前場コメント No.5 ベルグアース、パナソニック、シャープ、三菱地所、ベネッセなど

2019/05/20(月) 11:30
★9:07  ベルグアース-急騰 サカタのタネから一部事業を譲受 花苗生産事業で連携
 ベルグアース<1383.T>が急騰。同社は17日に、サカタのタネ<1377.T>の100%子会社である長野セルトップから一部事業を譲り受けると発表した。
 コア事業である野菜苗生産事業に加え、長野セルトップのトルコギキョウを中心とした花苗生産事情を譲り受けることで事業の多角化・多品目化を進める。また、サカタのタネとの連携も深めることで、相乗効果により効率的で高品質な花苗生産の実現を目指すとしている。
 対象事業の18.5期売上高は1.3億円。譲受額は6000万円となる。契約締結日は6月30日、譲受日は7月1日を予定している。

★9:08  パナソニック-野村が目標株価引き下げ 再成長に向けた変化に期待
 パナソニック<6752.T>が小高い。野村証券では、再成長に向けた変化に期待。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1100円→1000円と引き下げた。
 合弁会社の設立など他社との連携や、半導体やソーラーといった低収益事業への対策が進んでいる点は評価できるが、全社戦略の方向性が見えにくい。組織改革のさらなるスピードアップや、家庭製品における強みをグループ全体の差異化につなげる工夫など、再成長に向けた変化に期待。今20.3期以降の業績予想を下方修正し、目標株価は引き下げたとしている。

★9:11  シャープ-野村が目標株価引き下げ 大口顧客の需要変動でデバイス事業が低調
 シャープ<6753.T>がもみ合い。野村証券では、大口顧客の需要変動でデバイス事業が低調と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1350円→1150円と引き下げた。
 大手顧客の需要変動の影響などから、前19.3期は営業減益。白物家電やスマートフォンの海外展開の加速など、鴻海グループ内の最終商品メーカーとしての成長戦略は順調に進ちょくしている。しかし、カメラモジュールや小型ディスプレイなどスマホ向けの売上減速が厳しく、足もとの業績は従来予想を下回るペースで推移。業績予想の下方修正を踏まえ、目標株価は引き下げるとした。

★9:11  三菱地所-5日続伸 中国の大手デベロッパー「万科企業」と戦略的提携協議書を締結
 三菱地所<8802.T>が5日続伸。同社は5月17日大引け後に、中国の大手デベロッパー「万科企業」と戦略的提携協議書を締結したと発表した。
 中国の一大経済圏で成長著しい長江デルタの「華東地域」における不動産開発プロジェクトについて、長期的な戦略的提携関係を確立する。同社はオフィス・商業施設などアセットの開発ノウハウを、万科企業は中国でのプロジェクト推進ノウハウを提供し、共同プロジェクトの機会獲得を目指すほか、人材交流の機会を設けるなど、強みを活かした成長を狙うとした。

★9:12  ベネッセ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 営業利益予想微修正
 ベネッセホールディングス<9783.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、営業利益予想微修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価算出を妥当PBRからPERに変更し、目標株価は3500円→2100円と引き下げた。
 国内進研ゼミの2019年4月会員は262万人(前期比1.9%増)と中期経営計画の目標274万人を下回った。継続率に関しては一定の底堅さがあるものの、新規入会者数が弱かった。学生向けの教育コンテンツにおける競争の厳しさを反映していると考えられる。結果、今20.3期営業利益の会社計画200億円は中期経営計画上の250億円を下回るものの、費用面において保守的とみているとし、会社計画を18億円上回る218億円を予想するとした。

★9:13  東京きらぼし-反発 『ビズマ』運営のビジネスマーケットと業務提携
 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173.T>が3日ぶり反発。同社は5月17日大引け後に、傘下のきらぼし銀行が、事業承継のマッチングプラットフォーム『ビズマ(BIZMA)』を運営する、ビジネスマーケット(東京都港区)と業務提携を行うと発表した。この提携により、きらぼし銀行と取引のある中小企業は『ビズマ(BIZMA)』に集積した情報を利用することが可能とした。


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