前場コメント No.10 河合楽器、クラレ、西鉄、エルテス、日本ＭＤＭなど
★9:42 河合楽器製作所－野村が目標株価引き下げ 中国や欧州を中心に鍵盤楽器の販売が好調
河合楽器製作所<7952.T>が反落。野村証券では、中国や欧州を中心に鍵盤楽器の販売が好調とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7800円→7500円と引き下げた。
戦略費用の積み増しで今20.3期は営業減益を見込むとしたが、鍵盤楽器のグローバルな販売拡大は続いている。来21.3期以降は楽器教育事業を中心に年率10％台での営業利益成長が続くと予想。特に中国市場においては、生産・販売、音楽教室、調律などでの現地パートナーとの連携戦略が立ち上がってきており、高い成長が続く見通し。米中摩擦などでマクロ経済の先行きに不透明感が増す中でも、構造的に成長が見込まれる「文化消費」関連銘柄として、投資魅力が高いと考えるとした。
河合楽器製作所<7952.T>が反落。野村証券では、中国や欧州を中心に鍵盤楽器の販売が好調とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は7800円→7500円と引き下げた。
戦略費用の積み増しで今20.3期は営業減益を見込むとしたが、鍵盤楽器のグローバルな販売拡大は続いている。来21.3期以降は楽器教育事業を中心に年率10％台での営業利益成長が続くと予想。特に中国市場においては、生産・販売、音楽教室、調律などでの現地パートナーとの連携戦略が立ち上がってきており、高い成長が続く見通し。米中摩擦などでマクロ経済の先行きに不透明感が増す中でも、構造的に成長が見込まれる「文化消費」関連銘柄として、投資魅力が高いと考えるとした。
★9:45 クラレ－野村が目標株価引き下げ 競争力を考慮すれば現状の株価は魅力的
クラレ<3405.T>が小安い。野村証券では、競争力を考慮すれば現状の株価は魅力的とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1870円→1440円と引き下げた。
今19.12期Q1決算を受けて、今19.12期以降の野村予想を減額修正。下方修正の主因は、エラストマ（中国の雑貨用材料など）やビニロン（南米やインドなど新興国でのアスベスト代替など）、ジェネスタ（中国の電子機器用コネクタ向け）など、中国を中心とする需要の回復遅れと、光学用ポバールフィルムと活性炭CalgnCarbonでのボイラーのプラントトラブルによるコスト増、エバールでのシェア回復の遅れ。一方、プラントのトラブルは現時点では収束しており、需要減退の製品についても在庫調整の進展で足元では需要の下げ止まり感が見えつつあり、さらに需要が悪化する局面ではないと指摘した。
クラレ<3405.T>が小安い。野村証券では、競争力を考慮すれば現状の株価は魅力的とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1870円→1440円と引き下げた。
今19.12期Q1決算を受けて、今19.12期以降の野村予想を減額修正。下方修正の主因は、エラストマ（中国の雑貨用材料など）やビニロン（南米やインドなど新興国でのアスベスト代替など）、ジェネスタ（中国の電子機器用コネクタ向け）など、中国を中心とする需要の回復遅れと、光学用ポバールフィルムと活性炭CalgnCarbonでのボイラーのプラントトラブルによるコスト増、エバールでのシェア回復の遅れ。一方、プラントのトラブルは現時点では収束しており、需要減退の製品についても在庫調整の進展で足元では需要の下げ止まり感が見えつつあり、さらに需要が悪化する局面ではないと指摘した。
★9:46 西鉄－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ ホテルなど訪日需要は底堅い
西日本鉄道<9031.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、本社ビル建て替えと福岡空港運営の先行費用はあるが、ホテルなど訪日需要は底堅いとみて、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は3600円→3200円と引き下げた。
天神をはじめとする不動産賃貸など不動産業、航空貨物など物流業、ホテルなどレジャー・サービス業の拡大により、中期的に利益成長が続くという見方に変更ははなし。ただし、米中貿易摩擦による物流業の採算悪化に加え、海外ホテルの開業費用や4月に開始した福岡空港運営の先行費用（営業外費用）などの減益要因が当初予想を上回るとみて、今20.3期以降の利益予想を下方修正。また、今20.3期当期利益は除却損増加を織り込み、大幅に引き下げるとした。
西日本鉄道<9031.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、本社ビル建て替えと福岡空港運営の先行費用はあるが、ホテルなど訪日需要は底堅いとみて、投資判断「Buy」を継続した。目標株価は3600円→3200円と引き下げた。
天神をはじめとする不動産賃貸など不動産業、航空貨物など物流業、ホテルなどレジャー・サービス業の拡大により、中期的に利益成長が続くという見方に変更ははなし。ただし、米中貿易摩擦による物流業の採算悪化に加え、海外ホテルの開業費用や4月に開始した福岡空港運営の先行費用（営業外費用）などの減益要因が当初予想を上回るとみて、今20.3期以降の利益予想を下方修正。また、今20.3期当期利益は除却損増加を織り込み、大幅に引き下げるとした。
★9:46 エルテス－急騰 情報共有技術「UXP」活用した信託プラットフォーム構築共同検討開始
エルテス<3967.T>が急騰。同社は23日に、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>傘下の三井住友信託銀行やＮＥＣ<6701.T>、ＣＹＢＥＲＮＥＴＩＣＡの4社で、エストニアの電子政府基盤システム「X-Road」をベースとした技術である「UXP」を活用した、信託プラットフォーム構築の共同検討を開始すると発表した。
この共同検討では、「UXP」の技術検証のほか、例えば、不動産や相続関連ビジネスにおいて、顧客を始め、複数のビジネス関係者が既存のデータベースに大幅な改修を加えることなく、セキュアに情報共有する仕組みに「UXP」を応用することについても検討する予定としている。
エルテス<3967.T>が急騰。同社は23日に、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>傘下の三井住友信託銀行やＮＥＣ<6701.T>、ＣＹＢＥＲＮＥＴＩＣＡの4社で、エストニアの電子政府基盤システム「X-Road」をベースとした技術である「UXP」を活用した、信託プラットフォーム構築の共同検討を開始すると発表した。
この共同検討では、「UXP」の技術検証のほか、例えば、不動産や相続関連ビジネスにおいて、顧客を始め、複数のビジネス関係者が既存のデータベースに大幅な改修を加えることなく、セキュアに情報共有する仕組みに「UXP」を応用することについても検討する予定としている。
★9:47 日本ＭＤＭ－東海東京が目標株価引き上げ 20.3期は会社計画を上回る増益を予想
日本エム・ディ・エム<7600.T>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、今20.3期は会社計画を上回る増益を予想。レーティング「Outperform」を継続、目標株価は1420円→1680円と引き上げた。
会社側は今20.3期業績については、売上高182.0億円（前年比8.8％増）、営業利益24.6億円（同10.1％増）と計画。地域別売上高は、国内が前年比4.3％増、米国は同15.7％増と、特に米国向け人工関節関連が引き続きけん引すると想定している。東海東京の営業利益予想は会社計画を上回る前年比11.9％増の25.0億円（前回予想からは2億円の引き下げ）と、米国市場が人工膝関節の新製品の投入効果などから、会社計画を上回る前年比25％増と予想。
日本エム・ディ・エム<7600.T>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、今20.3期は会社計画を上回る増益を予想。レーティング「Outperform」を継続、目標株価は1420円→1680円と引き上げた。
会社側は今20.3期業績については、売上高182.0億円（前年比8.8％増）、営業利益24.6億円（同10.1％増）と計画。地域別売上高は、国内が前年比4.3％増、米国は同15.7％増と、特に米国向け人工関節関連が引き続きけん引すると想定している。東海東京の営業利益予想は会社計画を上回る前年比11.9％増の25.0億円（前回予想からは2億円の引き下げ）と、米国市場が人工膝関節の新製品の投入効果などから、会社計画を上回る前年比25％増と予想。
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