三菱重工業-底堅い MRJ関連費縮小と報道 開発は大詰め段階に
三菱重工業<7011.T>が底堅い。24日付の日本経済新聞朝刊は、三菱重工業が開発中の国産航空機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の関連費用が2020年3月期に約800億円と前期から約50億円(6%)減少すると報じた。
記事によれば、毎年増え続けていたが、飛行試験を通じて安全性を証明する段階に入ったことで設計コストが減る。MRJ関連費用は21年3月期以降も減少する見通し。
一方で今年3月には商用運航に必要な国土交通省の「型式証明」取得に向けた試験飛行が米国で始まった。開発が大詰め段階に入ったことになる。設計見直しの際に一時的に雇った専門家の人件費減少や、試験機製造の効率化が寄与して単年の開発費は減少に転じるとしている。
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