後場コメント No.9 新生銀行、イビデン、第一三共、小僧寿し、ＬＩＮＥなど
★14:37 新生銀行－後場プラス転換 今期最終益1％増見込む 自社株買いも発表
新生銀行<8303.T>が後場プラス転換。同社は15日14時に、20.3期通期の連結純利益予想を530億円（前期比1.3％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは527億円となっている。
19.3期通期の連結純利益は523億円（前の期比1.8％増）だった。利息返還損失引当金について、近時の利息返還動向に基づき、将来の過払負担をカバーするために、必要額を再計算した結果、全体で23億円の取崩超となり、当該金額を利息返還損失引当金戻入益に計上したことなどが寄与した。
15日14時20分には、上限2350万株・235億円の自己株取得枠を設定することを発表した。取得期間は5月16日～2020年3月31日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は9.58％。
新生銀行<8303.T>が後場プラス転換。同社は15日14時に、20.3期通期の連結純利益予想を530億円（前期比1.3％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは527億円となっている。
19.3期通期の連結純利益は523億円（前の期比1.8％増）だった。利息返還損失引当金について、近時の利息返還動向に基づき、将来の過払負担をカバーするために、必要額を再計算した結果、全体で23億円の取崩超となり、当該金額を利息返還損失引当金戻入益に計上したことなどが寄与した。
15日14時20分には、上限2350万株・235億円の自己株取得枠を設定することを発表した。取得期間は5月16日～2020年3月31日。自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は9.58％。
★14:37 イビデン－ＢｏｆＡＭＬが「買い」へ2段階引き上げ 新たな成長の芽を伸ばす
イビデン<4062.T>が続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、「新たな成長の芽を伸ばす」とコメント。投資評価を「アンダーパフォーム」→「買い」、目標株価を1670円→2600円と引き上げた。
投資論点は、（1）供給メーカーが限られるデータセンター用ICパッケージ拡大加速、（2）PCB（プリント基板）事業収益化、（3）FC-CSP（Flip Chip-Chip Scale Package）など不採算事業の整理加速の3点。
旺盛なデータセンター向け需要を背景に、同社ICパッケージ売上高は、20.3期に前期比20％超の増加。21.3期は価格是正効果も含め、同45％の増収を示すと予想。赤字に苦しんできたPCB事業収益化や需要減が顕著なFC-CSP事業縮小効果とも合わせて、電子部門営業利益は、20.3期89億円（前期比251％増）、21.3期195億円（同119％増）と大幅な増加を示すと予想するとした。
イビデン<4062.T>が続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ（ＢｏｆＡＭＬ）では、「新たな成長の芽を伸ばす」とコメント。投資評価を「アンダーパフォーム」→「買い」、目標株価を1670円→2600円と引き上げた。
投資論点は、（1）供給メーカーが限られるデータセンター用ICパッケージ拡大加速、（2）PCB（プリント基板）事業収益化、（3）FC-CSP（Flip Chip-Chip Scale Package）など不採算事業の整理加速の3点。
旺盛なデータセンター向け需要を背景に、同社ICパッケージ売上高は、20.3期に前期比20％超の増加。21.3期は価格是正効果も含め、同45％の増収を示すと予想。赤字に苦しんできたPCB事業収益化や需要減が顕著なFC-CSP事業縮小効果とも合わせて、電子部門営業利益は、20.3期89億円（前期比251％増）、21.3期195億円（同119％増）と大幅な増加を示すと予想するとした。
★14:41 第一三共－ＣＳが目標株価引き上げ 業績予見性の改善を期待
第一三共<4568.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、業績予見性の改善を期待。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は5600円→5900円と引き上げた。
業績予想の前提を見直し、アストラゼネカ（AZN）との抗がん剤DS-8201の共同開発の契約一時金収入などを収益予想に織り込んだ結果、今20.3期以降の業績予想を上方修正。
当面の最大イベントであったDS-8201の戦略提携については、目先の株価とバリュエーションに織り込まれ、株価の上値余地は大きくないと考えられる。DS-8201の承認、発売は米国で先行し、2020年初となる見込み。その後のDS-8201からの収益貢献の予見性が高まることを期待するとした。
第一三共<4568.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、業績予見性の改善を期待。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は5600円→5900円と引き上げた。
業績予想の前提を見直し、アストラゼネカ（AZN）との抗がん剤DS-8201の共同開発の契約一時金収入などを収益予想に織り込んだ結果、今20.3期以降の業績予想を上方修正。
当面の最大イベントであったDS-8201の戦略提携については、目先の株価とバリュエーションに織り込まれ、株価の上値余地は大きくないと考えられる。DS-8201の承認、発売は米国で先行し、2020年初となる見込み。その後のDS-8201からの収益貢献の予見性が高まることを期待するとした。
★14:41 小僧寿し－後場急騰 １Q営業損失900万円 赤字幅が縮小
小僧寿し<9973.T>が後場急騰。同社は15日14時20分、19.12期1Q（1-3月）の連結営業損益は900万円の赤字（前年同期比は8500万円の赤字）だったと発表した。
他社との共同による複合宅配事業の推進を進めたことで、全体の売上高は2けた増収。デリバリー事業のセグメント利益は黒字転換を果たした。持ち帰り寿司、介護福祉事業の赤字が続くものの、前年同期から赤字幅が縮小している。
なお、通期会社計画については現在策定中であり、完了次第公表するとしている。
小僧寿し<9973.T>が後場急騰。同社は15日14時20分、19.12期1Q（1-3月）の連結営業損益は900万円の赤字（前年同期比は8500万円の赤字）だったと発表した。
他社との共同による複合宅配事業の推進を進めたことで、全体の売上高は2けた増収。デリバリー事業のセグメント利益は黒字転換を果たした。持ち帰り寿司、介護福祉事業の赤字が続くものの、前年同期から赤字幅が縮小している。
なお、通期会社計画については現在策定中であり、完了次第公表するとしている。
★14:44 ＬＩＮＥ－ＣＳが目標株価引き下げ 戦略事業の赤字が重い
ＬＩＮＥ<3938.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、戦略事業の赤字が重いと判断。投資評価「UNDERPERFORM」を継続、目標株価は3300円→3200円と引き下げた。
コア事業は成長持続の見方に変更なし。一方、戦略事業はキャッシュレスの競争環境を見ると、当初予算を上回る可能性がある。戦略事業の赤字が先行し、今19.12期のみならず、来20.12期も赤字の予想に変更。ただし、中期的に戦略事業の赤字幅が縮小し、利益成長を達成する見方に変更なし。
戦略事業は競争環境に鑑みると、赤字が拡大する可能性も否定できない。1Qの段階ですでに150億円の赤字を計上していた。今期650億円、来期も550億円程度の赤字をＣＳでは予想。広告事業は、アカウント広告においてロングテールの取り込みを目的に料金体系を変更したことで、伸び悩む傾向であるとした。
ＬＩＮＥ<3938.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、戦略事業の赤字が重いと判断。投資評価「UNDERPERFORM」を継続、目標株価は3300円→3200円と引き下げた。
コア事業は成長持続の見方に変更なし。一方、戦略事業はキャッシュレスの競争環境を見ると、当初予算を上回る可能性がある。戦略事業の赤字が先行し、今19.12期のみならず、来20.12期も赤字の予想に変更。ただし、中期的に戦略事業の赤字幅が縮小し、利益成長を達成する見方に変更なし。
戦略事業は競争環境に鑑みると、赤字が拡大する可能性も否定できない。1Qの段階ですでに150億円の赤字を計上していた。今期650億円、来期も550億円程度の赤字をＣＳでは予想。広告事業は、アカウント広告においてロングテールの取り込みを目的に料金体系を変更したことで、伸び悩む傾向であるとした。
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