前場コメント No.13 日本光電工業、酉島製作所、THEグローバル社、PALTAC、出光興産など

2019/06/04(火) 11:31
★9:46  日本光電工業-TIWが「2+」継続 20.3期も増収増益基調の持続を見込む
 日本光電工業<6849.T>が底堅い。投資情報会社のTIWでは、今20.3期も増収増益基調の持続を見込むとし、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 新製品の投入遅れはあったものの、業績は緩やかな拡大基調が続いている。競争力の高い生体情報モニター新製品の寄与により、今期も収益続伸が見込まれる。今後も採算性の良い自社製品・消耗品の安定成長で収益性が向上するとの見方に変わりはなし。株価は2019年になってやや軟調な動きとなっているが、TIWでは中期的な観点から株価上昇を想定しているとした。

★9:49  酉島製作所-岩井コスモが新規「B+」 会社予想を上回る業績が期待できる
 酉島製作所<6363.T>が小高い。岩井コスモ証券では、受注残高が多く需要にも追い風が見込めるため、会社予想を上回る業績が期待できると判断。投資判断「B+」、目標株価1140円として、カバレッジを開始した。
 今期の会社予想は2019中期経営計画に沿ったもので、受注残高が多いことから上振れる可能性がある。懸念事項の1つであった工期などで問題が発生していた海外プロジェクト案件もほとんどが収束したことや売上高に占めるサービス比率が順調に伸びていることも評価。TR-COMでは、生産性向上が期待できることから好評のもようで、今後の受注に寄与してくる見込み。また、株主還元策としての自社株買いと取得した株式の消却も評価できるとした。

★9:53  THEグローバル社-底堅い 京都市中京区でホテル事業用地を取得
 THEグローバル社<3271.T>が底堅い。同社は6月3日大引け後に、子会社であるグローバル・エルシード(京都市)が京都市中京区において、ホテル事業用地を取得したと発表した。客室38室(予定)のホテルを11月に着工し、2020年10月の竣工を目指す。

★9:53  PALTAC-岩井コスモが新規「B+」 中長期的な成長を確保する見通し
 PALTAC<8283.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、RDCへの投資、メーカー・小売業の効率化に貢献することで、中長期的な成長を確保する見通しとコメント。投資判断「B+」、目標株価6000円として、カバレッジを開始した。
 新しい物流モデルの確立を目指して、2018年8月にはRDC新潟を稼働。年間出荷能力は従前の150億円から250億円に拡大、バラピック人員の生産性は従前と比べて月平均で1.9倍(3月時点)にまで改善。償却負担の増加などがあるものの、従前よりも効率的な改善・運営ノウハウを蓄積しているもよう。
 今期は11月にRDC埼玉が稼働の予定で、その一過性の初期費用(約10億円)により前期比1.6%営業減益となる見通し。ただし、好調な事業を反映して売上高は同3.4%増と順調に伸長する見通しとした。

★9:57  サトーHD-TIWが「2+」継続 国内の事業環境は良好
 サトーホールディングス<6287.T>が3日続落。投資情報会社のTIWでは、国内の事業環境は良好と判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 国内の人手不足を背景とした自動化・省力化ニーズ、表示制度への対応ニーズが当面収益を下支えすると見られる。また、中期的には海外の収益拡大、IDP事業の寄与が加わることで成長を維持できる見通し。現在株価に割安感が強いわけではないが、TIWでは中期的な視点から株価上昇を見込むとした。

★10:02  出光興産-3日ぶり反発 徳山事業所におけるバイオマス発電の事業化決定
 出光興産<5019.T>が3日ぶり反発。同社は3日に、徳山事業所(山口県周南市)におけるバイオマス発電の事業化を決定したと発表した。
 営業開始は2022年度内を目指し、発電出力は5万キロワット、年間発電規模は約10万世帯分の電力に匹敵する3億6000万キロワット・アワーの、大型木質バイオマス発電所になるという。
 このプロジェクトは、製油所跡地と既存のインフラを活用するもの。現在同社の化学事業の主力拠点である徳山事業所は、新たに地球温暖化防止を目的とした非化石エネルギーの活用拠点としても生まれ変わるとしている。


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