〔Market Flash〕毎月勤労統計の賃金データに下方バイアスが発生~ドイツ

2019/05/20(月) 12:46
【12:45】毎月勤労統計の賃金データに下方バイアスが発生~ドイツ  ドイツ証券では、毎月勤労統計の現金給与総額の伸びが1月以降、3カ月連続で前年比マイナスとなっていることについて、この背景に、1月に実施されたサンプル替えの影響があると考えている。調査対象のうち、30人以上の事業所はこれまで2~3年ごとに総入れ替えを行っていたが、2018年1月からは、毎年1月調査で一部を入れ替えるローテーションサンプリングを導入した。2020年からは毎年3分の1が入れ替えられるが、2018~2019年は移行期間として1月に2分の1のサンプルが入れ替えられる。ドイツでは、総入れ替えほどではないが、サンプル替えの影響は大きいと考えている。また、共通事業所ベースではヘッドラインの数字ほど賃金の伸びは減速しておらず、こちらの方がヘッドラインの数字よりは信頼性が高いと考えている。 【10:15】米中対立は貿易戦争ではなく覇権争い~SMBC日興  SMBC日興証券では、足元で米中間で起こっている対立は、貿易戦争ではなく覇権争いであると指摘している。米国は、AIやIoT、5Gの時代で中国がテクノロジー覇権を握ることに脅威を感じており、不公正なテクノロジー移転や国家経済主義などを許容できないことから、関税問題が合意に至っても中国テクノロジー覇権に対する米国の警戒が解消されることはないと考えている。同観点から、今後も中国と米国のテクノロジーにからむ対立は、ファーウェイ問題だけにとどまらず、形を変えて継続すると考えるべきとコメントしている。 【9:35】19.3期決算企業の業績は増収減益~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、16日時点の東証1部上場3月期決算企業の業績を集計している。通期(4-3月)の売上高は前年比+3.2%、経常利益は同-0.5%と、増収減益であったとのこと。製造業と非製造業の経常利益はそれぞれ同-3.1%、同+7.9%となった。また、全産業の経常増益率にプラス寄与する業種は情報・通信、電気機器、卸売業、機械などであったと指摘している。 【8:45】寄り前気配はケーヒン、阿波銀、福山運、北越紀州が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ケーヒン(7251)+23.63%、阿波銀(8388)+18.62%、福山運(9075)+17.65%、北越紀州(3865)+17.36%、山合銀(8381)+13.17%、豊田合(7282)+12.64%、住友林(1911)+10.22%、紀陽銀(8370) +7.48%、中国銀(8382) +6.94%、不二越(6474) +6.73%などが高い気配値。  一方、リゾートトラ (4681) -5.51%、セガサミーH (6460) -5.48%、フジHD(4676) -5.04%、きんでん(1944) -4.90%、第一三共(4568) -4.21%、スズケン(9987) -3.92%、HOYA(7741) -3.72%、カシオ(6952) -3.65%、ニッパツ(5991) -3.55%、京セラ(6971) -3.44%などが安い気配値となっている。
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