東京海上-続落 今期純利益18%増見込む 前期正味支払保険金は増加

2019/05/21(火) 14:20
 東京海上ホールディングス<8766.T>が続落。同社は20日14時45分に、20.3期の連結純利益は3250億円(前年同期比18.4%増)と発表した。市場コンセンサスは3219億円。    自然災害に係る正味発生保険金については、過去の実績等を勘案し、東京海上日動火災保険で500億円、日新火災海上保険で25億円を見込んでいる。    19.3期の連結純利益は2746億円だった。国内損害保険事業において正味支払保険金等が増加したことから減益になったことが響いた。  併せて、625万株・250億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月1日~9月20日。なお、上限625万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.9%となる。  株価は前日大引け前の決算発表後に下落していたが、日本損害保険協会が同日発表した自然災害での保険金支払額が2018年度は1兆5000億円と過去最高となったことを受け、きょうも下げ幅を広げる展開となっている。
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