前場コメント No.6 不二電機、日本製鉄、ＪＥＳＣＯ、カシオ計算機、モロゾフなど
★9:07 不二電機工業－急落 1Q営業益75％減 上期進ちょく率は22.3％
不二電機工業<6654.T>が急落。同社は4日に、19.1期1Q（2-4月）の営業利益は3000万円（前年同期比74.6％減）だったと発表した。上期の会社計画1.3億円に対する進ちょくは22.4％となっている。
端子台をはじめとする電力向け製品や太陽光発電向け接続箱、海外向けの遮断器用補助スイッチなどが減少。売上減から収益性が悪化し、利益を押し下げた。
不二電機工業<6654.T>が急落。同社は4日に、19.1期1Q（2-4月）の営業利益は3000万円（前年同期比74.6％減）だったと発表した。上期の会社計画1.3億円に対する進ちょくは22.4％となっている。
端子台をはじめとする電力向け製品や太陽光発電向け接続箱、海外向けの遮断器用補助スイッチなどが減少。売上減から収益性が悪化し、利益を押し下げた。
★9:07 日本製鉄－みずほが目標株価引き下げ 粗鋼減産が顕在化していないリスクとして残る
日本製鉄<5401.T>が続伸。みずほ証券では、粗鋼減産が顕在化していないリスクとして残ると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1950円→1770円と引き下げた。
以下3点より、今下期に粗鋼減産・販価下落に見舞われ、事業利益は来21.3期まで減益が続くとの見方を示した。（1）在庫増大：4月末の国内薄板3品在庫は453万トンと適正水準と言われる400万トンを10％以上上回る。（2）普通鋼鋼材国内受注の減速：伸び率は19年1月は前年同月比1.2％増であったが、2月が同2.8％減、3月は同4.6％減。（3）製品値上げの動き：同社は主原料・物流などのコスト上昇に対応し、20.3期上期分から5000円/トン以上の値上げを打ち出した。受注にピークアウト感が現出の中におけるコスト上昇転嫁のため値上げという点では、91年前半・97年前半・08年前半と良く似たケースと言える。
日本製鉄<5401.T>が続伸。みずほ証券では、粗鋼減産が顕在化していないリスクとして残ると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1950円→1770円と引き下げた。
以下3点より、今下期に粗鋼減産・販価下落に見舞われ、事業利益は来21.3期まで減益が続くとの見方を示した。（1）在庫増大：4月末の国内薄板3品在庫は453万トンと適正水準と言われる400万トンを10％以上上回る。（2）普通鋼鋼材国内受注の減速：伸び率は19年1月は前年同月比1.2％増であったが、2月が同2.8％減、3月は同4.6％減。（3）製品値上げの動き：同社は主原料・物流などのコスト上昇に対応し、20.3期上期分から5000円/トン以上の値上げを打ち出した。受注にピークアウト感が現出の中におけるコスト上昇転嫁のため値上げという点では、91年前半・97年前半・08年前半と良く似たケースと言える。
★9:08 ＪＥＳＣＯ－反発 ベトナム建設省より「一級建設関係能力証明書」受領
ＪＥＳＣＯホールディングス<1434.T>が6日ぶり反発。同社は6月4日大引け後に、連結子会社であるJESCO HOA BINH ENGINEERING JSC（ホーチミン市）が、ベトナム建設省からMEP工事に関する「一級建設関係能力証明書」を受領したと発表した。
この証明書は、ベトナム建設省がMEP工事の実績と完工高の実績、MEP工事施工管理技術者の資格保持者数、その他の技術者の人数、20階以上の建物のMEP工事実績などを評価して、等級を認定するもの。等級は一級から四級まであり、すべての条件をクリアし、一級の資格の認定を受領したとしている。
ＪＥＳＣＯホールディングス<1434.T>が6日ぶり反発。同社は6月4日大引け後に、連結子会社であるJESCO HOA BINH ENGINEERING JSC（ホーチミン市）が、ベトナム建設省からMEP工事に関する「一級建設関係能力証明書」を受領したと発表した。
この証明書は、ベトナム建設省がMEP工事の実績と完工高の実績、MEP工事施工管理技術者の資格保持者数、その他の技術者の人数、20階以上の建物のMEP工事実績などを評価して、等級を認定するもの。等級は一級から四級まであり、すべての条件をクリアし、一級の資格の認定を受領したとしている。
★9:08 三菱ＵＦＪ－ドイツ証が目標株価引き下げ 高利回り株株としての価値に着目
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が続伸。ドイツ証券では、高利回り株株としての価値に着目し、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は800円→685円と引き下げた。
前19.3期実績と今20.3期ガイダンスから、今後3年間の業績予想を見直し。目標株価の算定基準年を今20.3期から来21.3期に変更したが、予想EPSに大きな変動はなし。ただし、最近の銀行株全体の下落から適用PERを10.5倍から9.0倍に修正したため、目標株価を引き下げるとした。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が続伸。ドイツ証券では、高利回り株株としての価値に着目し、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は800円→685円と引き下げた。
前19.3期実績と今20.3期ガイダンスから、今後3年間の業績予想を見直し。目標株価の算定基準年を今20.3期から来21.3期に変更したが、予想EPSに大きな変動はなし。ただし、最近の銀行株全体の下落から適用PERを10.5倍から9.0倍に修正したため、目標株価を引き下げるとした。
★9:08 カシオ計算機－ドイツ証が目標株価引き下げ 自己株取得を発表
カシオ計算機<6952.T>が小高い。ドイツ証券では、自己株取得を発表、今後は「成長」に期待とコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1500円→1300円と引き下げた。
6月3日に、上限50億円（400万株、自己株式を除く発行済み株式に対して1.6％）とする自己株式取得を発表。先に発表された中期計画においては、配当は配当性向40％水準およびDOE5％水準とする一方、自己株式取得は「柔軟かつ機動的に対応」との言及にとどまっていた。財務基盤とキャッシュ創出力が高い同社にしては、やや消極的とも見えた中で、今回の発表は足もとの株価水準が考慮されたと推察。今後追加的に行われる可能性が高いとは言い難いが、改めてキャッシュ創出力の高さを示す発表であったとの見方を示した。
カシオ計算機<6952.T>が小高い。ドイツ証券では、自己株取得を発表、今後は「成長」に期待とコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1500円→1300円と引き下げた。
6月3日に、上限50億円（400万株、自己株式を除く発行済み株式に対して1.6％）とする自己株式取得を発表。先に発表された中期計画においては、配当は配当性向40％水準およびDOE5％水準とする一方、自己株式取得は「柔軟かつ機動的に対応」との言及にとどまっていた。財務基盤とキャッシュ創出力が高い同社にしては、やや消極的とも見えた中で、今回の発表は足もとの株価水準が考慮されたと推察。今後追加的に行われる可能性が高いとは言い難いが、改めてキャッシュ創出力の高さを示す発表であったとの見方を示した。
★9:09 モロゾフ－5日続落 1Q営業益16％減 原材料費や減価償却費増が重荷
モロゾフ<2217.T>が変わらずを挟んで5日続落。同社は4日に、20.1期1Q累計（2-4月）の営業利益は8.5億円（前年同期比15.8％減）だったと発表した。上期の会社計画8.6億円に対する進ちょく率は99.2％となっている。
原材料費が上昇しているほか、西神工場のライン再構築に伴い減価償却費が増加していることなどから減益で推移している。
モロゾフ<2217.T>が変わらずを挟んで5日続落。同社は4日に、20.1期1Q累計（2-4月）の営業利益は8.5億円（前年同期比15.8％減）だったと発表した。上期の会社計画8.6億円に対する進ちょく率は99.2％となっている。
原材料費が上昇しているほか、西神工場のライン再構築に伴い減価償却費が増加していることなどから減益で推移している。
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