〔Market Flash〕株価調整は進んでおり底入れが近い可能性~SMBC日興

2019/05/16(木) 09:46
【9:45】株価調整は進んでおり底入れが近い可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、米国が中国からの輸入品すべてに25%の関税を課した場合の、日本の経済、企業収益、株価への影響を試算している。日本のGDP成長率は2018年度に-0.03ppt、2019年度に-0.09ppt、2020年度に-0.04ppt押し下げられるとみている。一方、企業収益は輸出減がそのまま純利益の減少につながるというかなり保守的な前提を置いて計算すると、上場企業の純利益は、2018年度に-0.6%、2019年度に-1.6%、2020年度に-0.7%押し下げされるとのこと。純利益の減少が株価に影響すると考えれば、株価下落は2.3%程度。実際の株価は4月26日からすでに5.1%下落しており、理論値の2倍強の下落となっていると指摘している。SMBC日興では、純利益の計算が保守的であることを考えれば株価の調整はかなり進んでいるとみており、マクロの見地からは株価の底入れは近いように思われるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は七十七、中国銀、三浦工、東邦HDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、七十七(8341)+13.65%、中国銀(8382)+12.05%、三浦工(6005)+10.75%、東邦HD(8129) +8.60%、大和工(5444) +8.42%、ミツコシイセ (3099) +8.16%、DOWA(5714) +7.13%、栗田工(6370) +6.92%、ワコールHD(3591) +6.56%、博報堂DY(2433) +6.19%などが高い気配値。  一方、メイテック(9744) -9.33%、日立キャピ(8586) -8.70%、T&DHD(8795) -6.94%、日揮(1963) -6.85%、日通(9062) -6.30%、不二油(2607) -5.93%、日梱包(9072) -5.93%、奥村組(1833) -5.83%、ダイセル(4202) -5.22%、山口FG(8418) -5.16%などが安い気配値となっている。
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