後場コメント No.2 富士電機、ビックカメラ、クレハ、ＮＴＴデータ、関東電化工業など
★12:52 富士電機－大和が目標株価引き上げ 業績安定感と独自成長シナリオを評価
富士電機<6504.T>が反落。大和証券では、業績安定感と独自成長シナリオを評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4100円→4500円と引き上げた。
全社費用に余裕はあるが、不透明感を踏まえて計画+αの予想にとどめるとした。
自動車向けパワー半導体増加を背景に、電デバは前四半期比で増収基調入り。新中計でのパワー半導体・パワエレシステム拡大戦略に期待するとした。
富士電機<6504.T>が反落。大和証券では、業績安定感と独自成長シナリオを評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4100円→4500円と引き上げた。
全社費用に余裕はあるが、不透明感を踏まえて計画+αの予想にとどめるとした。
自動車向けパワー半導体増加を背景に、電デバは前四半期比で増収基調入り。新中計でのパワー半導体・パワエレシステム拡大戦略に期待するとした。
★12:58 ビックカメラ－続伸 全店でダイナミックプライシングを導入 日経報道
ビックカメラ<3048.T>が続伸。20日付けの日本経済新聞電子版では、ビックカメラが2020年度末をめどに、需給状況や競合価格などによって価格を柔軟に変える「ダイナミックプライシング」を全店舗で導入すると報じた。
記事によれば、価格をデジタル表示する電子棚札を全商品に設置し、店頭価格を本部から一括して変更できるようにする。米アマゾン・ドット・コムなどネット勢に対抗するのが目的としている。
ビックカメラ<3048.T>が続伸。20日付けの日本経済新聞電子版では、ビックカメラが2020年度末をめどに、需給状況や競合価格などによって価格を柔軟に変える「ダイナミックプライシング」を全店舗で導入すると報じた。
記事によれば、価格をデジタル表示する電子棚札を全商品に設置し、店頭価格を本部から一括して変更できるようにする。米アマゾン・ドット・コムなどネット勢に対抗するのが目的としている。
★13:00 クレハ－ＳＢＩが目標株価引き上げ 中期成長が続こう
クレハ<4023.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、PGAに加え、自動車軽量化・電動化素材の拡大で中期成長が続こうとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を8500円→8800円と引き上げた。
中堅化学セクターにおけるトップピックとして推奨。注目点は3点。（1）中期経営計画「Kureha’s Challenge 2020」を策定、（2）PGAプラグは採用社数が増加し、横穴全体での採用も拡大へ、（3）PVDFはLiB用正極バインダー向けが拡大。
同社は2016～2018年度に実施した中期経営計画「Kureha‘s Challenge 2018」を2年延長し、「Kureha’s Challenge 2020」として策定した。PGA事業およびPVDF事業の利益拡大を考慮すると、20年度の営業利益計画（180億円）は控えめとＳＢＩではみているとし、計画を上回る営業利益の拡大を株価は織り込んでいないと考えるとした。
クレハ<4023.T>がもみ合い。ＳＢＩ証券では、PGAに加え、自動車軽量化・電動化素材の拡大で中期成長が続こうとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を8500円→8800円と引き上げた。
中堅化学セクターにおけるトップピックとして推奨。注目点は3点。（1）中期経営計画「Kureha’s Challenge 2020」を策定、（2）PGAプラグは採用社数が増加し、横穴全体での採用も拡大へ、（3）PVDFはLiB用正極バインダー向けが拡大。
同社は2016～2018年度に実施した中期経営計画「Kureha‘s Challenge 2018」を2年延長し、「Kureha’s Challenge 2020」として策定した。PGA事業およびPVDF事業の利益拡大を考慮すると、20年度の営業利益計画（180億円）は控えめとＳＢＩではみているとし、計画を上回る営業利益の拡大を株価は織り込んでいないと考えるとした。
★13:11 モルフォ－反落 「ＮＶＣ」「３ＭＩＭ」と業務提携 AIで映像制作業務の効率化
モルフォ<3653.T>が反落。同社は5月20日10時に、ヌーベルグループの2社と業務提携を締結したと発表した。
総合的な映像サービスをワンストップで提供するＮＶＣ（東京都千代田区）および放送・映像・音響に特化したAI開発・販売を手掛ける３ＭＩＭ（東京都千代田区）とともに、映像制作業界における業務効率化のためのAI（人工知能）ソフトウェアを共同開発するため、業務提携を行うもの。今回、自動マスキングシステムおよび自動ワイプシステムのAI開発を3社共同で行う。開発したAIソフトウェア（3社の共同権利物）は、映像制作・編集業務の効率化を図る映像制作事業者、広告事業者、放送事業者、OTT事業者などに向けてライセンスを販売する予定とした。
モルフォ<3653.T>が反落。同社は5月20日10時に、ヌーベルグループの2社と業務提携を締結したと発表した。
総合的な映像サービスをワンストップで提供するＮＶＣ（東京都千代田区）および放送・映像・音響に特化したAI開発・販売を手掛ける３ＭＩＭ（東京都千代田区）とともに、映像制作業界における業務効率化のためのAI（人工知能）ソフトウェアを共同開発するため、業務提携を行うもの。今回、自動マスキングシステムおよび自動ワイプシステムのAI開発を3社共同で行う。開発したAIソフトウェア（3社の共同権利物）は、映像制作・編集業務の効率化を図る映像制作事業者、広告事業者、放送事業者、OTT事業者などに向けてライセンスを販売する予定とした。
★13:17 ＮＴＴデータ－ＳＢＩが「買い」へ引き上げ 21.3期から収益性改善を見込む
ＮＴＴデータ<9613.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、来21.3期から収益性改善と想定。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1280円→1550円と引き上げた。
今20.3期通期会社計画は売上高2兆2400億円（前期比3.5％増）、営業利益1480億円（同0.2％増）と微増益。これは新中計（22.3期：売上高2.5兆円、営業利益率8％、営業利益2000億円）達成を目的に、海外事業の構造改革費用と全社的成長投資、両者に100億円前後ずつ積み増す前提のため。今20.3期ＳＢＩ予想では比較的案件期間が短く計画と実勢に差異が生じやすい法人・ソリューションについて、昨今の事業環境の良好さを考慮し、計画超過達成が可能と判断、それを主因に計画超過を見込むとした。
ＮＴＴデータ<9613.T>が3日続伸。ＳＢＩ証券では、来21.3期から収益性改善と想定。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1280円→1550円と引き上げた。
今20.3期通期会社計画は売上高2兆2400億円（前期比3.5％増）、営業利益1480億円（同0.2％増）と微増益。これは新中計（22.3期：売上高2.5兆円、営業利益率8％、営業利益2000億円）達成を目的に、海外事業の構造改革費用と全社的成長投資、両者に100億円前後ずつ積み増す前提のため。今20.3期ＳＢＩ予想では比較的案件期間が短く計画と実勢に差異が生じやすい法人・ソリューションについて、昨今の事業環境の良好さを考慮し、計画超過達成が可能と判断、それを主因に計画超過を見込むとした。
★13:25 関東電化工業－岩井コスモが目標株価引き下げ メモリー生産回復で業績が上向こう
関東電化工業<4047.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、今下期以降のメモリー生産回復で業績が上向くとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は1480円→1300円と引き下げた。
メモリーの生産調整と固定費負担の増加で今期業績は大幅減益となる見通しだが、株価はすでに織り込み済みと判断。事業環境が好転する来期以降は業績急回復が予想され、今後材料視されそうとした。メモリー在庫調整に加え、米中ハイテク摩擦の激化によって事業環境に不透明感はあるが、5Gの普及が半導体需要拡大への起爆剤となるという長期的な成長ストーリーに変化はないとした。
関東電化工業<4047.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、今下期以降のメモリー生産回復で業績が上向くとみて、投資判断「A」を継続した。目標株価は1480円→1300円と引き下げた。
メモリーの生産調整と固定費負担の増加で今期業績は大幅減益となる見通しだが、株価はすでに織り込み済みと判断。事業環境が好転する来期以降は業績急回復が予想され、今後材料視されそうとした。メモリー在庫調整に加え、米中ハイテク摩擦の激化によって事業環境に不透明感はあるが、5Gの普及が半導体需要拡大への起爆剤となるという長期的な成長ストーリーに変化はないとした。
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