〔Market Flash〕貸倒失業率は21.3期までは上昇を予想~野村

2019/05/24(金) 12:48
【12:45】貸倒失業率は21.3期までは上昇を予想~野村  野村証券では、消費者金融各社の19.3期決算が出そろったことを受けて、消費者金融業界の今後の展望を整理している。19.3期のカード・消費者金融各社の注目点は、貸し倒れの実績・見通しの悪化であったと指摘している。そしてその背景には、銀行カードローンの与信厳格化に伴い、資金繰りが悪化した顧客が存在したと推察している。多重債務顧客の借入単価の推移から、貸倒損失率の上昇は少なくとも21.3期ごろまで続くと野村では予想している。 【11:00】ラグビーワールドカップがインバウンド再加速の起爆剤に~東海東京  東海東京調査センターでは、今年アジア初のラグビーワールドカップが日本で開催されることを受けて、ラグビー人気国からの訪日客増加に期待している。ラグビーは欧州や豪州などオセアニア地域で人気が高い。英国や欧州からの訪日客は滞在期間も長く、一人当たり消費額も多いことを東海東京では指摘しており、ホテルなど宿泊施設や鉄道など交通機関への恩恵を予想している。また、同イベントが商機として期待できる銘柄として、JR東海(9022)、ゴールドウイン(8111)、東祥(8920)、ハブ(3030)を紹介している。 【10:20】トルコの鉄くず市況が急伸、日本の電炉への影響は?~SMBC日興  SMBC日興証券では鉄鋼セクターに関して、世界最大の鉄くず輸入国で国際市況に対して影響力の大きいトルコの鉄くず市況が急反発していることを指摘している。急騰の背景には米国政府の政策転換がある。16日にトルコから輸入する鉄鋼製品に対する関税率が50%から25%に引き下げられ、トルコの鉄鋼メーカーは棒鋼の対米輸出が可能となった。これを受けてトルコの電炉稼働率の上昇→鉄くず使用量の増加→鉄くず需給のひっ迫という連想が働いているもよう。SMBC日興では、トルコのマクロ経済は悪化傾向にあることから鉄くず市況の上値は限定的と予想しているが、時間差を置いて日本でも上昇するリスクはあるため、注意が必要と考えている。 【9:40】半導体市場回復時期の予想を変更~JPモルガン  JPモルガン証券では、半導体金額市場プラス転換時期の予想を、従来の2019年10月から2020年1月へ変更している。2019年年間ベースでの前年比成長率は-15.3%としており、従来の-9.2%よりマイナス幅は拡大する見通しとなった。JPモルガンでは、輸出規制の影響が最終的にどの程度になるかは変化に応じて折り込ませていきたいとコメントしているが、半導体関連企業の下半期回復ストーリーに関しては数か月後ろ倒しになると考えている。 【8:45】寄り前気配はゼオン、メディパル、NOK、ニッパツが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ゼオン(4205)+14.42%、メディパル(7459)+14.33%、NOK(7240)+14.30%、ニッパツ(5991)+12.00%、GSユアサ(6674) +9.97%、ケーズHD(8282) +8.03%、野村HD(8604) +7.82%、ホトニクス(6965) +7.30%、長瀬産(8012) +6.22%、中国銀(8382) +6.21%などが高い気配値。  一方、セコム(9735)-15.96%、丸井G(8252)-12.02%、横河電(6841)-10.32%、宝HD(2531)-10.00%、京セラ(6971) -9.06%、山九(9065) -8.84%、トレンド(4704) -7.10%、三井造(7003) -7.05%、日立建(6305) -6.96%、エプソン(6724) -6.68%などが安い気配値となっている。
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