前場コメント No.5 三菱自動車、メディアドゥ、バリューＨＲ、豊田自動織機、東海理化など
★9:04 三菱自動車－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 持続的成長に向けた端境期を迎える
三菱自動車<7211.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、持続的成長に向けた端境期を迎えるとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は700円→530円と引き下げた。
燃費不正発覚以降、新興国戦略車の「Xpander」を中心に積極的な台数拡大を志向してきたが、これら戦略車種投入の一巡に加え、米国や中国市場での在庫調整を余儀なくなれることから、トップライン成長は一巡する局面に差し掛かかりそう。特に米国市場では、セダン市場の縮小に加え、SUVカテゴリーでもインセンティブ競争が熾烈であり、ブランド力に劣る同社は厳しい競争にさらされている。
一方、電動化やコネクテッドに代表されるCASE対応の戦略投資は今20.3期以降も拡大する公算が大きく、設備の老朽化対応投資なども含めて固定費の負担は来21.3期頃まで増加するのは避けられないとの見方を示した。
三菱自動車<7211.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、持続的成長に向けた端境期を迎えるとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は700円→530円と引き下げた。
燃費不正発覚以降、新興国戦略車の「Xpander」を中心に積極的な台数拡大を志向してきたが、これら戦略車種投入の一巡に加え、米国や中国市場での在庫調整を余儀なくなれることから、トップライン成長は一巡する局面に差し掛かかりそう。特に米国市場では、セダン市場の縮小に加え、SUVカテゴリーでもインセンティブ競争が熾烈であり、ブランド力に劣る同社は厳しい競争にさらされている。
一方、電動化やコネクテッドに代表されるCASE対応の戦略投資は今20.3期以降も拡大する公算が大きく、設備の老朽化対応投資なども含めて固定費の負担は来21.3期頃まで増加するのは避けられないとの見方を示した。
★9:05 メディアドゥ－底堅い 電子雑誌読み放題サービス「Tマガジン」に電子コンテンツ配信システム提供
メディアドゥホールディングス<3678.T>が底堅い。同社は22日に、子会社のメディアドゥが、TSUTAYA事業などを手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブの関連会社である、Ｔマガジンが運営する月額定額制電子雑誌読み放題サービス「Tマガジン」に、電子コンテンツ配信システムの提供および電子雑誌の取り次ぎを開始すると発表した。
2019年5月22日よりサービス提供を開始した「Tマガジン」は、 400誌以上と業界でもトップクラスのコンテンツ数を誇る電子雑誌読み放題サービスという。メディアドゥは雑誌読み放題サービスという新しいジャンルへの挑戦を通じて 電子雑誌市場のさらなる拡大を推進するとしている。
メディアドゥホールディングス<3678.T>が底堅い。同社は22日に、子会社のメディアドゥが、TSUTAYA事業などを手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブの関連会社である、Ｔマガジンが運営する月額定額制電子雑誌読み放題サービス「Tマガジン」に、電子コンテンツ配信システムの提供および電子雑誌の取り次ぎを開始すると発表した。
2019年5月22日よりサービス提供を開始した「Tマガジン」は、 400誌以上と業界でもトップクラスのコンテンツ数を誇る電子雑誌読み放題サービスという。メディアドゥは雑誌読み放題サービスという新しいジャンルへの挑戦を通じて 電子雑誌市場のさらなる拡大を推進するとしている。
★9:05 バリューＨＲ－反発 アドソル日進とIoT分野を中核に資本業務提携
バリューＨＲ<6078.T>が反発。同社は22日、アドソル日進<3837.T>と資本業務提携契約を締結したと発表した。
データを保護する高セキュリティなIoTプラットフォームの開発と、関連する新サービスの提供を目指す。また、両社が相互に株式を市場買付等により、発行済株式数の2％を上限に取得する。アドソル日進にも提携を好感した買いが入っている。
バリューＨＲ<6078.T>が反発。同社は22日、アドソル日進<3837.T>と資本業務提携契約を締結したと発表した。
データを保護する高セキュリティなIoTプラットフォームの開発と、関連する新サービスの提供を目指す。また、両社が相互に株式を市場買付等により、発行済株式数の2％を上限に取得する。アドソル日進にも提携を好感した買いが入っている。
★9:05 豊田自動織機－ＣＳが目標株価引き下げ 20.3期業績に対する安心感は織り込み済み
豊田自動織機<6201.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、今20.3期業績に対する安心感は織り込み済みと判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は6400円→6300円と引き下げた。
今20.3期はエンジンの台数が大きく伸びる一方、主力事業である産業車両、コンプレッサーの販売が伸び悩むとの見方は変わりなし。一方、収益面では一過性影響が正常化するほか、立ち上げ費用が解消することで、営業増益のハードルは高くない見込み。ただし、これまでの株価パフォーマンスを見ると、今20.3期業績に対する相対的な安心感はある程度織り込まれている可能性があり、現時点での投資妙味は限られると考えるとした。
新たに発表した2030年ビジョンでは、31.3期の業績目線として売上高4兆円超、営業利益率10％などの高い目標を掲げた。達成確度が見えるにはしばらく時間がかかりそうだが、当面は電動化などに絡む新規事業の進ちょくに注目するとした。
豊田自動織機<6201.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、今20.3期業績に対する安心感は織り込み済みと判断。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は6400円→6300円と引き下げた。
今20.3期はエンジンの台数が大きく伸びる一方、主力事業である産業車両、コンプレッサーの販売が伸び悩むとの見方は変わりなし。一方、収益面では一過性影響が正常化するほか、立ち上げ費用が解消することで、営業増益のハードルは高くない見込み。ただし、これまでの株価パフォーマンスを見ると、今20.3期業績に対する相対的な安心感はある程度織り込まれている可能性があり、現時点での投資妙味は限られると考えるとした。
新たに発表した2030年ビジョンでは、31.3期の業績目線として売上高4兆円超、営業利益率10％などの高い目標を掲げた。達成確度が見えるにはしばらく時間がかかりそうだが、当面は電動化などに絡む新規事業の進ちょくに注目するとした。
★9:06 東海理化－ＣＳが目標株価引き下げ 成り行きでは収益成長は停滞しよう
東海理化電機製作所<6995.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、トヨタ新車向け価格低下により、成り行きでは収益成長は停滞しようとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2050円→1900円と引き下げた。
今20.3期は前期にあった無償修理費用を含めた一過性影響の解消による増益が期待されただけに、同社の営業減益ガイダンスはネガティブサプライズ。これまでトヨタ自動車（7203）向け台当たり単価はスウィッチ類の搭載数や付加価値増大、スマートキー搭載率上昇などを背景に上昇基調にあったが、今後は一転して低下しそう。主因はトヨタ新型車向け製品の価格低下。これにより、成り行きでは収益成長が停滞する見通し。現状の懸念を払しょくするためには、同新型車向け製品の原価改善の巻き返しや、固定費の抑制が求められるとした。
東海理化電機製作所<6995.T>が小安い。クレディ・スイス証券では、トヨタ新車向け価格低下により、成り行きでは収益成長は停滞しようとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2050円→1900円と引き下げた。
今20.3期は前期にあった無償修理費用を含めた一過性影響の解消による増益が期待されただけに、同社の営業減益ガイダンスはネガティブサプライズ。これまでトヨタ自動車（7203）向け台当たり単価はスウィッチ類の搭載数や付加価値増大、スマートキー搭載率上昇などを背景に上昇基調にあったが、今後は一転して低下しそう。主因はトヨタ新型車向け製品の価格低下。これにより、成り行きでは収益成長が停滞する見通し。現状の懸念を払しょくするためには、同新型車向け製品の原価改善の巻き返しや、固定費の抑制が求められるとした。
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