前場コメント No.11 オロ、ナブテスコ、JR西日本、ビジョン、NTNなど

2019/05/30(木) 11:31
★9:29  東京きらぼし-反発 ベトナム・ホーチミンにコンサルティング現地法人開設へ
 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173.T>が反発。同社は29日に、子会社であるきらぼし銀行が、現地当局の認可を前提として、ベトナム・ホーチミンにコンサルティング現地法人を開設すると発表した。
 きらぼし銀行は、地域金融機関として唯一の中国・上海コンサルティング現地法人を活用し、中国を中心としたアジアビジネスをサポートしているが、今般、「中国プラスワン」のサポート体制強化を図るべく、ベトナム・ホーチミンコンサルティング現地法人を開設することとした。営業開始は10月1日を予定している。

★9:31  オロ-反発 働き方改革追い風 日経「好調中堅企業の素顔」で紹介
 オロ<3983.T>が反発。30日付の日本経済新聞朝刊「好調中堅企業の素顔」で、同社が取り上げられたことが材料視されているもよう。
 記事によれば、主力クラウド「ZACエンタープライズ」などが、働き方改革を追い風に取引先を増やしているとしている。

★9:33  ナブテスコ-みずほが目標株価引き下げ 投資指標面での割安感は乏しい
 ナブテスコ<6268.T>が小安い。みずほ証券では、厳しい需要環境が続き、投資指標面での割安感は乏しいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2800円→2700円と引き下げた。
 引き続き、やや慎重なスタンスが妥当と判断。主な背景は(1)減速機や油圧機器など主力製品の需要環境を考えると、19.12期会社計画は達成のハードルが高いと現時点では考えていること(特に下半期)、(2)利益予想やROE見通しに基づけば、現状の株価バリュエーションに特段の割安感を見出し難いととらえていること。ロボット用減速機で下げ止まりの兆しがある一方、建機用油圧機器には先行き不透明感が増している。全体としてはコンセンサスが示唆するほどの強い利益回復の実現は難しいと感じているとした。

★9:34  JR西日本など-JPモルガンがセクター「強気」継続 JR東海など推奨
 JPモルガン証券では、JR4社についてセクター「強気」を継続。各社の本決算は新たなポジティブ材料、カタリストに欠けるものの、旅客需要が引き続き堅調なほか、米中貿易摩擦、国内・グローバルマクロの減速懸念などで相場環境が不透明な中、ディフェンシブとして選好される余地は大きいとの見方を示した。
コード 銘柄    投資判断    目標株価
-------------------------------------------------------
9020  JR東日本 Neutral継続   11400円→11300円
9021  JR西日本 Overweight継続 9200円→9800円
9022  JR東海  Overweight継続 27800円→26500円
9142  JR九州  Neutral継続   3900円→3600円

★9:39  ビジョン-続落 北九州空港で「グローバルWiFi」無人店舗による受け渡し・返却サービス
 ビジョン<9416.T>が続落。同社は5月29日大引け後に、北九州空港において、ビジョン初の無人店舗による「グローバルWiFi」の受け渡し・返却と、自動販売機による日本用プリペイドSIMの提供を開始したと発表した。「グローバルWiFi」は低価格で高品質な海外向けWi-Fiルーターレンタルサービス。

★9:40  NTN-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 業績低迷が長期化する可能性がある
 NTN<6472.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績低迷が長期化する可能性があり、投資妙味は高くないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は380円→320円と引き下げた。
 自動車事業が業績低迷局面にあり、産業機械事業の収益性や生産性の改善には時間を要すると見ることから「Neutral」を継続。三菱UFJMSの営業利益予想は、為替前提の変更(ドル110円は据え置き、ユーロは従来130円から125円に変更)、自動車事業の需要低迷、産業機械事業の生産性改善が進展していないため下方修正。ボトムラインでは会社計画を反映し、独禁法関連で45億円の特損を想定することに加え、税率前提を30%(従来40%)に引き下げるとした。


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