前場コメント No.3 多摩川ＨＤ、杉本商事、フリージアマクロス、ラクス、ケア２１など
★9:02 多摩川ＨＤ－買い気配 今期経常黒字転換見込む 前期は0.8億円の赤字で着地
多摩川ホールディングス<6838.T>が買い気配。同社は20日に、20.3期通期の連結経常損益予想は3.7億円の黒字（前期は0.8億円の赤字）と発表した。
電子・通信用機器事業については、主に海外向け受注が増加する見込み。再エネ発電所事業については、稼動済みの各太陽光発電所が順調に売電を行うとともに、一部の太陽光発電所について保有目的を変更し、販売する見込みとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結経常損益は0.8億円の赤字（前の期は0.6億円の赤字）だった。再エネ発電所事業が好調だったことなどにより営業利益段階では大幅な増益となったものの、支払利息が増加したことが響いた。
多摩川ホールディングス<6838.T>が買い気配。同社は20日に、20.3期通期の連結経常損益予想は3.7億円の黒字（前期は0.8億円の赤字）と発表した。
電子・通信用機器事業については、主に海外向け受注が増加する見込み。再エネ発電所事業については、稼動済みの各太陽光発電所が順調に売電を行うとともに、一部の太陽光発電所について保有目的を変更し、販売する見込みとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結経常損益は0.8億円の赤字（前の期は0.6億円の赤字）だった。再エネ発電所事業が好調だったことなどにより営業利益段階では大幅な増益となったものの、支払利息が増加したことが響いた。
★9:02 杉本商事－買い気配 50万株・12.5億円の自己株取得枠を設定 割合は4.52％
杉本商事<9932.T>が買い気配。同社は20日、50万株・12.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月21日～2020年3月25日。なお、上限50万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.52％となる。
杉本商事<9932.T>が買い気配。同社は20日、50万株・12.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月21日～2020年3月25日。なお、上限50万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.52％となる。
★9:02 フリージアマクロス－売り気配 今期営業益2％減見込む 前期は7％増益着地
フリージア・マクロス<6343.T>が売り気配。同社は20日に、20.3期通期の連結営業利益予想は7.0億円（前期比1.7％減）と発表した。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は7.1億円（前の期比6.6％増）だった。住宅関連事業は小幅な減益となったものの、製造供給事業が、変動費・固定費などを圧縮したことなどにより、黒字転換となったことが寄与した。
フリージア・マクロス<6343.T>が売り気配。同社は20日に、20.3期通期の連結営業利益予想は7.0億円（前期比1.7％減）と発表した。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は7.1億円（前の期比6.6％増）だった。住宅関連事業は小幅な減益となったものの、製造供給事業が、変動費・固定費などを圧縮したことなどにより、黒字転換となったことが寄与した。
★9:02 ラクス－買い気配 野村が目標株価引き上げ 株価下落で投資妙味が一段と高まった
ラクス<3923.T>が買い気配。野村証券では、株価下落で投資妙味が一段と高まったと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2650円→3000円と引き上げた。
5月14日の前19.3期決算発表後、株価は2日間で17％程度下落した。一部投資家からは、Q4の前年同期比売上成長率の低下や、9四半期ぶりの営業減益を懸念する声が聞かれたが、これはM&A（合併・買収）の影響や、テレビCM等のプロモーション実施時期の違いによる影響。上記を考慮した野村予想に対しては、Q4はおおむね同水準の着地。
今20.3期は通期の会社計画公表が見送られ、四半期ごとの開示とされた点への懸念も聞かれたとした。同社は売上高および各段階利益に関して、18.3期～来21.3期の3年で年率平均成長率30％を目指しており、前19.3期～今20.3期は成長投資を先行させ、来21.3期に一定の利益を創出する方針であると注目。
ラクス<3923.T>が買い気配。野村証券では、株価下落で投資妙味が一段と高まったと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2650円→3000円と引き上げた。
5月14日の前19.3期決算発表後、株価は2日間で17％程度下落した。一部投資家からは、Q4の前年同期比売上成長率の低下や、9四半期ぶりの営業減益を懸念する声が聞かれたが、これはM&A（合併・買収）の影響や、テレビCM等のプロモーション実施時期の違いによる影響。上記を考慮した野村予想に対しては、Q4はおおむね同水準の着地。
今20.3期は通期の会社計画公表が見送られ、四半期ごとの開示とされた点への懸念も聞かれたとした。同社は売上高および各段階利益に関して、18.3期～来21.3期の3年で年率平均成長率30％を目指しており、前19.3期～今20.3期は成長投資を先行させ、来21.3期に一定の利益を創出する方針であると注目。
★9:03 ケア２１－買い気配 上期営業益を上方修正 投資効率の改善進める
ケア２１<2373.T>が買い気配。同社は20日に、19.10期上期（11-4月）の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から3.0億円の黒字（前年同期は1.2億円の赤字）に引き上げると発表した。
新規出店を含めより高い効果が見込める施策へのシフトによって、投資効率の改善を進めた。また、2Qに出店した施設の稼働率改善や総コストの縮減に努めたこともあり、当初予想を大幅に上回る見通しとなった。
ケア２１<2373.T>が買い気配。同社は20日に、19.10期上期（11-4月）の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から3.0億円の黒字（前年同期は1.2億円の赤字）に引き上げると発表した。
新規出店を含めより高い効果が見込める施策へのシフトによって、投資効率の改善を進めた。また、2Qに出店した施設の稼働率改善や総コストの縮減に努めたこともあり、当初予想を大幅に上回る見通しとなった。
★9:03 パーソル－大和が「2」へ引き上げ 主力事業は好調な見通し
パーソルホールディングス<2181.T>が反発。大和証券では、主力事業は好調な見通しとコメント。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2120円→3150円と引き上げた。
前19.3期通期の営業利益は前年比22.3％増の441億円。好調なリクルーティングセグメントに加え、4Qでは派遣・BPOセグメントも順調。
今後のポイントは以下3点。（1）主力の派遣・BPOでは、無期スタッフの比率増に伴う単価上昇（前年比約+2％）および派遣登録増/基幹システムGENESIS活用によるマッチング効率改善（スタッフの稼働率上昇）を背景にオーガニック成長率が堅調に推移しよう、（2）リクルーティングでは市場成長率が高い人材紹介を中核、（3）19.3期は豪州Programmedセグメントが苦戦するも、今後の売上高低迷懸念は限定的と見る。
パーソルホールディングス<2181.T>が反発。大和証券では、主力事業は好調な見通しとコメント。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2120円→3150円と引き上げた。
前19.3期通期の営業利益は前年比22.3％増の441億円。好調なリクルーティングセグメントに加え、4Qでは派遣・BPOセグメントも順調。
今後のポイントは以下3点。（1）主力の派遣・BPOでは、無期スタッフの比率増に伴う単価上昇（前年比約+2％）および派遣登録増/基幹システムGENESIS活用によるマッチング効率改善（スタッフの稼働率上昇）を背景にオーガニック成長率が堅調に推移しよう、（2）リクルーティングでは市場成長率が高い人材紹介を中核、（3）19.3期は豪州Programmedセグメントが苦戦するも、今後の売上高低迷懸念は限定的と見る。
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