前場コメント No.13 ＡＮＡ、幸和製作所、静岡銀行、コンコルディア、モノタロウなど
★9:45 空運セクター－ＪＰモルガンでは「羽田の一時的な需給悪化をみてからでも遅くない」
ＪＰモルガン証券では空運セクターに関して、「羽田の一時的な需給悪化をみてからでも遅くない」と題したレポートを公表。本決算自体は両社中計に「in-line」、サプライズや新たなカタリストは限定的。ただし、足もとでは国際線旅客が盛り上がりに欠けるほか、20.3期以降、業界全体の供給拡大による座席利用率やイールドのダウンサイドリスクが読みにくく、運輸セクターにおける選好順位は鉄道＞海運＞物流＞空運と引き続き劣後するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
----------------------------------------------------
9201 日本航空 Overweight継続 5000→4550円
9202 ＡＮＡＨＤ Neutral継続 4620→4100円
ＪＰモルガン証券では空運セクターに関して、「羽田の一時的な需給悪化をみてからでも遅くない」と題したレポートを公表。本決算自体は両社中計に「in-line」、サプライズや新たなカタリストは限定的。ただし、足もとでは国際線旅客が盛り上がりに欠けるほか、20.3期以降、業界全体の供給拡大による座席利用率やイールドのダウンサイドリスクが読みにくく、運輸セクターにおける選好順位は鉄道＞海運＞物流＞空運と引き続き劣後するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
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9201 日本航空 Overweight継続 5000→4550円
9202 ＡＮＡＨＤ Neutral継続 4620→4100円
★9:49 幸和製作所－急騰 シルバーカーが歩行補助具としてISO規格認証
幸和製作所<7807.T>が急騰。同社は30日に、主力製品として製造販売を行っているシルバーカー（Walking Trolleys）が、歩行車（Rollators/ISO11199 2）とは異なる機能や用途を有する歩行補助具として、国際標準規格（ISO19894:2019）として認証されたと発表した。
今回、シルバーカーが認証を受け、福祉用具のカテゴリーのひとつとして国際的に認められたことにより、シルバーカーがもつ独自の機能や用途が認知され、海外市場でのシルバーカーの販売拡大が促進されていくものと考えるとしている。
幸和製作所<7807.T>が急騰。同社は30日に、主力製品として製造販売を行っているシルバーカー（Walking Trolleys）が、歩行車（Rollators/ISO11199 2）とは異なる機能や用途を有する歩行補助具として、国際標準規格（ISO19894:2019）として認証されたと発表した。
今回、シルバーカーが認証を受け、福祉用具のカテゴリーのひとつとして国際的に認められたことにより、シルバーカーがもつ独自の機能や用途が認知され、海外市場でのシルバーカーの販売拡大が促進されていくものと考えるとしている。
★9:49 静岡銀行－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 理論株価は直近水準に近い
静岡銀行<8355.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近水準に近いとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は980円→810円と引き下げた。
業績予想、直近の地方銀行の自己資本と時価総額の傾向から算出する理論株価が足元の株価水準と近いことから「Neutral」を継続。中期的に業績は安定した推移を予想。会社資料によるとシステム関連経費が、次世代システム投資の償却などで2019年度162億円→2020年度199億円に増加の後、減少に転じる見通し。与信関係費用は標準化（費用増）を想定。資金利益は緩やかに増加、国内は利ザヤ低迷を貸出増加で吸収、外国債券など有価証券運用は徐々に拡大する見込み。役務取引等利益はマネックスグループなど、グループ内外の連携に注目するとした。
静岡銀行<8355.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近水準に近いとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は980円→810円と引き下げた。
業績予想、直近の地方銀行の自己資本と時価総額の傾向から算出する理論株価が足元の株価水準と近いことから「Neutral」を継続。中期的に業績は安定した推移を予想。会社資料によるとシステム関連経費が、次世代システム投資の償却などで2019年度162億円→2020年度199億円に増加の後、減少に転じる見通し。与信関係費用は標準化（費用増）を想定。資金利益は緩やかに増加、国内は利ザヤ低迷を貸出増加で吸収、外国債券など有価証券運用は徐々に拡大する見込み。役務取引等利益はマネックスグループなど、グループ内外の連携に注目するとした。
★9:50 コンコルディア－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 理論株価は直近水準に近い
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近水準に近いとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は520円→430円と引き下げた。
今2.3期以降の業績は安定した推移を予想。与信関係費用は標準化（費用増）が見込まれる。「中期経営計画（20.3期～22.3期）」は、実質業務純益（2行合算）は19.3期770億円→22.3期870億円の拡大を目指している。ホームマーケット・ソリューション営業・資金運用などコアビジネスの深化、コスト削減など構造改革による生産性向上などが柱。新たな事業領域への挑戦に向けた戦略的投資・出資500億円も示し、具体化に注目するとした。
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近水準に近いとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は520円→430円と引き下げた。
今2.3期以降の業績は安定した推移を予想。与信関係費用は標準化（費用増）が見込まれる。「中期経営計画（20.3期～22.3期）」は、実質業務純益（2行合算）は19.3期770億円→22.3期870億円の拡大を目指している。ホームマーケット・ソリューション営業・資金運用などコアビジネスの深化、コスト削減など構造改革による生産性向上などが柱。新たな事業領域への挑戦に向けた戦略的投資・出資500億円も示し、具体化に注目するとした。
★9:55 モノタロウ－ＳＭＢＣ日興が「1」へ引き上げ 下期・来期の増益率拡大がカタリスト
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、下期、来期の増益率拡大がカタリストとし、投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」と引き上げた。目標株価は2800円を継続。
業績予想は引き下げも、セクター相対の上値余地が上位になったため、投資評価を「1」へ引き上げ。カタリストは（1）19.12期下期からの笠間センターでの出荷拡大本格化による販管費効率改善/増益率上昇、（2）ZOROTOOLSからのロイヤリティ収入の粗利率へのネガティブ影響一巡により、20.12期の粗利率低下は小幅となること。
（2）の効果により20.12期の増益率は19.12期よりも引き上がる。従来、製造業のモメンタム低下による同社の売上へのマイナス影響を懸念し、2018年11月に投資評価を「2」へ引き下げた。売上トレンドはそれほど変化していないが、株価は低下。2Qが増益率のボトムとなることはある程度株価に織り込まれたと考えているとした。
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、下期、来期の増益率拡大がカタリストとし、投資評価を「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」と引き上げた。目標株価は2800円を継続。
業績予想は引き下げも、セクター相対の上値余地が上位になったため、投資評価を「1」へ引き上げ。カタリストは（1）19.12期下期からの笠間センターでの出荷拡大本格化による販管費効率改善/増益率上昇、（2）ZOROTOOLSからのロイヤリティ収入の粗利率へのネガティブ影響一巡により、20.12期の粗利率低下は小幅となること。
（2）の効果により20.12期の増益率は19.12期よりも引き上がる。従来、製造業のモメンタム低下による同社の売上へのマイナス影響を懸念し、2018年11月に投資評価を「2」へ引き下げた。売上トレンドはそれほど変化していないが、株価は低下。2Qが増益率のボトムとなることはある程度株価に織り込まれたと考えているとした。
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