前場コメント No.2 博展、中部電力、オプティム、共英製鋼、森永製菓など

2019/05/24(金) 11:30
★9:02  博展-底堅い 米国専門誌の国際的な展示デザイン賞で3作品が受賞
 博展<2173.T>が底堅い。同社は5月23日大引け後に、米国専門誌「EXHIBITOR Magazine」が主催する国際的な展示デザイン賞「EXHIBITOR Magazine’s 33nd Annual Exhibit Design Award」において、受賞作品15作品のうち、「Gold」2作品、「Bronze」1作品の計3作品で受賞したと発表した。1986年に設立された歴史ある国際的なトレードショーデザインアワード。

★9:02  関西電力など-大和が中部電力を「3」→「2」・北海道電力を「2」→「3」
 大和証券では電力セクターについて、足元の動向を踏まえ、業績予想を見直し。今後1年程度のセクター投資判断として「強気」を継続するとした。
 足元では関西・四国・九州の3社を中心に、特重の完工遅延に伴う稼働済原発の停止影響を懸念した株価形成となっているが、実際の停止期間が明らかとなれば、同3社の株価には回復余地がありそう。その後は、原発に関するニュースフローの注目度は後退し、会社規模の大きさが固定費抑制や小売顧客獲得などへ有利に働いている現状がより注目される可能性があるとした。
コード 銘柄名   投資判断    目標株価
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9509  北海電  「2」→「3」   880円→650円
9508  九州電  「2」継続    1410円→1310円
9507  四国電  「2」継続    1600円→1240円
9506  東北電  「3」継続    1510円→1220円
9505  北陸電  「3」継続    1040円→770円
9504  中国電  「3」継続    1240円→1330円
9503  関西電  「2」継続    1670円→1470円
9502  中部電  「3」→「2」   1550円→1720円

★9:02  オプティム-6日ぶり反発 眼底画像解析ソフトが医療機器プログラム認証取得
 オプティム<3694.T>が6日ぶり反発。同社は23日に、眼底画像解析ソフトウェア「眼底画像診断支援システム OPTiM Doctor Eye」が「医療機器プログラム」と認証されたと発表した。
 「医療機器プログラム」は、疾病の診断、治療、予防などを目的としたプログラムが該当するという。今回認証された「眼底画像診断支援システム OPTiM Doctor Eye」は、眼底検査で撮影された眼底画像を解析し、視神経乳頭陥凹領域を抽出し、その体積を計測することが可能となっている。

★9:03  共英製鋼-三菱UFJMSが「Neutral」へ引き上げ スプレッドは守られた
 共英製鋼<5440.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、スクラップ下落局面でもスプレッドは守られたとコメント。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を1990円→2440円と引き上げた。
 国内の鉄筋棒鋼のプライシングに対する見方を変更、スクラップ価格以外のコスト上昇分の販売価格への転嫁が可能との想定とすることで「Neutral」に引き上げ。国内の鉄筋棒鋼は供給過剰が続くが、各社とも徹底したベースマージン引き上げのスタンスを堅持、スクラップ価格以外のコスト上昇分(黒鉛電極、運賃など)の販売価格への転嫁は定着しつつある。前19.3下期はスクラップ価格が上昇後の下落局面を迎える時期だったが、需要家が先安感で当用買いを進める環境でも安易な安値受注に走らない、「過去とは異なる行動」をとった点は評価すべきとした。

★9:03  森永製菓-続伸 主力アイスクリーム商品生産体制強化のため高崎第3工場に製造ライン新設
 森永製菓<2201.T>が続伸。同社は23日に、「チョコモナカジャンボ」など主力アイスクリーム商品の生産体制強化のため、現在建設中の高崎第3工場での製造ライン新設を決定したと発表した。
 今回の高崎第3工場におけるアイスクリーム商品製造ラインの新設で、伸長する主力商品の生産効率化と供給体制の強化・整備を行う。投資額は86億円(付帯設備、製造設備など)で、稼働開始は2021年4月予定となっている。


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