前場コメント No.8 マースＧＨＤ、ＳＣＳＫ、ＵＳＳ、技研ＨＤ、ディアライフなど
★9:12 マースＧＨＤ－3日ぶり反落 今期営業益横ばい見込み 設備投資回復の遅れ織り込む
マースグループホールディングス<6419.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、20.3期通期の営業利益予想を47.0億円（前期比0.2％増）と発表した。
パチンコ業界において、ホール数の減少やIR実施法の影響など不透明な状況が続くことから、設備投資需要の本格的な回復には時間がかかるとしている。
19.3期通期の営業利益は46.9億円（前の期比33.4％増）だった。アミューズメント施設向けに周辺機器の販売が堅調に推移したことが利益を押し上げた。
マースグループホールディングス<6419.T>が3日ぶり反落。同社は20日に、20.3期通期の営業利益予想を47.0億円（前期比0.2％増）と発表した。
パチンコ業界において、ホール数の減少やIR実施法の影響など不透明な状況が続くことから、設備投資需要の本格的な回復には時間がかかるとしている。
19.3期通期の営業利益は46.9億円（前の期比33.4％増）だった。アミューズメント施設向けに周辺機器の販売が堅調に推移したことが利益を押し上げた。
★9:13 ＳＣＳＫ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 20.3期も2ケタ営業増益を予想
ＳＣＳＫ<9719.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業投資を吸収した上で、今20.3期も2ケタ営業増益を予想するとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は6500円→6450円と引き下げた。
エクイティストーリーは『底堅い基幹系システム刷新需要取り込みやサービス型ビジネス拡大に伴う生産性向上、およびモビリティシステム事業拡大』で変更なし。基幹系システム刷新は引き続き、2025年問題（SAPの旧製品サポート終了）を背景とするERP更新、IoT関連、オムニチャネル関連など活況。ERPでは自社製品「ProActive」のクラウド提供（同製品の構成比15％）も拡大しており、今後のサービス型ビジネス拡大を後押ししそう。サービス型ビジネスは前19.3期売上高740億円と前期比6％増にとどまるが、特定顧客向け大型BPOの業務縮小影響を除くと、同10％増で基調は良好と指摘した。
ＳＣＳＫ<9719.T>が小高い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業投資を吸収した上で、今20.3期も2ケタ営業増益を予想するとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は6500円→6450円と引き下げた。
エクイティストーリーは『底堅い基幹系システム刷新需要取り込みやサービス型ビジネス拡大に伴う生産性向上、およびモビリティシステム事業拡大』で変更なし。基幹系システム刷新は引き続き、2025年問題（SAPの旧製品サポート終了）を背景とするERP更新、IoT関連、オムニチャネル関連など活況。ERPでは自社製品「ProActive」のクラウド提供（同製品の構成比15％）も拡大しており、今後のサービス型ビジネス拡大を後押ししそう。サービス型ビジネスは前19.3期売上高740億円と前期比6％増にとどまるが、特定顧客向け大型BPOの業務縮小影響を除くと、同10％増で基調は良好と指摘した。
★9:14 ＵＳＳ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 引き続きM&A効果を注視
ユー・エス・エス<4732.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続きM&A（合併・買収）効果を注視。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
M&Aで取得した2会場（ＪＡＡ、ＨＡＡ神戸）によるシナジー効果を注視する考えに変更はなし。今20.3期営業利益予想は380億円から382億円（前期比3％増）に若干上方修正。オークション台数引き上げが主因。ＪＡＡ、ＨＡＡ神戸は引き続き低調ながら、それ以外の会場が想定よりも好調なことを反映するもの。ＪＡＡ出品台数は19.3期3Q（10～12月）が前年同期比22％減、4Q（1～3月）同30％減。システム入れ替え影響もありやや悪化。5月には会場がリニューアルオープンしており、テコ入れを図る。ＨＡＡ神戸出品台数は3Q同33%減、4Q同29％減とややマイナス幅改善。手数料ディスカウントの見直しや、会員加入条件の緩和等も行い、やや改善の兆しが見えてきたとした。
ユー・エス・エス<4732.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、引き続きM&A（合併・買収）効果を注視。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
M&Aで取得した2会場（ＪＡＡ、ＨＡＡ神戸）によるシナジー効果を注視する考えに変更はなし。今20.3期営業利益予想は380億円から382億円（前期比3％増）に若干上方修正。オークション台数引き上げが主因。ＪＡＡ、ＨＡＡ神戸は引き続き低調ながら、それ以外の会場が想定よりも好調なことを反映するもの。ＪＡＡ出品台数は19.3期3Q（10～12月）が前年同期比22％減、4Q（1～3月）同30％減。システム入れ替え影響もありやや悪化。5月には会場がリニューアルオープンしており、テコ入れを図る。ＨＡＡ神戸出品台数は3Q同33%減、4Q同29％減とややマイナス幅改善。手数料ディスカウントの見直しや、会員加入条件の緩和等も行い、やや改善の兆しが見えてきたとした。
★9:14 技研ＨＤ－3日ぶりに大幅反落 前期営業益は計画下振れ着地 今期は13％増見込む
技研ホールディングス<1443.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は20日に、20.3期通期の連結営業利益予想は8.4億円（前期比13.2％増）と発表した。情報の収集力と技術提案力を主体とした営業に重点を置くとともに、市場における優位性を確保するため高付加価値の商品開発を進めるとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は7.4億円（前の期比73.2％増）だった。社内活性化委員会主導による徹底した変動費管理の推進、ならびに一部の不採算工事が一巡したことが寄与した。なお、通期の会社計画は7.8億円だったので着地は下振れた。
技研ホールディングス<1443.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は20日に、20.3期通期の連結営業利益予想は8.4億円（前期比13.2％増）と発表した。情報の収集力と技術提案力を主体とした営業に重点を置くとともに、市場における優位性を確保するため高付加価値の商品開発を進めるとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は7.4億円（前の期比73.2％増）だった。社内活性化委員会主導による徹底した変動費管理の推進、ならびに一部の不採算工事が一巡したことが寄与した。なお、通期の会社計画は7.8億円だったので着地は下振れた。
★9:15 ディアライフ－小動き コインスペースとワーキングスペース出店・運営サービス分野で業務・資本提携
ディア・ライフ<3245.T>が小動き。同社は20日に、コインスペースと、ワーキングスペース出店・運営サービス分野における業務提携および資本提携を行うと発表した。
コインスペースと提携することにより、東京圏エリアにおける不動産の企画・開発・再生経験に基づくノウハウや、関係会社のパルマが有するセルフストレージ施設開発・運営、BPOノウハウなどを付加したサービスを提供することにより、ワーキングスペースの出店加速化や最適な店舗運営システムの確立に寄与するという。
同社は、コインスペースが行う今後のワーキングスペース出店および運営システム増強資金の調達のための第三者割り当て増資の一部を引き受けるとしている。
ディア・ライフ<3245.T>が小動き。同社は20日に、コインスペースと、ワーキングスペース出店・運営サービス分野における業務提携および資本提携を行うと発表した。
コインスペースと提携することにより、東京圏エリアにおける不動産の企画・開発・再生経験に基づくノウハウや、関係会社のパルマが有するセルフストレージ施設開発・運営、BPOノウハウなどを付加したサービスを提供することにより、ワーキングスペースの出店加速化や最適な店舗運営システムの確立に寄与するという。
同社は、コインスペースが行う今後のワーキングスペース出店および運営システム増強資金の調達のための第三者割り当て増資の一部を引き受けるとしている。
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