前場コメント No.20 中部電力、小林製薬、Ｊパワー、ビーイング、ＪＳＲなど
★10:58 双日－野村が目標株価引き下げ 20.3期は前期比横ばい圏の利益水準
双日<2768.T>が7日ぶり反発。野村証券では、今20.3期は前期比横ばい圏の利益水準を想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は430円→390円と引き下げた。
足元の商品市況の動向や前19.3期の業績動向を反映し、業績予想を修正。一般炭市況の下落はあるものの、原料炭鉱山の新規稼働の増産効果もあり、今20.3期は堅調な業績を予想。ROEの水準は同業他社比で若干見劣りするものの、来21.3期にかけても原料炭の増産効果が続くなど増益基調が継続することもあり、適正PBRはセクター平均並みの0.8倍程度として目標株価を算出。
双日<2768.T>が7日ぶり反発。野村証券では、今20.3期は前期比横ばい圏の利益水準を想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は430円→390円と引き下げた。
足元の商品市況の動向や前19.3期の業績動向を反映し、業績予想を修正。一般炭市況の下落はあるものの、原料炭鉱山の新規稼働の増産効果もあり、今20.3期は堅調な業績を予想。ROEの水準は同業他社比で若干見劣りするものの、来21.3期にかけても原料炭の増産効果が続くなど増益基調が継続することもあり、適正PBRはセクター平均並みの0.8倍程度として目標株価を算出。
★11:01 中部電力－野村が目標株価引き下げ 22.3期にかけて大幅な増益は見通し難い
中部電力<9502.T>が続落。野村証券では、22.3期にかけて大幅な増益は見通し難いと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1740円→1600円と引き下げた。
既存火力発電事業などのＪＥＲＡへの移管費用を織り込み、今20.3期（目標株価の算定基準期）および来21.3期の燃料費調整制度上の損益などを除く修正EPS予想を下方修正。財務体質は他電力に比べて健全だが、大幅な増益機会の到来は当面見通し難いとの基本観を維持。22.3期の経常利益1700億円以上の達成に向けた道筋は見えていないと指摘した。
中部電力<9502.T>が続落。野村証券では、22.3期にかけて大幅な増益は見通し難いと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1740円→1600円と引き下げた。
既存火力発電事業などのＪＥＲＡへの移管費用を織り込み、今20.3期（目標株価の算定基準期）および来21.3期の燃料費調整制度上の損益などを除く修正EPS予想を下方修正。財務体質は他電力に比べて健全だが、大幅な増益機会の到来は当面見通し難いとの基本観を維持。22.3期の経常利益1700億円以上の達成に向けた道筋は見えていないと指摘した。
★11:04 小林製薬－続伸 老舗の梅専門メーカー「梅丹本舗」を買収
小林製薬<4967.T>が続伸。同社は5月14日大引け後に、梅丹本舗（和歌山県紀の川市）の全株式を取得すると発表した。梅丹本舗は、日本人の食生活になじみのある「梅」を、「梅丹」「古式梅肉エキス」を主力ブランドとして長年にわたって販売してきた90 年余りの業歴を持つ老舗の梅専門メーカー。
小林製薬<4967.T>が続伸。同社は5月14日大引け後に、梅丹本舗（和歌山県紀の川市）の全株式を取得すると発表した。梅丹本舗は、日本人の食生活になじみのある「梅」を、「梅丹」「古式梅肉エキス」を主力ブランドとして長年にわたって販売してきた90 年余りの業歴を持つ老舗の梅専門メーカー。
★11:05 Ｊパワー－野村が目標株価引き下げ 22.3期にかけて年19％の経常増益を見込む
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>が小高い。野村証券では、22.3期にかけて年19％の経常増益を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は3610円→3350円と引き下げた。
修繕費増加などを織り込み、今20.3期および来21.3期（目標株価の算定基準期）の経常利益予想を下方修正。下方修正後でも、来21.3期に営業運転開始予定の国内石炭火力が通年で利益寄与する22.3期にかけて、経常利益は年19％増益（対20.3期）を見込むとした。卸売中心の同社は他電力に比べて小売自由化による販売電力量の減少リスクが低い点も考慮し、現行株価は割安との見方を維持。今20.3期から取引開始予定のベースロード市場で売価が上昇し、中期的に会社が取り組むコスト削減が奏功すれば、来21.3期および22.3期の経常利益は野村予想を上回る可能性もあるとした。
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>が小高い。野村証券では、22.3期にかけて年19％の経常増益を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は3610円→3350円と引き下げた。
修繕費増加などを織り込み、今20.3期および来21.3期（目標株価の算定基準期）の経常利益予想を下方修正。下方修正後でも、来21.3期に営業運転開始予定の国内石炭火力が通年で利益寄与する22.3期にかけて、経常利益は年19％増益（対20.3期）を見込むとした。卸売中心の同社は他電力に比べて小売自由化による販売電力量の減少リスクが低い点も考慮し、現行株価は割安との見方を維持。今20.3期から取引開始予定のベースロード市場で売価が上昇し、中期的に会社が取り組むコスト削減が奏功すれば、来21.3期および22.3期の経常利益は野村予想を上回る可能性もあるとした。
★11:05 ビーイング－大幅続伸 ソフトウエアの受託開発を行うラグザイアを完全子会社化
ビーイング<4734.T>が大幅に4日続伸。同社は5月14日大引け後に、ソフトウエアの受託開発を行うラグザイア（東京都町田市）を、株式交換により完全子会社化すると発表した。ラグザイアの1株に対して、ビーイングの123株を割り当てる。株主総会の承認を必要としない略式株式交換の手続きにより、6月4日を効力発生日として行う予定。
ビーイング<4734.T>が大幅に4日続伸。同社は5月14日大引け後に、ソフトウエアの受託開発を行うラグザイア（東京都町田市）を、株式交換により完全子会社化すると発表した。ラグザイアの1株に対して、ビーイングの123株を割り当てる。株主総会の承認を必要としない略式株式交換の手続きにより、6月4日を効力発生日として行う予定。
★11:06 ＪＳＲ－みずほが目標株価引き下げ 長期の成長性と合理的な財務戦略を高く評価
ＪＳＲ<4185.T>が小高い。みずほ証券では、長期の成長性と合理的な財務戦略を高く評価するとし、投資判断「買い」を継続した。先行費用が短期業績を圧迫するとみて、目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
業績予想を見直し。先行費用発生により、ライフサイエンスの営業利益貢献の顕在化が1年遅延と判断した点などが主な修正点。ただし、先端半導体材料やライフサイエンスの長期的な成長性に対する高評価に変更はないとした。
半導体製造工程の高度化に伴い、先端半導体プロセス材料はシリコンウエハーを上回る成長が期待できるとの判断を再確認。ライフサイエンスは前19.3期より営業黒字が定着、安定成長期入りと評価。23.3期営業利益は118億円に達すると予想するとした。
ＪＳＲ<4185.T>が小高い。みずほ証券では、長期の成長性と合理的な財務戦略を高く評価するとし、投資判断「買い」を継続した。先行費用が短期業績を圧迫するとみて、目標株価は2100円→2000円と引き下げた。
業績予想を見直し。先行費用発生により、ライフサイエンスの営業利益貢献の顕在化が1年遅延と判断した点などが主な修正点。ただし、先端半導体材料やライフサイエンスの長期的な成長性に対する高評価に変更はないとした。
半導体製造工程の高度化に伴い、先端半導体プロセス材料はシリコンウエハーを上回る成長が期待できるとの判断を再確認。ライフサイエンスは前19.3期より営業黒字が定着、安定成長期入りと評価。23.3期営業利益は118億円に達すると予想するとした。
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