後場コメント No.3 日本郵船、CACHD、AKIBA、スターツ、能美防災など

2019/05/15(水) 15:00
★12:48  日本郵船-もみ合い 堅調な決算 コンテナ船主導での好転を見込む 「買い」継続
 日本郵船<9101.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、堅調な決算であり、コンテナ船事業主導での好転を見込むとして、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2410円→2260円と引き下げた。
 前19.3期決算は、ドライバルク部門の利益が予想を上回ったが、コンテナ船と航空運送部門の落ち込みがこれを打ち消した。この決算と新たな会社計画を踏まえ、GSでは今20.3期~来21.3期経常利益予想をそれぞれ-21%/-16%修正。主に、定期船取引(ONEの業績予想は小幅に上向いたが、関連会社の利益に関する会社計画が引き下げられた)、バルク貨物、ロジスティクス、「その他」事業の利益予想引き下げが響いたものとした。

★12:49  CACHD-急騰 1Q営業益3倍 通期の進ちょく率は33%
 CAC Holdings<4725.T>が急騰。同社は14日、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は6.6億円(前年同期比3倍)だったと発表した。通期の会社計画に対する進ちょく率は33.2%。
 国内IT事業が堅調に推移しているほか、海外IT事業のセグメント損失が大幅に縮小したことが増益に寄与した。

★12:50  AKIBA-急騰 今期営業益16%増見込む 前期営業益は4.0倍で着地
 AKIBAホールディングス<6840.T>が急騰。同社は14日に、20.3期の連結営業利益予想を5.0億円(前期比16.4%増)と発表した。
 経営資源の選択と集中を進め、既存事業においては成長分野であるIoT、HPC、通信キャリア向け通信建設事業等にリソースを投入してその拡大に努め、収益力をよりいっそう向上させるとしている。
 併せて発表した、19.3期の連結営業利益は4.3億円(前の期比4.0倍)だった。メモリ製品製造販売事業が、PCメーカー向けのメモリの販売が引き続き堅調に推移し、また、IoTソリューション事業における開発並びに量産案件が好調であったことなどにより、大幅な増益となった。また、通信コンサルティング事業やHPC事業が増益となったことも寄与した。

★12:52  スターツコーポレーション-大和が目標株価引き下げ 増益ガイダンス
 スターツコーポレーション<8850.T>が反落。大和証券では、都心の分譲案件の一巡も増益ガイダンスとして、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は3460円→3110円と引き下げた。前19.3期営業利益は228億円(前の期比+8.9%)。RC賃貸マンションと法人向けビルなどで豊富な建設の受注残。ストックビジネスの積み上げで増益ガイダンスと注目。

★12:56  能美防災-大和が目標株価引き上げ 受注環境は良好 今期は業績回復へ
 能美防災<6744.T>が4日続伸。大和証券では、受注環境は良好であり、今期は業績回復を想定。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価は2200円→2350円と引き上げた。前19.3期は大和予想および会社計画を下振れ、自然災害の影響が出た。今20.3期会社計画は前期比6%営業増益。大和予想は下方修正するも、会社計画は上振れを見込むとした。

★12:58  テクノスデータサイエンス-後場ストップ安売り気配 今期営業益64%減見込む
 テクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046.T>が後場ストップ安売り気配。同社は15日12時50分に、20.3期通期の営業利益予想は0.7億円(前期比64.0%減)と発表した。研究開発投資を積極的に行うとともに、技術社員の増強や管理体制の強化も計画していることから、減益を見込んでいる。市場コンセンサスは2.0億円。
 併せて発表した、19.3期通期の営業利益は2.0億円(前の期比3.4倍)だった。2017年に資本業務提携したあいおいニッセイ同和損害保険やNTTデータからの受注増加のほか、既存顧客のみならず各種セミナーなどでの新規顧客から同社の技術力が評価されたことが奏功した。


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