〔Market Flash〕スマホゲーム新規タイトルへの注目が集まる～ＳＭＢＣ日興

【14:10】スマホゲーム新規タイトルへの注目が集まる～ＳＭＢＣ日興 　ＳＭＢＣ日興証券ではエンタメセクターにおいて、新作スマホゲームへの注目が集まっていることを紹介している。5月29日には任天堂（7974）の持分法関連会社のポケモンが、「ポケモン事業戦略発表会」を開催し、その中でＤｅＮＡ（2432）との協業タイトルである新作アプリ「ポケモンマスターズ」を2019年中に配信開始と発表した。詳細は6月ごろの公開とのことで、そのタイミングで再び市場の注目を集めると、ＳＭＢＣ日興では予想している。6月3日にはのスクエニＨＤ（9684）がコロプラ（3668）との共同開発による「ドラゴンクエストウォーク」を発表した。こちらは6月11日には関東地区限定でβ版体験会を行うとのことで、ファンの反応を注視したいとコメントしている。 【13:30】GDP2次速報では小幅下方修正を予想～野村 　野村証券では、10日に発表される2019年10-12月期GDP統計の2次速報に関して、1次速報の前期比年率+2.1％から、同+1.9％に下方修正されると予想している。2次速報では、6月3日に公表された法人企業統計に加えて、1次速報公表時点段階で未公表であった基礎統計の結果が反映される。野村では、設備投資が大きく上方修正される一方、在庫投資が下方修正されると予想しており、1次速報時点での高成長が「良いかたち」で緩やかなものになると考えている。 【12:45】大手ゼネコンに弱気になる必要はない～ＭＳＭＵＦＧ 　モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では建設セクターに関して、株価調整によって投資妙味が高まったとの見方から、業界投資判断を「In-Line」から「Attractive」に引き上げている。足元の受注残が近年における最高水準に達していることや、今後、2024年や2025年に竣工させる必要のある大型工事の出件が控えていることなどを踏まえれば、少なくとも近い将来においてスーパーゼネコンが安値受注に走る理由はないと考えている。景況感の悪化に伴う建設投資の減少は潜在的なリスクではあるが、その場合、他の景気敏感業種の業績が悪化する中で相対的に底堅い業績を見込むことができることから、むしろ相対的に建設株が選好される展開になるとＭＳＭＵＦＧでは考えている。 【10:15】建機セクター　令和時代に生まれる3つの変化～三菱ＵＦＪＭＳ 　三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、建設機械は平成時代に大変革が起きた産業の一つと考えている。代表的な変化として、中国を中心とする新興国の一般建機市場の勃興、資源バブルによる鉱山機械市場の拡大、「KOMTRAX」に代表されるICT技術の活用などを挙げている。また、令和時代に建設機械産業で起きうる変化についても考察しており、（1）CASEの進展、（2）世界的な都市化、（3）エネルギー源の脱石炭―という3つの変化に注目している。 【9:30】海運のセンチメント底打ちは近い～ＪＰモルガン 　ＪＰモルガン証券では海運セクターに関して、各社の本決算は構造改革効果もあり、業績底打ちが見えてきた内容であったと評価している。懸念のＯＮＥ社の業績改善が進んでいるほか、SOx規制対応費用の転嫁交渉も進ちょくしているとのこと。海運株のアウトパフォームには貿易摩擦などの不透明要因払しょくが欠かせないが、ＯＮＥの業績改善、構造改革、資産売却など、業界ないし個社の独自要因で評価され得るバリュエーション水準にあるとみている。同観点からＪＰモルガンでは、運輸セクターにおいて、鉄道と海運のバーベル戦略、鉄道＞海運＞物流＞空運の選好順という見方を継続している。 【8:45】寄り前気配は東邦ＨＤ、三菱電、武蔵銀、阿波銀が高い気配値 　主力株の寄り前気配では、東邦ＨＤ(8129)+20.71%、三菱電(6503)+11.78%、武蔵銀(8336) +9.92%、阿波銀(8388) +9.55%、タダノ(6395) +9.04%、北国銀(8363) +8.80%、山合銀(8381) +8.71%、スタンレ電(6923) +8.42%、スギＨＤ(7649) +8.01%、ヤマハ(7951) +7.94%などが高い気配値。 　一方、スズケン(9987) -6.09%、山九(9065) -5.12%、Ｔ＆ＤＨＤ(8795) -4.92%、アルフレッサ (2784) -4.82%、住友重(6302) -3.42%、ＩＴＨＤ(3626) -3.17%、ケーヒン(7251) -3.13%、ニフコ(7988) -2.95%、大日印(7912) -2.90%、邦ガス(9533) -2.44%などが安い気配値となっている。