後場コメント No.3 ＩＩＪ、アルプスアルパイン、ＣＫＤ、ケーヒン、日本ユニシスなど
★13:26 ＩＩＪ－大和が目標株価引き上げ 20.3期は通信料支払いしだいで上振れ余地も
インターネットイニシアティブ<3774.T>が大幅続伸。大和証券では、今20.3期は通信料支払いしだいで上振れ余地もとコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は3400円→3700円と引き上げた。
大和予想は実績反映し、上下に修正。営業利益はドコモ向け支払膨張から大きく下方修正、当期利益は持ち分会社ディーカレットの寄与から、来21.3期以降の下方修正幅は小さいとした。注目点はドコモ側の値下げ率で、今20.3期が過去並み15％下げとなれば営業利益は90億円となる。また、同社会計基準は今後IFRSに移行する予定だが、当期利益への影響は僅少と考えるとした。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が大幅続伸。大和証券では、今20.3期は通信料支払いしだいで上振れ余地もとコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価は3400円→3700円と引き上げた。
大和予想は実績反映し、上下に修正。営業利益はドコモ向け支払膨張から大きく下方修正、当期利益は持ち分会社ディーカレットの寄与から、来21.3期以降の下方修正幅は小さいとした。注目点はドコモ側の値下げ率で、今20.3期が過去並み15％下げとなれば営業利益は90億円となる。また、同社会計基準は今後IFRSに移行する予定だが、当期利益への影響は僅少と考えるとした。
★13:32 アルプスアルパイン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 脱スマホができるか否か
アルプスアルパイン<6770.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、脱スマートフォンとシナジー効果の顕在化ができるか否かを注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3100円→2700円と引き下げた。
目標株価引き下げは前19.3期実績を反映したこと、スマートフォンカメラ用アクチュエーターの収益性を見直したことなどが主な要因。株価は低位にあるが、ハイエンドスマートフォンの数量と部品価格に業績が左右される状況が続き、バリュエーションが切り上がりにくいと判断。
中期的な注目点は、統合シナジーの実現確度。同社は3年間で200億円のシナジー効果を見込んでいるが、ＳＭＢＣ日興予想には織り込んでいないとした。今20.3期では効果は限定的であり、来21.3期以降にその進ちょくを確認することになるとした。
アルプスアルパイン<6770.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、脱スマートフォンとシナジー効果の顕在化ができるか否かを注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3100円→2700円と引き下げた。
目標株価引き下げは前19.3期実績を反映したこと、スマートフォンカメラ用アクチュエーターの収益性を見直したことなどが主な要因。株価は低位にあるが、ハイエンドスマートフォンの数量と部品価格に業績が左右される状況が続き、バリュエーションが切り上がりにくいと判断。
中期的な注目点は、統合シナジーの実現確度。同社は3年間で200億円のシナジー効果を見込んでいるが、ＳＭＢＣ日興予想には織り込んでいないとした。今20.3期では効果は限定的であり、来21.3期以降にその進ちょくを確認することになるとした。
★13:35 ＣＫＤ－3日続伸 今期営業益5％増 市場コンセンサス上回る
ＣＫＤ<6407.T>が3日続伸。同社は15日、20.3期通期の営業利益予想を57.0億円（前期比5.0％増）と発表した。市場コンセンサスは48.8億円。
中国経済を中心に海外経済の減速が当面続き、好調だった設備投資は合理化・省力化投資の伸びが鈍化するとしているが、営業増益を見込んでいる。
19.3期通期の営業利益は54.3億円（前の期比56.5％減）だった。半導体設備投資の減少や中国の自動化投資鈍化の影響を受け、機器部門の利益が大きく落ち込んだことが影響した。
ＣＫＤ<6407.T>が3日続伸。同社は15日、20.3期通期の営業利益予想を57.0億円（前期比5.0％増）と発表した。市場コンセンサスは48.8億円。
中国経済を中心に海外経済の減速が当面続き、好調だった設備投資は合理化・省力化投資の伸びが鈍化するとしているが、営業増益を見込んでいる。
19.3期通期の営業利益は54.3億円（前の期比56.5％減）だった。半導体設備投資の減少や中国の自動化投資鈍化の影響を受け、機器部門の利益が大きく落ち込んだことが影響した。
★13:44 ケーヒン－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ インド・電動化投資は将来飛躍に向けた布石
ケーヒン<7251.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、インド・電動化投資は短期で負担が大きいが、将来飛躍に向けた布石と判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2200円→1800円と引き下げた。
今20.3期のアジアセグメントは大きな変化が見込まれる。これはインドにおける二輪車の新排ガス規制（BS6）導入が2020年4月に控えており、燃料供給装置がキャブレター（気化器）から、FI（電子式燃料噴射装置）に切り替わるためだ。製品変更を見据え、同社は新たな生産ラインを整えており、2020年年始からFI生産が本格化する予定。
これが設備投資拡大の主因であり、今期の390億円のうち約90億円がこれに充てられる見通し。よってアジアセグメントの売上高は1245億円（前期比+10.0％）となるが、減価償却費や立ち上げ費用により営業利益は115億円（-18.8％）と2割減が強いられる見こみ。一時的な費用が一巡し、生産も本格化する来21.3期には増益転換を期待。
ケーヒン<7251.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、インド・電動化投資は短期で負担が大きいが、将来飛躍に向けた布石と判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2200円→1800円と引き下げた。
今20.3期のアジアセグメントは大きな変化が見込まれる。これはインドにおける二輪車の新排ガス規制（BS6）導入が2020年4月に控えており、燃料供給装置がキャブレター（気化器）から、FI（電子式燃料噴射装置）に切り替わるためだ。製品変更を見据え、同社は新たな生産ラインを整えており、2020年年始からFI生産が本格化する予定。
これが設備投資拡大の主因であり、今期の390億円のうち約90億円がこれに充てられる見通し。よってアジアセグメントの売上高は1245億円（前期比+10.0％）となるが、減価償却費や立ち上げ費用により営業利益は115億円（-18.8％）と2割減が強いられる見こみ。一時的な費用が一巡し、生産も本格化する来21.3期には増益転換を期待。
★13:53 日本ユニシス－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ システムサービスが好調
日本ユニシス<8056.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、システムサービスの需要拡大と利益率改善により、業績は好調と判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
業績は日本企業のIT投資意欲の高まり、アウトソーシング業務の増加、販管費抑制などにより、好調に推移。今20.3期はメインフレームの販売（2Qに反動減）および賃貸収入の減少（8億円の減益要因）、手数料型収入で最大の利益率の高いPOSAカード需要の漸減傾向などのマイナス要因はあるが、システムサービス（システム開発）の高水準の受注残高からの売上計上、新しい手数料型ビジネスの増加などに支えられて、増益傾向は続く見込みとした。
日本ユニシス<8056.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、システムサービスの需要拡大と利益率改善により、業績は好調と判断。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
業績は日本企業のIT投資意欲の高まり、アウトソーシング業務の増加、販管費抑制などにより、好調に推移。今20.3期はメインフレームの販売（2Qに反動減）および賃貸収入の減少（8億円の減益要因）、手数料型収入で最大の利益率の高いPOSAカード需要の漸減傾向などのマイナス要因はあるが、システムサービス（システム開発）の高水準の受注残高からの売上計上、新しい手数料型ビジネスの増加などに支えられて、増益傾向は続く見込みとした。
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