前場コメント No.7 ブイキューブ、エスクリ、沢井製薬、タケダ機械、東洋水産など

2019/05/21(火) 11:30
★9:09  エボラブルアジア-5日続伸 4月次取扱高2.4倍 今期累計取扱高764億円
 エボラブルアジア<6191.T>が5日続伸。同社は20日、19.9期4月次の取扱高が130億円(前年同月比2.4倍)になったと発表した。今期の累計取扱高は764億円。このうち一般顧客向け取扱高は前年同月対比4.1倍となっている。

★9:09  ブイキューブ-反発 20万株・10億円の自己株取得枠を設定 割合は0.83%
 ブイキューブ<3681.T>が反発。同社は20日、20万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月3日~12月27日。なお、上限20万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.83%となる。

★9:09  エスクリ-いちよしがフェアバリュー引き上げ ブライダルの受注は順調に増加
 エスクリ<2196.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、ブライダルの受注は順調に増加していると判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューを1300円→1600円と引き上げた。
 フェアバリュー引き上げは今20.3期以降の営業利益見通しを引き上げたことが主な理由。現在の株価水準は今20.3期予想PERで5.5倍、予想PBRで0.9倍で、割安感があると判断。
 ニューブライダル(主に子会社、少人数婚、リゾート挙式)の前19.3期の施行件数は前期比14.9%増の3259件。19年3月末のニューブライダルの受注残件数は前年同月末比15.3%増の3790件と施行、受注とも好調に推移。少人数挙式なども取り込んでいると評価した。

★9:10  沢井製薬-野村が目標株価引き上げ 国内外で安定した利益創出が続く
 沢井製薬<4555.T>が変わらずを挟んで3日続伸。野村証券では、国内外で安定した利益創出が続くと想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は6000円→6100円と引き上げた。
 前19.3期の堅調な業績拡大を経て、今20.3期以降は日本、米国ともに安定的な利益創出ステージに入る見込み。野村予想は売上高を若干増額するが、研究開発費や広告費を見直し、営業利益をやや減額修正。
 前19.3期はGE促進策が追い風となり、単独上市品やUSL社の通年業績が寄与。前の期比9.7%増収、同16.2%営業増益と伸長した。今20.3期は2度の薬価改定、広告費を元の水準へ戻すなどで利益成長は鈍化。前期比0.7%増収、同2.7%営業増益と予想。

★9:10  タケダ機械-急騰 前期純利益を上方修正 工場稼働率が高水準で推移
 タケダ機械<6150.T>が急騰。同社は20日に、19.3期通期の純利益予想を従来の5.2億円から6.5億円(前の期比43.0%増)に引き上げると発表した。
 人手不足による労働環境のひっ迫から、省力化に対する製品需要が予想を上回るペースで推移したことで、工場稼働率が高水準で維持されたことが奏功した。

★9:11  東洋水産-野村が目標株価引き上げ 20.3期は大幅増益もそれ以降が緩やか
 東洋水産<2875.T>が4日続伸。野村証券では、今20.3期は大幅増益もそれ以降が緩やかと想定し、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4450円→4550円と引き上げた。
 前19.3期実績を踏まえて野村予想を微修正したが、見方に変更はないとした。今20.3期は国内での値上げ、海外での収益性回復により、営業増益となる見込み。一方、中期的な業績けん引役に乏しいため、株価バリュエーションの切り上がりは期待しづらい。
 前19.3期Q4の営業利益は前年同期比11%減益の39億円(野村予想44億円)。国内即席麺は暖冬影響で同3%減収と苦戦、冷蔵倉庫と加工食品における減価償却費増も影響した。一方、海外即席麺は現地通貨ベースで増益転換。販売数量は同7%増(米国:4%増、メキシコ他:12%増)と好調、メキシコでの値上げ、テキサス工場の稼働率上昇による物流効率も改善したと指摘。


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