前場コメント No.11 ファンコミ、東京エレクトロン、三井住友、テレビ朝日、富士フイルムなど
★9:33 ファンコミ－続伸 人工知能学会全国大会でクリック率予測モデルの研究成果を報告
ファンコミュニケーションズ<2461.T>が続伸。同社は6月4日大引け後に、情報科学技術研究所所属の片桐智志氏が、2019年度人工知能学会全国大会にて、Web広告のクリック率（CTR）予測モデルの評価に関する研究成果を報告すると発表した。同大会は6月4日～7日に新潟市内で開催され、報告は6日の午後に行うとした。
ファンコミュニケーションズ<2461.T>が続伸。同社は6月4日大引け後に、情報科学技術研究所所属の片桐智志氏が、2019年度人工知能学会全国大会にて、Web広告のクリック率（CTR）予測モデルの評価に関する研究成果を報告すると発表した。同大会は6月4日～7日に新潟市内で開催され、報告は6日の午後に行うとした。
★9:35 東京エレクトロン－ドイツ証が目標株価引き上げ 短期業績下振れリスクは織り込みつつある
東京エレクトロン<8035.T>が続伸。ドイツ証券では、短期は業績下振れリスクも、株価に織り込みつつあると判断。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は14700円→16300円と引き上げた。
5G需要に対する楽観論から株価は4月に年初来高値を更新したものの、足もとでは米中貿易摩擦の激化を受けて、弱含みとなっている。特にファーウェイが米国のEntity Listに掲載されたことで、株式市場は足もとのWFE市場悪化リスクを織り込みに行った。これに対してドイツ証では、今後2年間のWFE市場が最大15％落ち込むリスクがあると想定。一方で、直近の株価下落によって、先日発表された最大1500億円の自社株買いの効果も含めると、リスクはほぼすべて織り込まれつつあるとの見方を示した。
東京エレクトロン<8035.T>が続伸。ドイツ証券では、短期は業績下振れリスクも、株価に織り込みつつあると判断。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は14700円→16300円と引き上げた。
5G需要に対する楽観論から株価は4月に年初来高値を更新したものの、足もとでは米中貿易摩擦の激化を受けて、弱含みとなっている。特にファーウェイが米国のEntity Listに掲載されたことで、株式市場は足もとのWFE市場悪化リスクを織り込みに行った。これに対してドイツ証では、今後2年間のWFE市場が最大15％落ち込むリスクがあると想定。一方で、直近の株価下落によって、先日発表された最大1500億円の自社株買いの効果も含めると、リスクはほぼすべて織り込まれつつあるとの見方を示した。
★9:36 ユナイテッドアローズ－反落 5月の小売+ネット通販既存店売上高4％増
ユナイテッドアローズ<7606.T>が反落。同社は4日の大引け後に、5月の小売+ネット通販既存店売上高が前年同月比4.2％増だったと発表した。全社売上高は同4.2％増。
5月は寒暖差が激しかったものの、月後半の気温上昇とともに夏物衣料の動きが活発化し、小売＋ネット通販既存店売上高は前年を上回った。当月は前年同月に比べて休日が2日多く、小売＋ネット通販既存店売上高前期比に対して＋2.9％程度の影響があったと推測されるとしている。株価は買いが先行したものの、大型連休の押し上げ期待も高かっただけに、ポジティブな反応は限定的。早々にマイナス圏に沈んだ後は下げ幅を広げる展開となっている。
ユナイテッドアローズ<7606.T>が反落。同社は4日の大引け後に、5月の小売+ネット通販既存店売上高が前年同月比4.2％増だったと発表した。全社売上高は同4.2％増。
5月は寒暖差が激しかったものの、月後半の気温上昇とともに夏物衣料の動きが活発化し、小売＋ネット通販既存店売上高は前年を上回った。当月は前年同月に比べて休日が2日多く、小売＋ネット通販既存店売上高前期比に対して＋2.9％程度の影響があったと推測されるとしている。株価は買いが先行したものの、大型連休の押し上げ期待も高かっただけに、ポジティブな反応は限定的。早々にマイナス圏に沈んだ後は下げ幅を広げる展開となっている。
★9:38 三井住友－ドイツ証が目標株価引き下げ 資本活用のステージへ
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、資本活用のステージへとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は5250円→4810円と引き下げた。
前19.3期実績と今20.3期ガイダンスから、今後3年間の業績予想を見直し。目標株価の算定基準年を今20.3期から来21.3期に変更したが、予想EPSに大きな変動はなし。ただし、最近の銀行株全体の下落から適用PERを10.0倍から9.0倍に修正したため、目標株価を引き下げるとした。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が4日ぶり反発。ドイツ証券では、資本活用のステージへとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は5250円→4810円と引き下げた。
前19.3期実績と今20.3期ガイダンスから、今後3年間の業績予想を見直し。目標株価の算定基準年を今20.3期から来21.3期に変更したが、予想EPSに大きな変動はなし。ただし、最近の銀行株全体の下落から適用PERを10.0倍から9.0倍に修正したため、目標株価を引き下げるとした。
★9:40 テレビ朝日－東海東京が目標株価引き下げ 2期連続の2ケタ営業減益計画で
テレビ朝日ホールディングス<9409.T>が続伸。東海東京調査センターでは、2期連続の2ケタ営業減益計画で、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2260円→1990円と引き下げた。
今20.3期業績計画は、売上高が前年比横ばいの3030億円、営業利益が同20％減の130億円。前提はタイム収入が同2.3％減、スポット収入が同1.5％減、番組制作費が同1％増の886億円。主にテレビ広告収入の減少と番組制作費などのコスト増加を要因に2期連続の営業減益となる計画。東海東京予想における今20.3期業績は、売上高が3026億円、営業利益が140億円。前提はタイム収入が前年比0.8％減、スポット収入が同0.6％減、番組制作費が886億円。
テレビ朝日ホールディングス<9409.T>が続伸。東海東京調査センターでは、2期連続の2ケタ営業減益計画で、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2260円→1990円と引き下げた。
今20.3期業績計画は、売上高が前年比横ばいの3030億円、営業利益が同20％減の130億円。前提はタイム収入が同2.3％減、スポット収入が同1.5％減、番組制作費が同1％増の886億円。主にテレビ広告収入の減少と番組制作費などのコスト増加を要因に2期連続の営業減益となる計画。東海東京予想における今20.3期業績は、売上高が3026億円、営業利益が140億円。前提はタイム収入が前年比0.8％減、スポット収入が同0.6％減、番組制作費が886億円。
★9:42 富士フイルム－6日ぶり反発 順天堂大学発の再生医療ベンチャーに出資
富士フイルムホールディングス<4901.T>が6日ぶり反発。同社傘下の富士フイルムは4日、再生医療ベンチャーのＪＵＮＴＥＮ ＢＩＯに第三者割当増資を引き受けるかたちで2億円を出資したと発表した。
ＪＵＮＴＥＮ ＢＩＯは順天堂大学発ベンチャーで、免疫寛容を誘導する再生医療製品の実用化を目指している。
出資と合わせ、同社子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリングとの間で再生医療製品の開発に関する業務委託契約を締結したことも発表した。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が6日ぶり反発。同社傘下の富士フイルムは4日、再生医療ベンチャーのＪＵＮＴＥＮ ＢＩＯに第三者割当増資を引き受けるかたちで2億円を出資したと発表した。
ＪＵＮＴＥＮ ＢＩＯは順天堂大学発ベンチャーで、免疫寛容を誘導する再生医療製品の実用化を目指している。
出資と合わせ、同社子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリングとの間で再生医療製品の開発に関する業務委託契約を締結したことも発表した。
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