前場コメント No.5 ダイニチ工業、串カツ田中、川田テクノロジーズ、ダイサン、ティーガイアなど

2019/06/03(月) 11:30
★9:09  大和コンピューター-5日ぶり反発 通期営業益を上方修正 3Q類型は33%増益着地
 大和コンピューター<3816.T>が5日ぶり反発。同社は5月31日に、19.7期通期の連結営業利益予想を従来の3.3億円から3.9億円(前期比23.1%増)に引き上げると発表した。3Q累計においてシステム開発の売り上げの増加と採算性が向上した。通期についても引き続き堅調な売り上げが見込まれることから、前回予想を上回る見込みとなった。
 併せて発表した、19.7期3Q累計の連結営業利益は3.4億円(前年同期比32.5%増)だった。

★9:10  ダイニチ工業-底堅い 和泉物流センターの第一倉庫・管理棟が完成
 ダイニチ工業<5951.T>が底堅い。同社は5月31日大引け後に、和泉物流センター(新潟市)の第一倉庫・管理棟が完成したと発表した。
 投資総額は約27億円で、全額自己資金を活用。今後設備の導入を行い、稼働は6月下旬を予定。新たな製品搬送システムの導入により、入出庫の作業効率の向上と省人化を図り、入庫効率は約4割、出庫効率は約1割アップする見込み。

★9:10  串カツ田中-急落 6月21日付けで東証本則市場変更 株式の売り出しも発表
 串カツ田中ホールディングス<3547.T>が急落。同社は5月31日、東京証券取引所の承認を受け、6月21日付けで東証マザーズから同本則に市場変更すると発表した。
 併せて、同社代表取締役社長貫啓二氏を売出人とする100万株の売り出し、上限15万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は6月10日~6月13日のいずれかの日に決める。

★9:10  川田テクノロジーズ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 土木セグメントで収益力向上
 川田テクノロジーズ<3443.T>が底堅い。いちよし経済研究所では、土木セグメントの収益力向上に進展がみられるとコメント。レーティング「A」を継続、フェアバリューは9800円→10000円と引き上げた。
 4Qの大型受注案件の立ち上がりは来21.3期になる見通しで、今20.3期の完成工事高への寄与が限定的であるため、会社側は土木セグメントの売上高が前19.3期を下回ると計画する。減収に伴いセグメント利益も前19.3期比10%超の減益を計画するが、売上高セグメント利益率は前19.3期の5.3%から今20.3期計画は5.0%と、工事採算性の低下を想定しない計画。課題であった土木セグメントの収益力向上が図られつつあると考えるとした。

★9:11  ダイサン-続落 今期連結営業益7.0億円見込む 前期個別営業益は7%減で着地
 ダイサン<4750.T>が続落。同社は5月31日に、20.4期通期の連結営業利益予想は7.0億円と発表した。同社は20.4期より連結決算を開始するため、前期比較はできない。
 中期経営計画にて掲げている5つの重点戦略をさらに進め、中層大型建築物向け足場施工と製商品販売の拡大、建設現場向けのサービス開発と販売、また、5月10日に子会社化を行ったシンガポールのプラント向けメンテナンス工事会社を中心とした海外市場とインフラメンテナンス市場の開拓を積極的に進めるとしている。
 併せて発表した、19.4期通期の個別営業利益は6.1億円(前の期比6.8%減)だった。

★9:11  ティーガイア-いちよしがフェアバリュー引き下げ モバイルの端末販売見通しを修正
 ティーガイア<3738.T>が5日続落。いちよし経済研究所では、モバイル事業における端末販売の見方を修正し、今20.3期以降の業績予想を下方修正。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは3000円→2600円と引き下げた。
 通信キャリア各社が発表した携帯端末料金と、通信料金の分離により、端末の販売台数の落ち込みは想定以上に大きいとみられ、いちよしでは今20.3期以降の業績予想を保守的に見直し。今20.3期通期業績は会社計画を下回る、売上高4128億円(前期比21.7%減)、営業利益122億円(同20.7%減)を予想。中長期的に、モバイル事業の成長には一部懸念があるものの、決済事業の「QUO カードPay」発行量の増加による収益寄与は期待できると想定するとした。


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