から、今回「20.3期は営業微増益、21.3期～24.3期まで4期連続で2ケタの営業利益成長」に修正。中期の営業利益成長力(24.3期までの予想営業利益年平均成長率13.7％）、株価には依然アップサイドがあることを考え、レーティングは「Overweight」を継続するとした。
ラウンドワン<4680.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は2100円→2260円と引き上げた。
強気シナリオを維持。ただし、利益予想の減額および収益予想期間の変更により、従来の「20.3期～28.3期まで9期連続で2ケタの営業利益成長」から、今回「20.3期は営業微増益、21.3期～24.3期まで4期連続で2ケタの営業利益成長」に修正。中期の営業利益成長力(24.3期までの予想営業利益年平均成長率13.7％）、株価には依然アップサイドがあることを考え、レーティングは「Overweight」を継続するとした。
★9:02 そーせい－買い気配 1Q営業益10.6億円 ＡｓｔｒａＺｅｎｅｃａからのマイルストン受領が寄与
そーせいグループ<4565.T>が買い気配。同社は13日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益（IFRS基準）は10.6億円だったと発表した。18.12期は、2018年4月1日から開始されたため、前年同期比較はできない。
ＡｓｔｒａＺｅｎｅｃａとの提携によって開発中の次世代がん免疫療法が、AZD4635の開発でマイルストンを達成した。この結果、同社グループはＡｓｔｒａＺｅｎｅｃａより1500万米ドルのマイルストンを受領したことなどが寄与した。なお、1Q末現在、同社グループは15品目が創薬段階にあり、6品目が前臨床試験中、8品目が臨床試験中としている。
そーせいグループ<4565.T>が買い気配。同社は13日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益（IFRS基準）は10.6億円だったと発表した。18.12期は、2018年4月1日から開始されたため、前年同期比較はできない。
ＡｓｔｒａＺｅｎｅｃａとの提携によって開発中の次世代がん免疫療法が、AZD4635の開発でマイルストンを達成した。この結果、同社グループはＡｓｔｒａＺｅｎｅｃａより1500万米ドルのマイルストンを受領したことなどが寄与した。なお、1Q末現在、同社グループは15品目が創薬段階にあり、6品目が前臨床試験中、8品目が臨床試験中としている。
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