前場コメント No.20 エムティーアイ、ぷらっとホーム、ナカニシ、ルネサンス、ペガサスミシンなど

2019/05/23(木) 11:31
★11:06  エムティーアイ-反落 「ルナルナ」と国立成育医療研究センターが共同研究開始
 エムティーアイ<9438.T>が反落。ライフステージに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス「ルナルナ」を運営する同社は23日に、国立成育医療研究センターの分子内分泌研究部 鳴海 覚志室長、社会医学研究部 森崎 菜穂室長らのグループと、女性ヘルスケア・ビッグデータ解析における共同研究を開始と発表した。
 この研究は、日本医療研究開発機構の事業である、女性の健康の包括的支援実用化研究事業「プレコンセプションの女性に着目した疾患予防に関する総合的ケア方法の確立」の一環として行われるという。「ルナルナ」が保有する月経周期や基礎体温など、女性の健康データを活用し、臨床医学・社会医学の観点から女性のヘルスケア領域における新たな知見の創出を図るとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。

★11:12  ぷらっとホーム-上げ幅拡大 IoTゲートウェイがCIPプロジェクトのリファレンス・ハードウェアに採用
 ぷらっとホーム<6836.T>が上げ幅拡大。同社は23日11時に、「Civil Infrastructure Platform」(以下、CIP)プロジェクトが、同社IoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoT VX2」をリファレンス・ハードウェアとして採用したと発表した。
 CIPはThe Linux Foundationがホストするオープンソースプロジェクトで、産業グレードのオープンソース・ソフトウェアコンポーネント、ツール、メソッドなどの基本レイヤを通じて、長期にわたるサポート(15年以上)とインフラシステムの管理を可能にするという。
 今回「OpenBlocks IoT VX2」がCIPリファレンス・ハードウェアに採用されたことにより、CIPが2019年2月に公開した超長期サポートLinuxの開発ターゲットとしてこの製品が使用されるとしている。

★11:13  ナカニシ-いちよしがフェアバリュー引き下げ 3月後半から回復基調に入ったもよう
 ナカニシ<7716.T>が小安い。いちよし経済研究所では、今19.12期1Qは大幅な営業減益も、19年3月後半から回復基調に入ったもようとして、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは3000円→2800円と引き下げた。
 今19.12期業績に関して、いちよしでは1Q決算を踏まえ、かつ為替レート前提を見直し、前回からやや下方修正する。しかし、会社計画は保守的とみて、同計画よりもやや高めの設定は変えないとした。主力である歯科製品関連事業は、1Qをボトムに回復基調に入る見通し。大型展示会を経て、新製品投入で下期(7~12月)に巻き返しを図ると注目。

★11:14  ルネサンス-4日続落 がん特化型の運動支援センターを開設
 ルネサンス<2378.T>が4日続落。同社は23日11時、がんの治療を受ける患者の生活の質(QOL)維持・向上を目的として、大阪国際がんセンター「患者交流棟」内に、「ルネサンス運動支援センター」を開設すると発表した。
 がんに関する知識を有した専門の運動指導員による治療前後の体力向上・回復を支援する「がん特化型」の支援施設として、6月3日に開設する予定。ただし、軟調の地合いの中、マーケットの反応は薄い。

★11:17  ペガサスミシン製造-いちよしが「A」へ引き上げ 株価下落を踏まえて
 ペガサスミシン製造<6262.T>が反落。いちよし経済研究所では、株価下落を踏まえ、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。フェアバリューは800円→750円と引き下げた。
 いちよしでは今後、米中貿易摩擦による対中関税引き上げなどの外部環境の悪化により、従来予想ほどの業績が見込めないとの見方から、業績予想を下方修正。フェアバリューを750円に引き下げるが、株価下落を踏まえ、現在の株価水準は評価不足とみて、レーティングを「A」に変更。1株当たり配当予想は、今20.3期会社計画を踏まえ、増額修正するとした。


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