後場コメント No.4 ＪＲ東日本、ＪＲ西日本、トレファク、ＪＲ東海、横河電機など
★13:05 ＪＲ東日本－東海東京が目標株価引き下げ 20.3期は1％程度の増益にとどまろう
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>が小高い。東海東京調査センターでは、今20.3期は費用増加で前年比1％程度の増益にとどまろうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は11340円→10800円と引き下げた。
前19.3期通期営業利益は前年比0.7％増の4849億円。従前の東海東京予想4855億円に対してインラインの着地。一方、今20.3期会社計画における営業利益は同0.6％増の4880億円であり、従前の東海東京予想4965億円には届かない計画。会社計画と東海東京予想との主なかい離点は、同社単体（鉄道事業）における業務委託費（警備・駅関係業務の外注費用など）が想定以上に増加することとした。
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>が小高い。東海東京調査センターでは、今20.3期は費用増加で前年比1％程度の増益にとどまろうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は11340円→10800円と引き下げた。
前19.3期通期営業利益は前年比0.7％増の4849億円。従前の東海東京予想4855億円に対してインラインの着地。一方、今20.3期会社計画における営業利益は同0.6％増の4880億円であり、従前の東海東京予想4965億円には届かない計画。会社計画と東海東京予想との主なかい離点は、同社単体（鉄道事業）における業務委託費（警備・駅関係業務の外注費用など）が想定以上に増加することとした。
★13:11 ＪＲ西日本－東海東京が目標株価引き下げ 災害による修繕工事の繰延は21.3期にも影響
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が小安い。東海東京調査センターでは、災害による修繕工事の繰延は来21.3期にも影響を及ぼそうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は8570円→8390円と引き下げた。
今20.3期営業利益は前年比0.9％増の1988億円。会社計画は妥当な数値と判断し、ほぼ同水準の利益を見込んでいるとした。
来21.3期営業利益は前年比0.5％増の1999億円と予想。流通業および不動産業においては、今20.3期に開業した宿泊特化型ホテルの利益貢献や、新規賃貸物件の取得等により堅調な増益を見込む一方で、運輸業においては、（1）繰り延べられた修繕工事の発生による費用増、（2）20.3期のうるう年・GW10連休効果による運輸収入増加の反動から減益を見込むとした。連結全体では、これらがオフセットされることで、かすかながらも増益が継続すると予想。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が小安い。東海東京調査センターでは、災害による修繕工事の繰延は来21.3期にも影響を及ぼそうとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は8570円→8390円と引き下げた。
今20.3期営業利益は前年比0.9％増の1988億円。会社計画は妥当な数値と判断し、ほぼ同水準の利益を見込んでいるとした。
来21.3期営業利益は前年比0.5％増の1999億円と予想。流通業および不動産業においては、今20.3期に開業した宿泊特化型ホテルの利益貢献や、新規賃貸物件の取得等により堅調な増益を見込む一方で、運輸業においては、（1）繰り延べられた修繕工事の発生による費用増、（2）20.3期のうるう年・GW10連休効果による運輸収入増加の反動から減益を見込むとした。連結全体では、これらがオフセットされることで、かすかながらも増益が継続すると予想。
★13:12 トレファク－後場ストップ高 アマゾンジャパンと提携
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が後場ストップ高。日本経済新聞電子版は3日12時ごろ、同社がアマゾンジャパンと提携し、中古品の買取サービスを始めたと報じた。なお、同社側でも同日、同じ内容のプレスリリースを発表している。
記事によれば、利用者はアマゾンのアカウントで手続きが可能になり、個人情報を入力する手間が省ける。トレファクはアマゾンの集客力を活用して新たな利用者を呼び込み、激化する中古品の買い取り競争に対応するとしている。
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が後場ストップ高。日本経済新聞電子版は3日12時ごろ、同社がアマゾンジャパンと提携し、中古品の買取サービスを始めたと報じた。なお、同社側でも同日、同じ内容のプレスリリースを発表している。
記事によれば、利用者はアマゾンのアカウントで手続きが可能になり、個人情報を入力する手間が省ける。トレファクはアマゾンの集客力を活用して新たな利用者を呼び込み、激化する中古品の買い取り競争に対応するとしている。
★13:17 ＪＲ東海－東海東京が目標株価引き下げ 21.3期のばん回に期待
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が小高い。東海東京調査センターでは、今20.3期は一過性の費用増で減益も、来21.3期のばん回に期待するとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は27300円→26900円と引き下げた。
東海東京予想における今20.3期営業利益は前年比1.7％減の6977億円。修繕費増加などを反映し、下方修正とした。単体営業費用は前年比約340億円増加すると見ているとしたが、そのうち150億円程度は、今期の一過性要因によるものと推察。
今21.3期は営業利益が同8.2％増の7548億円と予想。前期の一過性費用がはく落することに加えて、20年春に予定されている東海道新幹線ダイヤ改正による輸送量逓増の効果を想定し、前期からばん回する増益基調を予想するとした。
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が小高い。東海東京調査センターでは、今20.3期は一過性の費用増で減益も、来21.3期のばん回に期待するとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は27300円→26900円と引き下げた。
東海東京予想における今20.3期営業利益は前年比1.7％減の6977億円。修繕費増加などを反映し、下方修正とした。単体営業費用は前年比約340億円増加すると見ているとしたが、そのうち150億円程度は、今期の一過性要因によるものと推察。
今21.3期は営業利益が同8.2％増の7548億円と予想。前期の一過性費用がはく落することに加えて、20年春に予定されている東海道新幹線ダイヤ改正による輸送量逓増の効果を想定し、前期からばん回する増益基調を予想するとした。
★13:22 横河電機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 制御受注の堅調な伸長を見込む
横河電機<6841.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、制御受注の堅調な伸長を見込むとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2200円→2120円と引き下げた。
外部環境としては、油価の動向を注視する必要はあるが、投資開始を控える案件も多く、引き続き緩やかな改善傾向にある。残る課題は利益計画の達成力。前19.3期営業利益は4Qに一過性の費用が発生したことや、想定ほどの売上高を計上しきれなかったことで、会社計画に未達となった。18.3期は油価の急激な下落で、子会社ののれんなど減損を計上している。同社のビジネスモデルの強みは、オイル＆ガス等需要の起伏が激しい市場をターゲットにしつつ、既存設備の運営投資（OPEX）に関わる売り上げを多く持つことや、新規事業でも過大な損失発生の可能性が低いこと。今20.3期営業利益は豊富な受注残を活かし、前期比19％増の412億円と会社計画400億円を上回る着地が可能と考えるとした。
横河電機<6841.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、制御受注の堅調な伸長を見込むとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は2200円→2120円と引き下げた。
外部環境としては、油価の動向を注視する必要はあるが、投資開始を控える案件も多く、引き続き緩やかな改善傾向にある。残る課題は利益計画の達成力。前19.3期営業利益は4Qに一過性の費用が発生したことや、想定ほどの売上高を計上しきれなかったことで、会社計画に未達となった。18.3期は油価の急激な下落で、子会社ののれんなど減損を計上している。同社のビジネスモデルの強みは、オイル＆ガス等需要の起伏が激しい市場をターゲットにしつつ、既存設備の運営投資（OPEX）に関わる売り上げを多く持つことや、新規事業でも過大な損失発生の可能性が低いこと。今20.3期営業利益は豊富な受注残を活かし、前期比19％増の412億円と会社計画400億円を上回る着地が可能と考えるとした。
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