前場コメント No.2 RISE、ヤマトHD、フェイス、タナベ経営、カルビーなど

2019/05/22(水) 11:30
★9:00  RISE-買い気配 今期純損益を上方修正 買収による連結効果が業績押し上げ
 RISE<8836.T>が買い気配。同社は21日に、20.3期通期の純損益予想を従来の1億3600万円の赤字から1億1300万円の赤字(前期は1億0900万円の赤字)に引き上げると発表した。
 併せて、FREアセットマネジメントを子会社化することも発表した。中核事業である不動産事業を強化するため、不動産の保有および不動産管理受託業務等を行なうFREAM社を完全子会社とし、同社の不動産管理受託手数料収入のグループ内への取り込み、ならびに保有物件の有効活用による収益力強化を目指すとしている。

★9:01  ヤマトHD-みずほが「中立」へ引き下げ 同業他社を大きく上回る成長は難しい
 ヤマトホールディングス<9064.T>が3日続落。みずほ証券では、同業他社を大きく上回る成長は難しいと判断。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を3600円→2500円と引き下げた。
 みずほ予想の減額修正およびバリュエーション倍率からプレミアムを除いたことで、目標株価を2500円とし、投資判断を「中立」に引き下げ。みずほ予想の営業利益を減額したのは、アンカーキャスト(配達特化型ドライバー)の生産性が想定より低いと考えたため。また、強みとみられていた質の高い配送キャパシティの増加は、同業他社もドライバーの採用強化などから荷主に提供できており、同社が同業他社を大きく上回る利益成長を続けるのは困難と予想。

★9:01  フェイス-買い気配 上限67万株・5億円の自己株取得へ 割合は5.05%
 フェイス<4295.T>が買い気配。同社は21日に、上限67万株・5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は7月1日~2020年5月20日。なお、上限67万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.05%となる。
 併せて、株主提案に対する取締役会意見も発表した。アールエムビー・ジャパン・オポチュニティーズ・ファンドが提案した、「剰余金の配当の件」および「取締役1名選任の件」に関し、それぞれ反対としている。

★9:02  タナベ経営-続伸 RPA支援のキューアンドエーワークスと業務提携
 タナベ経営<9644.T>が続伸。同社はキューアンドエーワークス(本社:東京都渋谷区)と業務提携契約を締結し、共同でRPAを活用した業務改善コンサルティング「RoboWorking」を開発・提供開始すると発表した。
 業務提携契約の締結および「RoboWorking」の開発・提供開始により、中堅・中小企業におけるタスクオートメーションによる人手不足の解消、働き方改革、生産性・品質の向上を実現し、両社の顧客基盤の拡大を図るとしている。

★9:02  カルビー-5日続伸 国内での販促費管理などを織り込む 「中立」へ引き上げ
 カルビー<2229.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、国内での販促費管理などを織り込み、業績予想を増額。投資判断を「売り」→「中立」、目標株価を2800円→3100円と引き上げた。
 (1)業績予想の増額修正、(2)業績低迷を背景とした株価の下落、(3)18年度終了による目標株価基準年のロールオーバーに伴い、投資判断を「中立」へ引き上げ。国内での売上成長率が限られる中、同社は営業人員の評価項目の更なる見直しを図り、これまで課題であった販促費のコントロールを強化することにより、新中計では23年度国内事業のOPM15%(18年度実績13%)を目指す計画を示した。GS予想はまだそこまでの水準を織り込んでいないとしたものの、20年度以降の国内事業のOPMは徐々に改善する見込み。また、海外事業についてはインドネシアの収益改善を織り込んだとした。


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