前場コメント No.17 日立物流、ライドオンＥＸ、グローバルキッズ、カゴメ、ＯＫウェイヴなど
★10:40 日立物流－底堅い タイで輸送車両のシェアリングサービスを提供開始
日立物流<9086.T>が底堅い。同社は日立製作所<6501.T>と共同で、タイにおいて輸送車両のシェアリングサービスを開始すると発表した。
同サービスは荷主からの輸送依頼に対応して、複数の輸送業者の中から最適な車両を手配し、コスト減や納期短縮を支援するもの。6月から提供を開始し、順次コンテナ輸送からトラック輸送にサービスを拡大する。
タイ国内企業のほか日立グループの利用を見込んでおり、2023年度までに年間売上高80億円を目指すとしている。
日立物流<9086.T>が底堅い。同社は日立製作所<6501.T>と共同で、タイにおいて輸送車両のシェアリングサービスを開始すると発表した。
同サービスは荷主からの輸送依頼に対応して、複数の輸送業者の中から最適な車両を手配し、コスト減や納期短縮を支援するもの。6月から提供を開始し、順次コンテナ輸送からトラック輸送にサービスを拡大する。
タイ国内企業のほか日立グループの利用を見込んでおり、2023年度までに年間売上高80億円を目指すとしている。
★10:45 ライドオンエクスプレス－いちよしがフェアバリュー引き下げ 市場拡大が続くとの見方
ライドオンエクスプレスホールディングス<6082.T>が反落。いちよし経済研究所では、飲食のデリバリー市場の拡大が続くという見方は変えないとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは3200円→3000円と引き下げた。
スマートフォンの普及によるデリバリー注文の利便性の向上（家に届けるだけでなく、外出先（例：花見、花火見学など）でもスマートフォンで注文、決済できる）などが、デリバリー市場の拡大が続くとみる理由。また、取り巻く環境も女性の社会進出、若者の車離れ、高齢化問題などが追い風。今年に入って高齢者の自動車事故問題、コンビニエンスストアの営業時間をめぐる問題など、ライフスタイルの変化を感じさせるニュースが続いている。なお、10月に消費税増税が予定されているが、デリバリーは軽減税率の対象であるとした。
ライドオンエクスプレスホールディングス<6082.T>が反落。いちよし経済研究所では、飲食のデリバリー市場の拡大が続くという見方は変えないとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは3200円→3000円と引き下げた。
スマートフォンの普及によるデリバリー注文の利便性の向上（家に届けるだけでなく、外出先（例：花見、花火見学など）でもスマートフォンで注文、決済できる）などが、デリバリー市場の拡大が続くとみる理由。また、取り巻く環境も女性の社会進出、若者の車離れ、高齢化問題などが追い風。今年に入って高齢者の自動車事故問題、コンビニエンスストアの営業時間をめぐる問題など、ライフスタイルの変化を感じさせるニュースが続いている。なお、10月に消費税増税が予定されているが、デリバリーは軽減税率の対象であるとした。
★10:50 グローバルキッズ－エースが目標株価引き下げ 今期予想を据え置き
グローバルキッズＣＯＭＰＡＮＹ<6189.T>が続落。エース経済研究所では、現在の株価水準から、投資判断「強気」を継続した。目標株価は3180円→2350円と引き下げた。
今19.9期第2四半期は前年同期比13％増収の92.8億円、同29％営業減益の2.4億円、同27％経常減益の2.3億円、当期利益同15％減の1.4億円と増収減益。前期の新園の稼動で在籍園児数が増加、公定価格の増額と補助金収入の増加も寄与。採用費が増加。
通期計画の売上高200億円（前期比+17％）、営業利益3.4億円（同+1％）、経常利益19.3億円（同+1％）、当期利益12.5億円（同2.2倍）は据え置かれた。新規開設23施設、4月末165施設。新規事業として未就学児の発達障害支援事業を開始、5年後に30施設程度になる見込み。エースも今期予想を据え置くとした。
グローバルキッズＣＯＭＰＡＮＹ<6189.T>が続落。エース経済研究所では、現在の株価水準から、投資判断「強気」を継続した。目標株価は3180円→2350円と引き下げた。
今19.9期第2四半期は前年同期比13％増収の92.8億円、同29％営業減益の2.4億円、同27％経常減益の2.3億円、当期利益同15％減の1.4億円と増収減益。前期の新園の稼動で在籍園児数が増加、公定価格の増額と補助金収入の増加も寄与。採用費が増加。
通期計画の売上高200億円（前期比+17％）、営業利益3.4億円（同+1％）、経常利益19.3億円（同+1％）、当期利益12.5億円（同2.2倍）は据え置かれた。新規開設23施設、4月末165施設。新規事業として未就学児の発達障害支援事業を開始、5年後に30施設程度になる見込み。エースも今期予想を据え置くとした。
★10:54 カゴメ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 時間を要しても農・国際事業で結果を示したい
カゴメ<2811.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、時間を要しても、農・国際事業で結果を示したいとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2900円→2400円と引き下げた。
今期会社計画は未達の公算。ポイントは（1）野菜飲料が減収トレンドになった、（2）新中計で早期解決を掲げていた農・国際事業は1Qで減益、課題解決に取り組むも時間を要するとの印象、（3）業績反転の糸口が見えてこない。
野菜飲料の「はやりすたり」から抜け出せない中、求められるのは（1）トップラインに依存せず利益創出できるか、（2）国内飲料以外の事業で安定的に利益を積み上げられるか。国内は多様な収益改善策を講じているが、売り上げの弱さを相殺するには物足りない。国際事業は2018年10月から、本社からガバナンスを強化したが、まだ成果は見えない。国内が厳しい中、時間を要しても農・国際で結果を示せるか注視するとした。
カゴメ<2811.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、時間を要しても、農・国際事業で結果を示したいとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2900円→2400円と引き下げた。
今期会社計画は未達の公算。ポイントは（1）野菜飲料が減収トレンドになった、（2）新中計で早期解決を掲げていた農・国際事業は1Qで減益、課題解決に取り組むも時間を要するとの印象、（3）業績反転の糸口が見えてこない。
野菜飲料の「はやりすたり」から抜け出せない中、求められるのは（1）トップラインに依存せず利益創出できるか、（2）国内飲料以外の事業で安定的に利益を積み上げられるか。国内は多様な収益改善策を講じているが、売り上げの弱さを相殺するには物足りない。国際事業は2018年10月から、本社からガバナンスを強化したが、まだ成果は見えない。国内が厳しい中、時間を要しても農・国際で結果を示せるか注視するとした。
★10:54 ＯＫウェイヴ－3日続落 米国のフィンテック企業ＣｏｉｎＺｏｏｍと資本業務提携
オウケイウェイヴ<3808.NG>が3日続落。同社は30日に、米国のフィンテック企業ＣｏｉｎＺｏｏｍ（米国ユタ州）と資本業務提携したと発表した。
今回のＣｏｉｎＺｏｏｍ社との資本業務提携は、世界的に決済のキャッシュレス化が進展する中で、暗号資産（仮想通貨）を決済に利用できるデビットカードの発行ならびに仮想通貨取引所の運営を主力事業としてサービスローンチに向けて準備を進める新興企業ＣｏｉｎＺｏｏｍとの協業により、同社が推進する「感謝経済」プラットフォームの拡大とグローバル化の推進を目的としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
オウケイウェイヴ<3808.NG>が3日続落。同社は30日に、米国のフィンテック企業ＣｏｉｎＺｏｏｍ（米国ユタ州）と資本業務提携したと発表した。
今回のＣｏｉｎＺｏｏｍ社との資本業務提携は、世界的に決済のキャッシュレス化が進展する中で、暗号資産（仮想通貨）を決済に利用できるデビットカードの発行ならびに仮想通貨取引所の運営を主力事業としてサービスローンチに向けて準備を進める新興企業ＣｏｉｎＺｏｏｍとの協業により、同社が推進する「感謝経済」プラットフォームの拡大とグローバル化の推進を目的としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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