前場コメント No.1 共英製鋼、メディシノバ、バンダイナムコ、東海東京、シンシアなど

2019/05/21(火) 11:30
★9:00  共英製鋼-買い気配 野村が「Buy」へ引き上げ 国内では受注が底堅い スプレッドの拡大を予想
 共英製鋼<5440.T>が買い気配。野村証券では、国内では受注が底堅く、スプレッドの拡大を予想。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を1960円→2370円と引き上げた。
 ポイントは2点。(1)国内では5月16日に発表された3月の受注統計で主力製品である棒鋼の受注が堅調であることを確認。鉄筋コンクリート造(RC造)の建築着工が増加基調で、先々の棒鋼需要も底堅い見こみ。在庫も適正範囲にあり、鉄屑安による鋼材スプレッド(鋼材価格-鉄屑価格)の拡大が期待できる状況。(2)ベトナムについては北部の競争環境は厳しいが、19.3期下期に発生した鉄屑の調達難が正常化し、安価なビレットの調達が可能になったことや販路拡大の進展が5月13日の決算説明会で確認でき、従来の野村予想よりも改善が期待できる状況になったと判断。以上の要因により、業績予想を上方修正し、DCF法に基づく目標株価を引き上げたとしている。

★9:00  メディシノバ-買い気配 インターネット上の記事に関し見解発表 受託者義務違反は存在しない
 メディシノバ・インク<4875.T>が買い気配。同社は21日8時40分に、米国の法律事務所が、同社の役員および取締役による受託者義務違反の可能性について調査を進める、またその調査への賛同者を募るというようなことを公表し、関連する記事および掲示板への書き込みがインターネット上において見受けられた件に関する見解を発表した。
 きょう時点において、本件に関する何らかの公式な通知や連絡を受領した事実はないとし、また同社は、同社の役員および取締役が受託者義務の違反を問われるようなことは何1つとして存在しないと考えるとした。なお、同社は本件の今後の動向を注視し、同社の企業価値を不当に損ねるものであると判断した場合、法的措置も含めた断固たる対応を検討するとしている。

★9:00  バンダイナムコ-野村が目標株価引き上げ ストーリーの訴求を強化
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が底堅い。野村証券では、ストーリーの訴求を強化していると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5700円→6300円と引き上げた。
 今20.3期の営業利益予想はやや下方修正、来21.3期以降は上方修正。今20.3期はクオリティの向上が優先され、家庭用ゲームの販売本数が想定を下回る見込みだが、足元のモバイルゲーム事業の売上高が予想を上回って推移。また、グローバル市場において同社の複数コンテンツによる中期的な成長ポテンシャルが高いことから、今20.3期の予想EPS 313円に、同指標の19年度PER14.2倍を上回る20倍を適用して目標株価を算出。「ガンダム」「ONE PIECE」→中国「NARUTO」の強化が始まると注目。

★9:00  東海東京-もみ合い 上限1000万株・36億円の自己株取得へ 消却も発表
 東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>がもみ合い。同社は20日に、上限1000万株・36億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 いっそうの株主還元および資本効率の向上を図るとともに、機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は6月1日~8月31日。なお、上限1000万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.87%となる。
 併せて、自己株式1000万株を8月31日に消却することも発表した。消却前の発行済株式総数(自己株式を含む)に対する割合3.69%となる。

★9:01  シンシア-買い気配 「ピンホールコンタクトレンズ」のイクエンメディカルと業務提携
 シンシア<7782.T>が買い気配。同社は5月20日大引け後に、医薬品、医療機器の設計・開発を行うイクエンメディカル(東京都新宿区)と、ピンホールコンタクトレンズの開発・市場開拓を目的として、業務提携を行うと発表した。
 今後の少子高齢化に対応するコンタクトレンズ分野の新規事業として、ピンホールコンタクトレンズに関する特許を保有するイクエンメディカルと、ピンホールコンタクトレンズの開発・市場開拓について協力体制を構築するとした。


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