〔Market Flash〕テクノロジー覇権争いに終わりはない~SMBC日興

2019/05/29(水) 12:50
【12:50】テクノロジー覇権争いに終わりはない~SMBC日興  SMBC日興証券では、米中のテクノロジー覇権争いに終わりはないと考えている。米国当局は中国のテクノロジー水準が向上し、一部の分野では先行されていることを認識していると指摘。AIなどはプライバシーを重視する民主主義国家では制限が多く、技術者数が多いことを含めて構造的に中国が有利なこともあり、特に、中国のテクノロジー覇権に対して米国の警戒感が強まっているとSMBC日興では判断している。中国製造2025では、5G、半導体、AI などは注力分野として掲げられており、米国の懸念と真っ向から対立する。これらの点から、テクノロジー覇権争いには終わりは見えず、ファーウェイの問題以外でも今後両国の対立が激化する可能性があるとSMBC日興では考えている。 【10:30】衣料品専門店の5月販売は堅調を予想~JPモルガン  JPモルガン証券では衣料品専門店の5月の月次に関して、GW期間中の気温は前年以下~並で推移したが、4月末との対比では気温が上昇したこともあり、季節商材の動きは悪くなかったと推測している。史上初の10連休の余暇活動への支出増への傾向から、連休明けの消費鈍化の可能性が懸念されている。しかしJPモルガンでは、20日締め企業の月次販売動向および気温上昇、総じて低水準の前年ハードルなどから、堅調な月次販売を予想している。 【9:30】鉄鉱石価格は高止まりが続くと予想~みずほ  みずほ証券では、鉄鉱石価格が17日に100ドル/トンを突破し、その後も高止まりしていることを指摘している。直近のニュースフローからは、需要要因というよりは供給要因により価格上昇が加速している印象とコメント。みずほでは、Brucutu鉱山は年内に再稼働すると考えているが、それでもヴァーレのSouthern Systemの停止は2~3年続く見込みであることや、リオティントやBHPビリトンといった他の資源メジャーもサイクロンの影響などにより減産を強いられていることから、鉄鉱石需給は今後2~3年はタイトな状態が続くと考えている。また、これらの点から、20.3期の鉄鉱石価格前提を従来の80ドル/トンから88ドル/トンに上方修正している。 【8:45】寄り前気配は住友林、山口FG、シチズンHD、セ硝子が高い気配値  主力株の寄り前気配では、住友林(1911)+11.62%、山口FG(8418) +7.37%、シチズンHD(7762) +6.37%、セ硝子(4044) +5.28%、アルフレッサ (2784) +3.91%、日立ハイテク(8036) +3.90%、大塚商(4768) +3.34%、H2Oリテイ (8242) +3.32%、上組(9364) +3.27%、TBSHD(9401) +3.06%などが高い気配値。  一方、東建物(8804)-11.99%、レオパレス21(8848) -8.67%、日梱包(9072) -8.48%、ジャフコ(8595) -6.98%、大気社(1979) -6.45%、持田薬(4534) -6.19%、日本オラクル(4716) -5.97%、旭化成(3407) -5.46%、アイカ工(4206) -5.42%、京急(9006) -5.41%などが安い気配値となっている。
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