パナソニック-3日続落 MDYが見通しを「ネガティブ」に 長期発行体格付け「A3」確認
パナソニック<6752.T>が3日続落。格付け会社のムーディーズ(MDY)は5月23日、同社の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したと発表した。長期発行体格付け「A3」は確認。
オートモーティブ事業からの利益貢献が遅れていることから、パナソニックが向こう数年間に営業利益率を過去の水準に回復するのに十分な収益を創出できるかどうかについて不確実性が高まっていることを反映しているもの。潜在的に変動性が低く、また成長分野である車載電池や自動車部品事業において、同社の技術優位性を活用できるため、MDYはこれまで同社のオートモーティブ事業戦略をポジティブ要因として考慮してきた。しかし、同社はオートモーティブ事業において、今20.3期も150億円の赤字となる見通しを示していると指摘。
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