前場コメント No.2 塩野義製薬、川崎重工業、楽天、スターマイカ、泉州電業など

2019/06/05(水) 11:30
★9:01  塩野義製薬-買い気配 抗インフルエンザ薬の臨床試験で主要目的を達成
 塩野義製薬<4507.T>が買い気配。同社は4日、インフルエンザウイルス感染症の発症抑制効果の検証を目的としたゾフルーザの第3相臨床試験において、主要目的を達成したと発表した。
 なお、試験の詳細な結果は、今後、関連学術論文や学会にて発表する予定としている。

★9:02  川崎重工業-三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ 業績本格回復時期の後ずれを考慮
 川崎重工業<7012.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業績本格回復時期の後ずれを考慮。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を3800円→2850円と引き下げた。
 エクイティストーリーを見直し。これまでは「注力事業の拡大と個別案件の採算悪化リスク後退によるROICの上昇」の早期達成を予想していたが、外部環境悪化に加え、注力事業での業績悪化リスクや低採算事業での赤字継続リスクなどを想定、業績回復へのビジビリティが従来想定より悪化。業績の本格回復が、従来想定よりも遅れるとの見方へ変更するとした。来21.3期までは業績踊り場を想定。
 株価バリュエーションはヒストリカルで安値圏だが、個別での業績改善要因も当面見込み難いため、レーティングを引き下げ。今後は、中計で示した本部主導ガバナンスや財務体質強化策、構造改革の進ちょくを注視するとした。

★9:02  楽天-続伸 NECと共同で5G基地局を共同開発 日経報道
 楽天<4755.T>が続伸。日経電子版は5日2時、同社がNEC<6701.T>と共同で5G基地局を共同開発すると報じた。
 記事によれば、クラウド技術を使ってコストを抑えた基地局向けの無線アンテナを共同開発し、2024年度末までに全国約1万6千カ所で展開する。米中貿易戦争で中国・華為技術(ファーウェイ)製品の調達リスクも目立つ中、楽天とNECは国産技術を使い5Gの普及を図るとしている。なお、株価はNEC<6701.T>も買い気配でスタートしている。

★9:02  スターマイカ-買い気配 三菱UFJMSが新規「Buy」 リノベマンションが中期的に増益をけん引
 スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>が買い気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、リノベマンションが中期的に増益をけん引すると想定。投資判断「Buy」、目標株価2300円として、カバレッジを開始した。
 中期的には、リノベマンションの仕入拡大に伴う賃料収入・売却益の増加による利益成長を評価。収益不動産を賃貸・販売するインベストメント事業の事業規模縮小などにより、今19.11期は営業減益に転じるとみられるが、主力のリノベマンション事業の仕入進ちょくにより、来20.11期以降は2ケタ増益ペースに回復すると予想。

★9:02  泉州電業-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は18%増益
 泉州電業<9824.T>が買い気配。同社は4日に、19.10期通期の連結営業利益予想を従来の41.2億円から42.4億円(前期比9.6%増)に引き上げると発表した。上期において、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移し、建設需要も堅調に推移したことなどにより、業績予想を修正する。
 19.10期上期(11-4月)の連結営業利益は21.5億円(前年同期比18.0%増)だった。
 併せて、19.10期の中間配当を30円→35円(前期は25円)にするとともに、期末配当予想を30円→35円(前期は30円)に修正すると発表した。年間配当は60円→70円(前期は55円)となる。

★9:02  泉州電業-買い気配 上限15万株・5億円の自己株取得へ 割合は1.53%
 泉州電業<9824.T>が買い気配。同社は4日に、上限15万株・5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元の充実と資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は6月5日~10月31日。上限15万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.53%となる。


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