〔Market Flash〕今後もトヨタグループの再編に注目～三菱ＵＦＪＭＳ

【9:50】今後もトヨタグループの再編に注目～三菱ＵＦＪＭＳ 　三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、デンソー（6902）が愛三工業（7283）へのパワートレイン事業の一部譲渡、およびデンソーの愛三工業に対する出資比率の引き上げについて検討を開始することを基本合意したことを受けてリポートしている。三菱ＵＦＪＭＳでは、今回のスキームによる恩恵は愛三工業に大きく、デンソーにはニュートラルと捉えている。愛三工業は生産効率化やスケールメリット拡大による低コスト化が期待でき、出遅れていた電動化対応への知見獲得へ優位に作用する可能性もあるとみている。一方でデンソーにとっては、現段階のスキームでは重複製品は複数残るとみられ、効果は限定的と考えている。また、トヨタグループでは「ホーム＆アウェイ」戦略によるグループ事業の再構築が加速していることを指摘しており、今後もこの潮流は不変と考えられることから、グループ各社の動向に注目する必要があるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は東邦ＨＤ、電通、日揮、井関農が高い気配値 　主力株の寄り前気配では、東邦ＨＤ(8129) +8.00%、電通(4324) +7.80%、日揮(1963) +6.81%、井関農(6310) +5.37%、リョーサン(8140) +5.33%、東海東京(8616) +5.04%、ＡＤＥＫＡ(4401) +4.99%、ＮＫＳＪＨＤ(8630) +4.98%、九州電(9508) +4.97%、東北電(9506) +4.96%などが高い気配値。 　一方、ユー・エス (4732)-23.48%、ダスキン(4665)-14.45%、大日印(7912) -9.34%、日立キャピ(8586) -8.43%、日梱包(9072) -8.32%、京都銀(8369) -7.34%、ほくほく(8377) -6.22%、山口ＦＧ(8418) -5.10%、フジＨＤ(4676) -5.10%、メディパル(7459) -5.04%などが安い気配値となっている。