前場コメント No.6 ソラスト、ERIHD、ヤフー、三井物産、鹿島など

2019/05/22(水) 11:30
★9:07  野村総合研究所-大和が目標株価引き上げ 産業向けDXが新しいけん引車
 野村総合研究所<4307.T>が3日ぶり反発。大和証券では、産業向けDXが新しいけん引車になっていると判断。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を5300円→6900円と引き上げた。
 前19.3期は採算が向上。売上高が前の期比6%増収の5012億円と会社計画5000億円並みも、海外新規案件の獲得不足と証券業の想定以上の減少から大和予想に若干未達。一方、営業利益は産業IT向けDX案件が会社・大和の想定以上に採算向上に寄与し、同10%増益の714億円と会社計画の700億円を超過。大和予想は今20.3期の各利益のみ上方修正。伸び悩む証券業への感応度が低下し、成長分野たる産業向けDXが利益をけん引し始めた点はポジティブとした。

★9:07  ソラスト-反発 4月訪問介護利用者数は4%増 デイサービス利用者数は45%増
 ソラスト<6197.T>が反発。同社は21日に、4月の介護サービス利用状況を発表した。在宅系サービスにおいては、訪問介護利用者数が前年同月比4.1%増、デイサービス利用者数が同44.9%増となった。施設系サービスにおいては、入居者数が前年同月比67.4%増、入居率は95.8%(前年同期は97.6%)となった。
 2019年4月12日付でなごやかケアリンクを子会社化したことなどにより、2019年4月の利用者数および2019年4月末の事業所数はデイサービスを中心に増加している。

★9:07  ERIHD-反発 構造総合技術研究所を子会社化 ストック関連事業拡大を加速
 ERIホールディングス<6083.T>が反発。同社は21日に、構造総合技術研究所(大阪府東大阪市)の株式を取得し、子会社すると発表した。
 構造総合技術研究所は、非破壊検査業務に強みを持ち、主に建築物・構築物の検査・診断を行っており、本件は中期経営計画で掲げている「新成長事業・新規分野事業への投資」に該当する。今後構造総合技術研究所と同社のグループ会社が協働することで、ストック関連事業の拡大が加速し、同社グループの事業価値向上に寄与するとしている。なお、取得価格は非公表で、株式譲渡は5月予定となっている。

★9:08  ヤフー-4日ぶり反発 ヤフー関連サービスに「PayPay」のオンライン決済など導入へ
 ヤフー<4689.T>が4日ぶり反発。同社は21日に、「Yahoo!ショッピング」などのヤフー関連サービスにおけるオンライン決済手法として、PayPayが提供する「PayPay」を、6月3日より順次導入すると発表した。
 同オンライン決済時には「PayPayボーナス」を付与するだけでなく、PayPay残高とTポイントやYahoo!ウォレットに登録しているクレジットカードなどを組み合わせて支払いができるようになる。また、「ヤフオク!」においては、6月3日より売り上げ金(ヤフオク!に出品した商品が売れた際の代金)を「PayPay」にチャージすることが可能になるとしている。

★9:08  三井物産-3日ぶり反発 LNG開発でモザンビーク政府と契約へ 日経報道
 三井物産<8031.T>が3日ぶり反発。22日付けの日本経済新聞朝刊は、三井物産が東アフリカのモザンビークで計画する世界最大級の液化天然ガス(LNG)開発をめぐり、6月に同国政府と契約を結ぶと報じた。
 記事によれば、三井物産は総事業費2兆円程度のうち約1割を負担する。6月18日、モザンビーク政府や共同開発する米石油会社アナダルコなどと契約を結ぶ。生産開始は2020~25年ごろの予定としている。

★9:09  鹿島-反発 ポーランドの不動産会社を61億円で買収 日経報道
 鹿島<1812.T>が反発。22日付けの日本経済新聞朝刊は、鹿島がポーランドの不動産会社スチューデントデポをこのほど買収したと報じた。
 記事によれば、株式の90%を持っていた米投資会社から全株を取得。買収額は約61億円とみられる。同社が欧州企業を傘下に収めるのは初めて。国内市場は縮小が見込まれ、海外で利益成長を目指す。


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