前場コメント No.7 光陽社、三菱地所、コナミ、イオン、ヨコオなど

2019/05/27(月) 11:30
★9:07  光陽社-急騰 新中計を策定 22.3期売上高4620億円 営業利益130億円目標
 光陽社<7946.T>が急騰。同社は24日、22.3期を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表した。
 22.3期の連結売上高4620億円、営業利益130億円を目標に掲げている。19.3期の実績は売上高4456億円、営業利益93億円だった。

★9:08  三菱地所-SMBC日興が目標株価引き上げ 資本政策の大幅改善は株価上昇をサポート
 三菱地所<8802.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、資本政策の大幅な改善は、株価上昇を中長期的にサポートしようとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2400円→2700円と引き上げた。
 前19.3期決算、資本政策の大幅な改善を踏まえ、業績予想を変更。好調な市況を背景としたオフィスビルの稼働率・賃料増額、大型開発PJの推進、アウトレットモールの増床、1271 Avenue of the Americasリニューアルなど、ベース事業に加え、資本政策改善に伴って資産売却益も増加し、着実な利益成長が続くと予想。
 最大1000億円(~20/3末)の自社株買い実施によりROE改善も進むとみられる。今回発表された資本政策の改善への本気度は高い印象であり、持続的な企業価値向上が期待できる。新資本政策発表後、株価は大きく上昇したものの、今20.3期予想ベースNAVディスカウント40%、インプライド・キャップレート4.4%と依然として割安感が強いと判断。

★9:08  コナミ-大和が目標株価引き上げ 相対的に投資魅力が高まる局面と予想
 コナミホールディングス<9766.T>がもみ合い。大和証券では、相対的に投資魅力が高まる局面と予想。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を5820円→5970円と引き上げた。
 今20.3期業績について、大和では売上高2726億円(前期比+3.8%)、営業利益506億円(同+0.2%)と予想。来21.3期業績については売上高2762億円(前期比+1.3%)、営業利益588億円(同+16.2%)と予想。
 世界に生じるクラウドゲームの潮流から日本は一線を画す可能性が高いと大和では判断しているとし、参加人口の逓増に伴うモバイルゲーム市場の拡大が日本では続くと予想される。ビジネスモデル上、モバイルゲームからもたらされる同社の収益は同業他社と異なり安定して増加し、連結業績をけん引すると考えるとした。

★9:10  イオン-続落 カジタクの会計処理問題に関する経過報告を発表 損失額50億円見込む
 イオン<8267.T>が続落。同社は24日、イオンディライトの連結子会社であるカジタクにおいて、発生していた会計処理問題に関する経過報告を発表した。
 利害関係のない外部専門家による特別調査委員会の調査は現在も継続しており、イオンディライトの19.2期連結決算の関連手続きの完了にはまだ時間を要する見込みとしている。
 なお、イオン連結業績への影響については、50億円程度の損失の見込みであり、20.2期1Q(3-5月)において、一括計上する予定。

★9:12  ヨコオ-SMBC日興が目標株価引き上げ 1Qから2ケタ増益と評価
 ヨコオ<6800.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、1Qから2ケタ増益と評価。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2800円→3000円と引き上げた。
 前19.3期決算は、同社が育ててきた多方面での新事業・新サービスの具体化がみられ、改めて同社の高い成長性、事業創出力を確認。
 新製品・新サービスの立ち上げが本格化。回路検査用コネクターでは、従来のようにコンタクトピン供給にとどまらず、より付加価値が高いプローブカードまでを自社で組み上げ、技術指導も含めてサポートするターンキービジネスは前19.3期下期からサンプル出荷を始めており、今20.3期は1Qから寄与する見込み。無線通信では、スプリングコネクターに加え、医療向けOEM(相手先ブランドでの製造)は前19.3期に前年比約+20%の高い増収率と好調であると指摘。


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