前場コメント No.17 オリエンタルランド、アドウェイズ、堀場製作所、日本郵船、KDDIなど

2019/05/21(火) 11:31
★10:48  オリエンタルランド-9日続伸 新テーマポート名称「ファンタジースプリングス」に決定
 オリエンタルランド<4661.T>が9日続伸。同社は21日10時、2022年度中の開業を目指して拡張プロジェクトが進行している東京ディズニーシー新テーマポートの名称が「ファンタジースプリングス」に決定したと発表した。
 同プロジェクトでは、ディズニーホテルを有する8番目のテーマポートを新たに開発。既存施設への追加投資としては過去最高となる2500億円を投じ、開業以来最大の面積を拡張。「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材とした3つのエリアに4つの新しいアトラクションを設置する計画となっている。

★10:49  アドウェイズ-底堅い Mawariと3Dモデル活用した新しい体験型広告共同開発
 アドウェイズ<2489.T>が底堅い。同社は21日に、AR/VR/MRなどのXR領域のCreative-techに強みを持つMawari(東京都渋谷区)と、3Dモデルを活用した全く新しい体験型広告を共同開発し、その提供を開始したと発表した。
 Mawariの強みであるクリエイティブとテクノロジーを活用した新たな体験型広告「インタラクティブ3Dアド」を共同開発し、同社の100%子会社であるBulbitが提供する全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」において配信が可能になったという。「インタラクティブ3Dアド」は、回転、ズーム、色変更などユーザーが実際に触れることができる全く新しい形の体験型広告となっている。

★10:50  堀場製作所-ジェフリーズが目標株価引き下げ 業績予想を見直し
 堀場製作所<6856.T>が12日続落。ジェフリーズ証券では、業績予想を見直し。投資判断「BUY」を継続も、目標株価は7500円→7000円と引き下げた。
 1Q実績は営業利益で44億円。半導体はほぼ想定どおりに減少したが、自動車が想定を下回った。会社通期予想はセグメント別も含め、変更なし。半導体は引き続き下期の回復を想定。自動車は1Qの走りはスローだったが、受注残は高水準を維持しており、2Q以降の売上計上が見込まれるとしている。しかし、1Qはこれまでの季節性とはやや異なるスタートとなった。自動車、半導体を中心に業績予想を見直したとしている。

★10:52  日本郵船-SMBC日興が目標株価引き下げ LNG・海洋事業の拡大施策に注目
 日本郵船<9101.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、ドライバルクの構造改革、LNG・海洋事業の拡大施策に注目。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1700円→1500円と引き下げた。
 同社の中計戦略に沿った、市況耐性の強いドライバルク事業の構築など、事業戦略が一定程度進展していることは前向きに評価が可能。一方、航空輸送を行うNCA(日本貨物航空)や物流事業(郵船ロジスティクス)については、収益性改善の道半ばとの印象。今後は、ドライバルク事業のさらなる市況耐性向上や、運賃安定型事業の積み上げ状況などに注目していきたいとした。

★10:56  KDDI-SMBC日興が目標株価引き下げ 非通信事業の利益貢献が引き続き焦点
 KDDI<9433.T>が続落。SMBC日興証券では、新中期計画では非通信事業の利益貢献が引き続き焦点と判断。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は3200円→3000円と引き下げた。
 同社は新しい中期計画を発表し、通信とライフデザインの融合、5Gに向けたイノベーション、金融事業の拡大などによる利益成長と、自社株買い・金庫株消却により、25.3期のEPSで前19.3期比50%増を目標とする。NTTの6年間でESP50%成長の目標からインスピレーションを得たものと推測され、NTTのように利益成長が不足しても自社株買いで必達を目指すことにはならないとみられるが、それでも高い目標は好印象とした。
 一方、今回の中期計画の発表を経ても、その中心である非通信事業の利益成長の期待を高められるまでは、実現しにくいと考えるとした。


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