前場コメント No.3 カシオ計算機、QBネット、インソース、JFEHD、ニチアスなど

2019/06/04(火) 11:30
★9:03  カシオ計算機-続伸 上限400万株・50億円の自己株取得へ 割合は1.62%
 カシオ計算機<6952.T>が続伸。同社は3日に、上限400万株・50億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元の拡充ならびに資本効率の向上を図るため。取得期間は6月4日~7月4日。上限400万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.62%となる。

★9:03  QBネット-5日ぶり反発 5月既存店10%増収 全店は12%増収
 キュービーネットホールディングス<6571.T>が5日ぶり反発。同社は3日、5月の国内店舗売上高の前年比(速報)を発表し、既存店売上高は9.9%増となった。全店は12.0%増だった。
 2019年2月に実施した値上げが影響した。また、土日祝日の日数は前年同月に比べ2日多かったことも奏功した。

★9:04  インソース-売り気配 115万株を売り出し 株式分割も発表
 インソース<6200.T>が売り気配。同社は3日、ルプラスなどを売出人とする100万株の売り出し、上限15万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は6月10日~6月12日のいずれかの日に決める。
 併せて、株式分割を行うことも発表した。株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図ることを目的にしている。8月30日を基準日として、普通株式を1株につき1.25株の割合で分割する。
 また、19.9期の期末配当予想を14円(前の期は12円)にすると発表した。株式分割を考慮した場合、14円から修正後17円50銭となり、実質3円50銭の増配となる。

★9:04  JFEHD-みずほが目標株価引き下げ ガイダンス発表で悪材料出尽くしとは言い切れず
 JFEホールディングス<5411.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、ガイダンス発表で悪材料出尽くしとは言い切れずとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1940円→1640円と引き下げた。
 前19.3期下期に一時休止に至った高炉3基の稼働はいずれも正常化。マニュアル作成・共有化など再発防止に向けていち早く手を打った点は高く評価するとしたが、経営環境は不透明感を増していると判断。
 今20.3期については今回新たに四半期ベースで予想を作成。1Qのセグメント利益は410億円と予想。これは前年同期の同利益を48.5%下回る水準。今20.3期の年間予定1株配当金は60円(前期比35円減)と想定。来21.3期についても新たに半期ベースで予想を作成。上期560億円(前年同期比30.0%減)、下期440億円(同37.1%減)と想定。消費税率引き上げの影響が一巡し、利益が本格回復に転じるのは22.3期からとの見方を示した。

★9:04  ティーライフ-4日続落 3Q累計経常益7%減 配送料の値上げ響く
 ティーライフ<3172.T>が4日続落。同社は3日に、19.7期3Q累計(8-4月)の連結経常利益は2.2億円(前年同期比7.1%減)だったと発表した。通期の会社計画3.5億円に対する進ちょくは62.2%となっている。
 卸売事業やプロパティ事業は増益となったものの、小売事業が配送料の値上げなどにより減益となったことが響いた。

★9:04  ニチアス-みずほが目標株価引き下げ 1Q決算で当面の悪材料は出尽くし
 ニチアス<5393.T>が小高い。みずほ証券では、1Q決算で当面の悪材料は出尽くしとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2600円→2300円と引き下げた。
 今20.3期営業利益は218億円と前年比4%減益と予想、会社計画比では10億円の上振れとみるとした。会社計画は上期が保守的であり、みずほでは上期営業利益を会社計画比10億円上振れの98億円(前年同期比16%減)とみられる。ただし、今20.3期1Q(4~6月)は厳しい滑り出しが予想され、みずほでは1Q営業利益を前年同期比29%減の46億円と予想。2Q(7~9月)営業利益は前年同期並みの52億円を予想しているとし、1Q決算で当面の悪材料は出尽くしとの見方を示した。


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