前場コメント No.17 レアジョブ、ＣＡＲＴＡ、太陽誘電、日機装、日本光電工業など
★10:29 レアジョブ－ストップ高買い気配 今期営業益68％増見込む 前期は40％増益着地
レアジョブ<6096.T>がストップ高買い気配。同社は15日に、20.3期通期の連結営業利益予想は3.0億円（前期比68.4％増）と発表した。
英会話学習ニーズが高まり市場が拡大するなか、積極的な販売活動を行い売り上げ拡大を見込んでいる。また、中長期的な成長に向けたサービス開発やレッスン品質の向上に投資を行いつつも、事業効率化や先行投資の回収フェーズ化など収益性の改善に取り組むとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は1.8億円（前の期比36.9％増）だった。マーケティングおよび営業活動の強化によりレアジョブ英会話の売り上げが増加した。さらに、中長期的な成長のため、積極的な採用活動を行い人員を増強した一方で、生産性向上などの事業効率化が進んだことも寄与した。
レアジョブ<6096.T>がストップ高買い気配。同社は15日に、20.3期通期の連結営業利益予想は3.0億円（前期比68.4％増）と発表した。
英会話学習ニーズが高まり市場が拡大するなか、積極的な販売活動を行い売り上げ拡大を見込んでいる。また、中長期的な成長に向けたサービス開発やレッスン品質の向上に投資を行いつつも、事業効率化や先行投資の回収フェーズ化など収益性の改善に取り組むとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は1.8億円（前の期比36.9％増）だった。マーケティングおよび営業活動の強化によりレアジョブ英会話の売り上げが増加した。さらに、中長期的な成長のため、積極的な採用活動を行い人員を増強した一方で、生産性向上などの事業効率化が進んだことも寄与した。
★10:30 ＣＡＲＴＡ－急騰 2Q営業益21億円 通期進ちょく率84％
ＣＡＲＴＡ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<3688.T>が急騰。同社は15日に、19.12期2Q（10-3月）の連結営業利益が21.0億円だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は83.8％。インターネット広告事業が堅調に推移している。
なお、同社は2019年1月にボヤージュグループとサイバー・コミュニケーションズの経営統合によってできた持株会社であり、統合前の財務諸表との連続性がなくなっていることから、対前年同期増減率を開示していない。
ＣＡＲＴＡ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<3688.T>が急騰。同社は15日に、19.12期2Q（10-3月）の連結営業利益が21.0億円だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は83.8％。インターネット広告事業が堅調に推移している。
なお、同社は2019年1月にボヤージュグループとサイバー・コミュニケーションズの経営統合によってできた持株会社であり、統合前の財務諸表との連続性がなくなっていることから、対前年同期増減率を開示していない。
★10:35 太陽誘電－岩井コスモが目標株価引き上げ 5GやIoT・自動車の電装化進展が追い風
太陽誘電<6976.T>が3日ぶり大幅反落。岩井コスモ証券では、5GやIoT、自動車の電装化進展が追い風と判断。投資判断「A」を継続、目標株価を3500円→3670円と引き上げた。
積層セラミックコンデンサー（MCLL）は、スマートフォン向けでは需給が悪化しているものの（1）戦略的に強化してきた車載向けや産業向けの伸びでカバーし、今期も増益となる見通しが示されたこと、（2）今期も自社株買いを実施することが好材料視されそう。同社は高機能スマートフォンの販売不振など向かい風が強まる中、今期も増収増益を目指す方針であり、注目するとした。
太陽誘電<6976.T>が3日ぶり大幅反落。岩井コスモ証券では、5GやIoT、自動車の電装化進展が追い風と判断。投資判断「A」を継続、目標株価を3500円→3670円と引き上げた。
積層セラミックコンデンサー（MCLL）は、スマートフォン向けでは需給が悪化しているものの（1）戦略的に強化してきた車載向けや産業向けの伸びでカバーし、今期も増益となる見通しが示されたこと、（2）今期も自社株買いを実施することが好材料視されそう。同社は高機能スマートフォンの販売不振など向かい風が強まる中、今期も増収増益を目指す方針であり、注目するとした。
★10:39 日機装－急騰 1Q営業益2.5倍 インダストリアル事業が好調
日機装<6376.T>が急騰。同社は15日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益（IFRS基準）は21.5億円（前年同期比2.5倍）だったと発表した。上期の会社計画31.0億円に対する進ちょくは69.5％となっている。
工業部門では、LNG市場の成長を受けて、主力のインダストリアル事業の受注高・売上収益が前年同期比で増加した。その他、精密機器事業、航空宇宙事業は、受注高・売上収益とも底堅く推移しており、工業部門全体で増収増益となった。
医療部門では、国内血液透析事業の市場環境は厳しさを増しているが、海外での装置販売が伸長し、売上収益・セグメント利益は微増となった。
日機装<6376.T>が急騰。同社は15日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益（IFRS基準）は21.5億円（前年同期比2.5倍）だったと発表した。上期の会社計画31.0億円に対する進ちょくは69.5％となっている。
工業部門では、LNG市場の成長を受けて、主力のインダストリアル事業の受注高・売上収益が前年同期比で増加した。その他、精密機器事業、航空宇宙事業は、受注高・売上収益とも底堅く推移しており、工業部門全体で増収増益となった。
医療部門では、国内血液透析事業の市場環境は厳しさを増しているが、海外での装置販売が伸長し、売上収益・セグメント利益は微増となった。
★10:39 日本光電工業－野村が目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
日本光電工業<6849.T>が続伸。野村証券では、国内の消費増税に伴う反動減リスク、米国の新製品投入遅延などを考慮し、業績予想を下方修正。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4100円→3800円と引き下げた。
慎重な国内売上高予想、アグレッシブな海外売上高予想に着目。ポイントは以下の通り。（1）20.3期会社予想の国内売上高は野村従来予想を19億円下回る。会社は10月に予定される消費税増税の影響を懸念。他社品が含まれるその他セグメントの売上抑制が大きい。粗利率改善策の一環と見る。（2）海外売上高は野村従来予想を5億円上回る530億円を予想。会社はセグメント別の詳細を開示していないが、生体情報モニターで前期比10％超の成長、人工呼吸器の新製品発売もあり治療機器で同5％前後の成長を織り込んだとみる。（3）すでに日本・欧州で発売しているCSMシリーズ新型生体情報モニターの米国発売は20.3期下期。当局によるデータセキュリティー強化の対応で発売が遅れている。（4）10月に予定される消費税増税を控えて、官公立病院の4割、民間病院の2割、診療所の1割が駆け込み購入を検討。14年4月の消費税増税時には急性期病院の経営が悪化したが、今回は緩和される見込み。
日本光電工業<6849.T>が続伸。野村証券では、国内の消費増税に伴う反動減リスク、米国の新製品投入遅延などを考慮し、業績予想を下方修正。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は4100円→3800円と引き下げた。
慎重な国内売上高予想、アグレッシブな海外売上高予想に着目。ポイントは以下の通り。（1）20.3期会社予想の国内売上高は野村従来予想を19億円下回る。会社は10月に予定される消費税増税の影響を懸念。他社品が含まれるその他セグメントの売上抑制が大きい。粗利率改善策の一環と見る。（2）海外売上高は野村従来予想を5億円上回る530億円を予想。会社はセグメント別の詳細を開示していないが、生体情報モニターで前期比10％超の成長、人工呼吸器の新製品発売もあり治療機器で同5％前後の成長を織り込んだとみる。（3）すでに日本・欧州で発売しているCSMシリーズ新型生体情報モニターの米国発売は20.3期下期。当局によるデータセキュリティー強化の対応で発売が遅れている。（4）10月に予定される消費税増税を控えて、官公立病院の4割、民間病院の2割、診療所の1割が駆け込み購入を検討。14年4月の消費税増税時には急性期病院の経営が悪化したが、今回は緩和される見込み。
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