ヘリオス-買い気配 急性呼吸窮迫症候群に対する治験の二次解析結果が公表
ヘリオス<4593.T>が買い気配。同社は6月3日大引け後に、米国アサシス社が欧米にて実施した急性呼吸窮迫症候群に対する治験(MUST-ARDS試験)二次解析結果が公表されたと発表した。
同社は現在、アサシス社の創製した幹細胞製品HLCM051(MultiStem)を用いて、日本国内において急性呼吸窮迫症候群(ARDS)と脳梗塞を対象疾患とした治験をそれぞれ実施中。5月に開催されたAmerican Thoracic Society International Conference(ATS、米国胸部学会)でのMUST-ARDS試験の治験責任医師であるDr. Geoff Bellinganによる発表では、MultiStem投与群および非投与群における炎症性サイトカインの反応の差などが示され、 MultiStemの一貫した免疫調整という薬理作用に関する理解が深まったとした。
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