〔Market Flash〕自動車ではトヨタがトップピック、ヤマハ発は下げすぎ~野村

2019/05/17(金) 10:25
【10:25】自動車ではトヨタがトップピック、ヤマハ発は下げすぎ~野村  野村証券では自動車セクターに関して、高収益、高株主還元に加えて、欧州や中国でシェアを伸ばすトヨタ(7203)をトップピック推奨している。次いで、北米販売が好調で、今下期からは完成検査問題に伴う国内での減産が緩和するSUBARU(7270)を推奨している。ヤマハ発動機(7272)は決算発表後に株価が急落したが、コア事業は堅調で通期会社計画は達成可能との判断から、株価下落は行きすぎとみている。同様に決算発表後に大幅安となった銘柄では、日産自動車(7201)は、改革の方向性自体は正しいが、商品サイクルが改善するまでは大幅な業績改善は見込みづらいと考えている。三菱自動車(7211)は、開発費や設備投資、経費の増加が想定以上と指摘しており、野村では予想を大幅に下方修正している。 【9:30】ドコモの新プログラムは新車カーリースに近い印象~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、NTTドコモ(9437)が発表した新たな端末購入プログラム「スマホおかえしプログラム」について考察している。36回分割購入が前提で、24回支払終了以降に同スマホを返却すると最大12回分の支払いが不要になるというもの。2年間利用ならば端末購入代金を約3割削減できる。三菱UFJMSでは、同プログラムは廉価販売ではなく、感覚的には数年後の残価を設定して安価に新車に乗ることができるカーリースに近い印象とコメントしている。また、2年ごとに新しい端末に買い替えたい消費者には魅力があると指摘。他社も同様の対応が可能であるため差別化要素にはならないが、新しい端末を常に使い続けたいユーザー、比較的長期で同じ端末を使い続けるユーザーの双方にとって平等なプログラムと評価している。 【8:45】寄り前気配は洋缶HD、中国銀、滋賀銀、大垣銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、洋缶HD(5901)+23.10%、中国銀(8382)+13.88%、滋賀銀(8366)+10.28%、大垣銀(8361) +8.73%、日産化(4021) +8.50%、ケーヒン(7251) +8.46%、カネカ(4118) +7.27%、ヤマハ(7951) +6.86%、名銀(8522) +6.78%、山口FG(8418) +6.74%などが高い気配値。  一方、豊田織機(6201)-10.02%、三和HD(5929) -7.38%、東亜合成(4045) -5.75%、西鉄(9031) -5.21%、ニッパツ(5991) -4.53%、きんでん(1944) -4.46%、ニフコ(7988) -4.27%、阪和興(8078) -4.25%、大陽日酸(4091) -3.96%、MS&AD(8725) -3.53%などが安い気配値となっている。
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